憧れのドゥブロブニクで無駄にドキドキ
朝早く起きて、モンテネグロのコトルを出発しみんな大好きクロアチアのドゥブロブニクに向かいます。
というわけで朝こっそり起きたわけなんですが、昨晩の韓国人に廊下で遭遇しましてボスニアヘルツェゴビナ行くならマルク持ってるからユーロと両替してくれない?とのことだったので両替してあげました。だいたい8ユーロぶん。昨日の夜は部屋のドイツ人がクロアチアに行くならあげるよ、と1ユーロぶんのクロアチア・クーナをくれました。みんなから小銭を巻き上げてほくほくです。あ、別にマルクは巻き上げてませんでした。
というわけでコトルからバスに揺られて約2時間半、無事クロアチアはドゥブロブニクに到着です。物価が高いので1泊だけの予定ですが、市バスに乗ったりする関係で現地通貨をおろさねばなりません。1クーナ≒16円くらいなので、中国元と同じくらいですね。計算しにくい。
というわけでバスターミナルすぐの宿にチェックインして、お金をおろしてスーパーに夜ご飯の買い出し行って一旦宿に戻って荷物を置いてさあ旧市街までバスに乗るぞ!と意気込んでいたら、ない。クレジットカードが…。
めちゃくちゃ焦りました。お金をおろしたときに使ったので失くして30分も経ってないはず。ダッシュでATMに戻るももちろんなくて、じゃあもうスーパーで落としたしかありえないと思ってレジのおばさんに「クレジットカード失くしたんだけど落ちてなかった?」と聞いたら「あるわよ~」と名前も確認せず返してくれました。あった~!よかった…。心臓止まるかと思った、っていうかたぶん失くしたと気付いた瞬間止まってた。良かった…気をつけよ…。
というわけで時間がないので旧市街までバスで向かおうと思います。帰りは歩きで。
バスチケットは車内でも買えるそうですが、乗車前にキオスクで買えば50円くらい安いみたいなんでバス停横のキオスクにチケットを買いに行ったらお姉さんが「12クーナよ。…ふはははは!」みたいな急に笑い出したのでこちらも笑顔で支払ってありがとうと伝えると「は?」と急に真顔を向けられました。なんやねん。
というわけで旧市街です。
おお、前評判通りの美しさ…
なんかめっちゃ工事してますけど。
ガチガチの観光地ですが綺麗なもんには変わりないですね。まあでも、こっちとネコチャンだらけのコトルだったら私はコトルのほうが~
あ…この街にも猫いる。こっちのほうが好きかも。
冗談はさておき、やっぱりこういう街はメインストリートよりも細い路地に限りますね。
ふらふら歩いてたらバスケットコートが…
で、この街はとある場所からの景色が超有名なんですが、そこに入るのに200クーナもかかるみたいなんです。予想より高くてちょっと3分くらい入り口で考え込んでしまいましたがせっかくなので入ることに。
というわけで城壁からです。
以下、好きな写真。良いでしょう。
あの中にはラピュタがある!
そういえば今日も雨予報のはずでしたがなんとかお天気に恵まれました。
城壁をぐるりと一周、景色はかなりいいですが結構距離ありました。
というわけで最後の最後にこの景色を拝めました。
周りは中国人だらけでロマンもへったくれもありませんでしたがやっぱり綺麗だ!赤い!
そいうえばこの街は魔女の宅急便のモデルになったとか。ラピュタじゃないですね。
晴れてはいますが結構気温は下がってきました。でも通行人がみんなアイスクリームを食べてるので私も買ってしまいました。凍えながら食べるアーモンド味最高です。
2€?したけどコトルのよりかなりボリューミーなので全然ありです。
最後にまた散策。
何を狙ってるの?
あとここで奇妙な団体客を見かけてしまいました。これはたまたま写真に写ってしまったのですが…いや撮ろうと思って撮ったわけではないですよ。断じて。変な団体客といえば真っ先に思い浮かべるのは中国人ですが今回は違いました。こちらです。
なぜみんな同じリュックを…。
というわけで旧市街を隅々まで歩き回り、宿まで約1時間かけて歩いて帰りました。ドゥブロブニクは旧市街以外も赤い屋根のかわいい家が多いですね。時間があったら他のエリアもぜひ散策したかったです。あとやっぱり海は文句なしで綺麗です。
宿の近くの船着き場。
ここは小型ボートばかり、観光用でしょうかね。
コトルで会ったあのご夫妻もドゥブロブニクに向かうと言っていたのでどこかに豪華客船が止まってるはずですが…どこに停まってたんだろう。旧市街から私の宿とは反対方向だったのかもしれません。
物価が高くなければゆっくりしたかったな~。
宿でご飯を作っていると一人旅の韓国人の女の子が話しかけてきたのでお喋り。英語が苦手なようで、「ここは良いところ、今日来た、4日間いる」と言ってそうなんだね~と返事をした5分後にはスーツケースを引きながら「バイバ~イ」と去って行ったので、私たちなんの会話をしてたんだろうなとなりました。何はともあれ、良い旅を。