いざウランバートルへ

久しぶりに重たい荷物を担いで新千歳へ。さーてモンゴルへ行くぞー!

今回の旅行は8泊9日。宿がやっている6泊7日のゴビ砂漠ツアーへ申し込んでいます。事前に来ていたメールだと、草原やら砂漠でゲルに宿泊するので電気なんてないっていうし当然シャワーもないよとのことでした。つまり洗濯も出来ないので着る服は当然少なくなるし荷物も少なく済むんじゃないかなと思ったけど、そんなことなかったです。

気温も湿度も日本より低いので過ごしやすそうではあるけど、砂漠でシャワーに浴びれないってのもきつそうなので、体拭くシート、普通に手を拭くアルコールシート、頭を拭くシャンプーシート、化粧落とし、お尻拭き等々、ありとあらゆるシートをバックパックにパンパンに詰め込んだ結果それなりに荷物は重くなりました。よくぞここまで多種多様なシートを集めたわ。さすが日本人です。

あと寝袋。昼夜の寒暖差が激しいらしいので今回の為にメルカリで購入。

 

新千歳から成田へ無事到着。この雲は飛行機揺れるやつ。

 

今回搭乗するのはMIATモンゴル航空のOM502便。14:40成田発で19:15ウランバートル着の直行便。調べれば調べるほど憂鬱になる天気予報。韓国が燃えている。

 

フライトまでは時間があったのでマックで暇つぶし。店員さんに勧められてハッピーセットを頼んだら申し訳ないがおもちゃ選んでくださいと言われたのでどうぶつ図鑑にしました。余計な荷物以外のなにものでもないけど、遊牧民の子にあげればいいか。

 

久しぶりにきた成田空港第2ターミナルはやはりテンションがあがりますわ!

そういえば出国スタンプはもらい損ねました。ゲート自動化なんて嫌いだ。

 

搭乗。3列シート×2で大きくないけど、機内は満席に近い。国際線の飛行機はだいたい大きいからいつもそんなに怖くないのに、これじゃ相当揺れるなとバクバク。

 

通路側席に座っていたら、窓側席の男性が1人やってきて「すみません、これからお連れさんがまだ来るんですけど…?」と不思議な日本語を話される。だからなんやねん、用件を最後まで話しなさいと思いつつ、お連れさんがきたらまた通しますよと言って、通してあげる。あとから遅れてやってきたお連れさんはモンゴル人女性で、カップルだったみたいです。

 

機内食。期待してなかったけど美味しかった。ビーフオアマトン?と聞かれるかと思ったけど、普通にビーフオアチキン?と聞かれました。これはチキンです。

 

配ってる最中に1度激しく揺れましたが、ジュースを貰った直後だったのでこぼさないことに必死であまり恐怖心はわかない。さっきトイレに行ったときも揺れたけど、トイレで転ぶわけにもいかないのでまっすぐ立つことに集中してたらそこまで怖くなかった。なるほど、いつも揺れたら怖いのは席にいるからだめなんだ。他のことに集中するのがいいのかもしれない。

 

出発から1時間以上経って、たぶん韓国上空?今まで経験したことない激しい揺れ…。

キャプテンの「クルーも座って!」という早口の英語が恐怖心を煽り、揺れてすっ飛んできたCAさんが私の座席に捕まった反動と合わせて座席から吹っ飛ぶんじゃないかと思いました。ああ、韓国に墜落して死ぬなんて嫌だな、どうせ落ちるなら海の上が良かった、なんて考えつつひじ掛けを握りしめ、隣を見るとカップルが手を握り合って恐怖に怯えていたので私も「手繋がせてもらっていいですか?」って声かけようかと思った。それくらい怖かった。

 

結局普通に着くんだよな。飛行機はいつだってそう。

というわけで、無事ウランバートルに着きました。出発は少し遅れたのに18:55に到着、入国審査もそこまで時間がかからずスムーズ。

 

到着したらすぐ、市内への移動手段の確保。カウンターがあるので、バスやらタクシーやら色々あるみたいだけど、乗り合いバンしかないよ。市内の渋滞がひどいから戻ってくるのは22時!と言われてがっくり。

ちなみにこのカウンターのスタッフは3人いたのに1人しか英語話せませんでした。こんなもんなのかな。

 

3時間ちかくあったので、お金をおろしたりツーリストインフォメーションでパンフもらったり、散策したり。

モンゴルの通貨はトゥグルグといい、1,000トゥグルグ≒42円。一番大きい紙幣で20,000トゥグルグ紙幣なので約855円となります。

事前にツアー主催者でもある宿のオーナーのボビーから、今ツアーの参加者は5人なので代金は1,461,600トゥグルグもってきてね♡クレジットは使えないわ♡と連絡がきていました。146万…単純に73枚の紙幣が必要となります。この手の国ってATMにお金があんまり入ってないこともあるし、現金をツアー出発までに入手できるか、それがこの旅最大の懸念材料でした。

 

 

お金入ってたー。ATMにたくさんお金入ってたー。

 

1回でおろせるお金の限度額が80万のATMと50万のATMがありました。80万のほうはお金入ってなくって動かず、50万のほうは問題なく働きました。ということで4回にわけてツアー代と諸々のお金をゲット。チンギス・ハーン国際空港に設置されているベンチは壁沿いではないのでお金数えていても背後から怪しい輩が近づいてくる可能性があります。わざわざトイレにこもってお金のカウントやら仕訳をしました。

 

用事も済み、空港うろうろしてたらエレベーターでバスの手配してたお姉さんにひっつかまりました。予定より早くバンが空港に戻ってきたそうです。というわけで21時過ぎにウランバートル市内へ。韓国人のビジネスマン3人と、日本人バックパッカー夫婦1組、一人旅の兄ちゃん1人、わし。

バンはみんなのホテルに寄り、最後に私をスフバートル広場におろして去っていきました。日本人は私以外もバックパッカーだけどみんなちゃんとしたホテル泊ってるんだね。ゲストハウスなんて私だけでした。

 

空港から市内中心部までは50kmほどだけど、渋滞がひどく宿に付いたのは22時45分。

 

移動しただけだけど、疲れた。知らない町の知らない部屋のベッドに寝転がる瞬間が好き。