やかましい人は嫌いであるという話
はい、本日は一日シュコダル観光です。
宿は朝食付きのはずなんですが朝起きたら誰もいなくてですね、誰もいないっていうか客がたぶん私一人しかいなかったんですが朝ご飯が無くってですね~。掃除のおばちゃんがいたので捕まえて、「朝ごはんは?」って聞いたら隣のピザ屋に行けってーんでいったらすごいものが出てきました。
生ハムが…!ワインが飲みたいです。
というわけで動きましょうか。シュコダルも町の南側に小高い丘があってその上に城があるんでそこ行こうかな~と思ってたんですが、城ちょっと飽きてしまって…。まあいいわ、のんびり市内を歩きましょうという日にしました。
私がいる間、一日も開くことのなかったツーリストインフォメーション。
次はモンテネグロの首都ポドゴリツァに行く予定だったんですが、それを取りやめてウルツィニという海沿いの街へ行くことにしました。なんかポドゴリツァ、ヨーロッパで一番醜い首都だとか何もないだとか酷い言われようでしてね、ちょっとそこまで言われるのすごい気になって行く気満々だったんですけど。
でも私醜いとかっていうよりそもそも首都ってあんまり好きじゃなかったなーということを思い出し、まあ時期的にもそろそろラストだしアドリア海を見に行こうと思い立ち行き先を変更することにしました。というわけでウルツィニ行のバスの時間、先人のブログで分かってたんですけど一応聞き込みに行くことに。
親父「ウルツィニ~ウルツィニ~」
私「明日乗りたいんだけど、何時?」
物乞「マネー…マネー…」
親父「9時!14時!16時!」
私「明日も一緒?いくら?」
物乞「マネー…」
親父「一緒だ!5ユーロ!」
物乞「マネ「うるさい」
んも~ほんとやかましいんですよ。なんかここにきて物乞いが積極性を増しております。お前の金の話はあとだ、私はいま大事な話をしてんのよ。
金を請求されていることよりも会話の邪魔をされていることのほうが腹立ちます。やっぱバスが停まってる通り沿いはだめですね。母ちゃんと子供たちがうるさいですわ。
親父にお礼を言ってさっさと立ち去り観光へ。
シュコダルは中心部にモスクも教会も建っております。
中には入れなかったので窓から覗き見。
そこはかとなく漂うソ連感。懐かしいこの社会主義な感じ…って思ったけどアルバニアって旧ソ連ではないような?
教会も。
あとこれは大聖堂の内部ですね。
アルバニアの教会でおもしろいなと思ったのは、全部の教会ではないですが入り口ちかくに水の張ったアレがあるんですよ。これなんていうんですが。これ。画像左。
とりあえずここに水が張ってあって、みなさん手を水につけて、その手を額に持って行って、ジェントルマンのように膝をくいっと曲げる作法をとっておりました。教会に入ってくる人がやることもあれば、出ていく人がやっていることも。アルバニア正教の作法なんですかね。
適当にお散歩。
あれ、そういえば私ティラナでマザーテレサ見なかった…。マザーテレサはアルバニア人、ってどっかで見たんですけどウィキペディア見たら北マケドニア生まれになってますね、どういうことでしょう。あの辺はごたごたしてるから当時と解釈が違うのかな。
どこぞやの教会にて。右下のアルバニア国旗は見切れてしまってますが、左下はジョージア国旗に見える気がする。一体何のつながりが…
トルコとの友好の証。オスマン繋がりですねー。
こんな感じでしょうか。大きくない町ですが色々見てまわって面白かったです。アイス2つも食べてしまいました。ジェラートは40レク、コンビニアイス100レクです。ジェラート一択ですね。
夜ご飯はレクを使い切ろうとスープとパスタを頼んだら、スープはまあまあでかいお皿に盛られパンまでついてきて、パスタは大泉さんが茹でてんのか?ってくらいとんでもない量が出てきました。皿がでかいので写真ではわかりませんね。
本当はカルボナーラが食べたくて、カルボナーラ出してる店に行ったんだけど…close18時って書いてるのに17時でうちはやってませんって断られてしまって…ふん。これは3種のチーズパスタだかです。予算内でカルボナーラ食べられる店はありませんでした、近くには。