時間かけて来たわりに気分がのらないバクー3days

深夜2時半、アゼルバイジャンはバクーの港へ到着しました。

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入国審査はずいぶんと簡単でした。アゼルバイジャンはビザが必要な国ですが、印刷したe-visaを見せたらあっという間に終わりです。あっという間ではありましたが、やっとトルクメニスタンを抜けた達成感はあります。

とはいってもまだ深夜、みんなで外で夜明けを待つことに。ATMは無いという情報を聞いてましたが、入国審査官に聞くと一応あるとのこと。ただかなりわかりにくい場所にあって、こりゃ聞かなきゃ無理ですね…。

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ATM近くの駐車場ではまた白人暴走族集団です。夜明けに出国するんでしょうか。

運よくどこかからフリーWiFiが飛んでいて何日ぶり?5日?6日?ぶりのインターネット。ラインがわんさか来ていたけれどもまずは最初にファイターズの試合結果のチェック。首位ホークスと0.5差まできていたので、こりゃあひょっとするとと思っていたけど差がかなり開いていた。まだ2位にはいるけど。(今思えばこの時はまだ全然良かったんだ…)

その後はとりあえずヤフーを見出しだけ見て、適当に生存報告。

 

夜明け

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おばあちゃんはもう帰ったと思ったけどバス停?のような場所で時間を潰していたようでなんだか仲間が一人増えていました。良かった良かった。どうもお世話になりました。

 

というわけで日本人4人でタクシーでバクーまで。そこらへんを歩いていた人がタクシーを呼んでくれたけど物凄い価格をふっかけられ交渉しても折れてくれず、「わかったじゃあもういいよ」と荷物を担いで立ち去ろうとすると「わかったお前らの言い値でいい」と一瞬で翻しました。なんなんだこいつ。4人組だから出来る技ですね。

 

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宿までの道です。工事現場がやたらと怖いです。海外では犬と工事現場には近づかないように気を付けてます。

私は坊主とは別の宿をとったのでここでお別れ、Tさんは宿をとってなかったみたいですが私の宿の値段が良いということで一緒に歩きました。

宿に着いたのは朝8時過ぎでしたがチェックインさせてくれました。

ここでなんと、キルギスで会ったKさんがまだバクーにいるとのことで坊主と合流し3人でお昼を食べに行く約束が出来ました。1週間もバクーで何してんだろこの人と思ったら、わざわざ私たちを待ってたそうです…。

時間までちょっとお昼寝し、起きて母親に電話をしました。一人になるのも連絡をとるのも久しぶりだったもんで。

そしたらですね、電話の最中に「トイレどこ?」と聞いてきた男がいまして、あっちよ~と教えてあげるとトイレに行ったんですが、戻ってきてからもこっちが電話してんのに普通に話しかけてくるわけですよ。この男アゼルバイジャン人のトニーといいまして、なんかよくわからないけど私に昼食を作ってくれたうえで大量にウォッカとビールを注入してくれました。良い奴でしたがただの危険人物でした。

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このあと問題があったのですが、なんか宿のオーナー?がですね、今朝何時にチェックインした?と聞いてきて8時頃だったかなー?と答えたら、「アーリーチェックインしたなら2泊分払ってね~」とわけのわからないことをぬかしはじめて私の機嫌が悪くなってしまいました。そんなことは一言も聞いてないしそうと言ってくれたならチェックインしなかったから払いませんよとなんだかキレてしまいました。ちなみに日本語でキレると噛みますが、英語だとなんだかそこそこ流暢になります。

なんだかこのオーナーと結局ウマが合わなくって、バクー滞在した3日間はとても気分がのりませんでした。だいたいお前そんな金請求するくらいならトイレのう〇こ流してから言えってんだ。ここの宿、びっくりするほどトイレの水の流れが弱くって入ったらだいたい何か浮いているのです。まじで何も流れん。

 

というわけで3日間のハイライトを写真だけで振り返りまーす。

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伊達巻に見えるカーペット博物館

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何故かいた兵馬俑

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街並みはヨーロッパ

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新国立競技場デザインして落選したあの人の設計した建築物。ザハさんでしたっけ。

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人だかりができてたんで入ってみたらお偉いさんのお墓でした。ずいぶんユニーク。地図で見たらマフィアの墓って書いてたけど…。きっと夜中みんなで遊んでると思うよ。

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1.5マナトあれば立派なケバブが食べれると聞いて、1.4マナトのケバブを買ったら中身がすかすかだった。0.1マナトけちったからです。

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フェリーの船員さんが言ってたお墓。こっちのお墓はみんな顔が描かれてるのね…。1枚だけ撮らせてもらいました。年を見たけど20代で亡くなってる方の多いこと。現在進行形で増えてるんですかね、これも。なんだかな。

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猫たんが多い街。べっぴん揃いです。

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その顔やめい

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よーく見たら嘴が上と下でずれてますけど大丈夫ですか…?

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あ、バクーは、というかアゼルバイジャンムスリムの国です。ガチガチではないけれどお年を召された方は頭にスカーフしてました。若い人はそうでもなかったような。というより中東からの観光客が多いみたいで、ガチガチムスリム観光客のほうが目立ちました。なんか観光客に「チャイナ~!わはは」と笑われたので「じゃぱーん」と返してみたら「ジャパーンwww」とまた笑われました。なんか目しか出てない人に笑われると、匿名のインターネットでバカにされた気分です。気にせんけど。

あとはびっくりするほど風が強い街だったな…。

 

というわけで綺麗だけどどうも気分の乗らなかったバクーを終えて、夜行列車でシェキという街に向かいます。