バルハシ湖へ

3日間滞在したアルマトイを離れ、本日はバルハシという街へ移動します。

カザフスタンを旅する人はだいたいビシュケクからアルマトイだけ~とか、アルマトイから飛行機で首都アスタナに飛んでその2都市だけ~みたいな感じで正直アルマトイとアスタナ以外の都市は日本語ではほとんど情報がないんですけど、せっかくなのでアスタナに行くまで刻んで行こうと思っています。情報はすべて南旅館F氏から頂きました。感謝でございます。

どちらにしろこの時期は鉄道が混んでいてアルマトイ~アスタナの鉄道チケットは完売していることも珍しくないみたいです。

 

というわけで今回はバルハシ湖があるバルハシまで夜行バスで向かいます。

 

 

まずはチケットを買うため、朝のうちにサイラン・バスターミナルへ。

バスターミナルは結構混んでいて、チケット窓口も全てまあまあ人が並んでいる状態。なんとなく優しそうなおばさんの窓口に並び、そして列も意味を成しているんだか成していないんだかよくわからないけれど、あれ?今しれっと横入りしませんでした?

カザフスタン人、マナーが怪しい人がたまにいます。

 

「トゥナイト!バルハシ!」で無事チケットを購入。20時50分発で約3800テンゲ(1060円)でした。何時間かかるかは…知りません。

時刻はまだお昼、このまま帰るのももったいないのでバスターミナル隣の湖へ。

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アルマトイに着いてこの湖を市バスで通り過ぎたときにびっくりしたのですが、こんな街中に人工湖だと思うけど急に現れ、みんな楽しそうに泳いでます。あとから聞いた話、これは雪解け水でめちゃくちゃ冷たいそうです。

私は入らず眺めてただけ。眺めるのもなかなか暑くてしんどいのでやはり宿に戻ろう…。

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1件スーパーに立ち寄り、パンに塗るジャムを購入し帰宅。

さっそく買ったジャムをパンにつけて遅い昼食をとるも全然美味しくないジャムでした。韓国製。安くて小さい瓶だったから選んだのに…。

 

時間までだらだらブログを更新したり、部屋のウズベキスタン人?ウクライナ人?とお喋り。今はカザフスタンに単身赴任状態でブライダル関係の仕事をしているみたいで、旦那と子供はウクライナに住んでいるみたいです。出身はウズベキスタンだそうで。ウクライナに来ることがあれば泊めてあげるからと連絡先を教えてくれました。ウクライナキエフはきれいな街・あとはロシア系の美女が多い街というイメージがあるけれど今情勢的にはどうなんでしょう。行けたら行きたいな。

あとはカザフスタンでは寿司がとても人気で、だいたいどこのレストランに行っても寿司メニューはあるそう。確かに、まともなレストランには入っていないけれどファストフード店にはバーガーメニューの隣に平気で寿司の写真が載ってたりするのはよく見ます。まあ寿司と言っても巻き寿司メインですが。サーモンはロシア産かな。海苔は…どうしてるんでしょう。

 

そんなこんなで時間を潰し、再びサイラン・バスターミナルへ。

結構余裕をもって到着しましたが、ゲートをくぐらせてもらえず、しかも何やら私のバックパックを指さしてお金!と言うので(親指・人差し指・中指をすりすりするのが中央アジアではお金って意味)、荷物代?この野郎ぼったくりか?と思ったらちゃんと窓口に行って荷物代を払えとのことでした。チケット代の10%なのかたまたまなのか、380テンゲを荷物代としてお支払い。ちょこちょこ課金は嫌ですね。

 

そんなこんなでごたごたしているとバスの時間です。

乗り込んでみるとバスの中はサウナのように暑く暖房が入ってるんじゃないかと本気で思いました。40℃はあったんじゃないかと…。出発する前に、座っているだけで汗がとまらずエンジンがかかると冷房がつくと信じてしばらく待つも、出発しても冷房はつかず。地獄の出発となりました。

 

バルハシまで何時間かかるだろうか…。寝れますように。