初単独ヒッチでビッグアルマトイレイクへ

今日はアルマトイ郊外にあるビッグアルマトイレイクへ観光に行きます。

ここはアルマトイの中心部から約30㎞ほど離れた場所にある湖で、山の麓まで市バスに乗って行きそこからは登山もしくはヒッチハイクでしか行けない場所にあります。というわけで早速市バスに乗ってまずは山の麓まで!

 

バスから立派なモスクが見えました。

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バスを一度乗り換えて、山の麓へいく28番バスへ乗車。大勢の人が乗り込んできたので平日なのにみんなピクニックかな?!と思いましたが、街を出て郊外でぽつぽつと人が降りて行ったのでそうではなかったみたいです。

 

麓のバス停で降り、外国人バックパッカーが居たので声をかけ、湖あっち?と聞いてみると、「俺たち今下ってきたけど、登りはそうとうきついからやめたほうがいいぜ!」とのこと。確か片道15㎞くらいあるんですよね。やっぱりね~と思って、ヒッチハイク敢行。今日は一人ですので慎重に行きましょう。

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バス停から数百メートル歩き、車が停まれるスペースがあって自分が目立ちそうな場所というKさんの教え通りの完璧な場所を見つけ、この道通る車はみんなビッグアルマトイレイクへ行くみたいなのでとりあえずガンガン親指立てていこう!と意気込むも、車全然来ない…。

ようやく一台通りかかったので合図してみると、早速停車。夫婦と子供おふたりの家族みたいで安心、お金なんていらんいらん!とのことだったので乗せてもらいました。

 

登ること約30分、道は舗装はされているものの確かにかなり急な登りで同じ距離でもアルティンアラシャンとは比較にならないくらいきつそうでした。

カザフ人ご家族、たまに写真を撮るために停車してくれたりしてとっても良い方たち。

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無事ビッグアルマトイレイクに到着するも、天気は雨…それでもすごい色だぞー!

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旦那さんはムスタンというそうですが、ちょっと英語を話せました。ここでムスタンがわざわざコーヒーを買ってくれたので、お金を渡したけど受け取ってもらえず。みんなで湖を見て、家族写真を撮ってあげたり私も写真を撮ってもらったり、雨が強まってきたので30分ほど滞在して、「俺らアルマトイの家に帰るけどどうする?乗ってく?」と声をかけていただいたので帰りもお邪魔しました。

 

途中でおなかすいてるか?と言うので、少しと答えるとみんなでレストランに行くことへ。まるで読めないメニュー。

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カザフ料理やグルジア料理でてんこもりでした。このBBQはシャシリクといってカザフの伝統料理です。とはいってもキルギスにもあったしたぶんウズベキスタンにもあります。やたら攻撃的な串に刺さっているのが特徴です。

肉も野菜も全部美味しいです。

 

あとレストランに入る前、1件の民家に立ち寄り飲み物を買っていたんですけどね。これ。

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予想通りクムスという馬乳酒でした。お酒と言ってもかなりアルコール度数は低いみたいでムスタンも子供もみんな飲んでましたけど。私はこれ苦手なんだけど断るわけにもいかないし…1杯飲んでみると、キルギスで飲んだものよりかは匂いがきつくなかったです。それでもかなり独特の酸味がありましたけど。

ちなみにこれは川でクムスを冷やしてる写真。レストランが川の上に建っていたのです。

 

たくさん食べさせてもらって、食事代もいらないよと。そんなわけにもいかないのでこれくらいかなと思うお金を出して渡すのですがこれも受け取ってもらえず…。ありがたさと申し訳なさと。本当にご馳走様でした。

このご家族には28番バスに乗った近くのバス停まで送ってもらい、同じバスに乗って宿に帰りました。

 

ふと思ったのですが、私ヒッチハイク向かない気がします。タダで乗せてもらえたラッキー☆だとかありがたやありがたやという気持ちより申し訳なさのほうが強くて…

向こうはたぶん親切心+興味本位で乗せてるわけですから、こっちがたくさん喋ってドライバー側もあー楽しかったってなればいいですけど、ロシア語話せないしジェスチャーで色々伝えられるほど表情豊かじゃないし、ご飯までご馳走になってしまってなんか…となったので今後もヒッチハイクは本当に困ったときだけの最終手段にしたいなと思います。

 

宿に帰ると宿の人たちが「今日はシャシリクパーティーよ!」と張り切ってシャシリク作っておりました。

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お昼に食べきれなかった分を大量に持ち帰りでもたせてもらっていたのですが、私は冷えシャシリクと焼き立てシャシリクどっちを食べればいいんでしょうか。ちなみに、宿に帰ったらなんと兄さんがいました。また会いましたね。

結局私は痛んだらいけないので冷えシャシリクをかじり、兄さんが宿の人からもらった焼き立てシャシリクを少しだけ分けてもらいました。

 

冷えシャシリクとお昼の余り

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焼き立てシャシリク

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兄さんがロゼワインを買ってきてたのでそれを飲ませてもらい、宿の宿泊者もあつまってきたのでみんなで談笑。

ニュージーランド人とオーストラリア人のカップルがそのへんに生えてたマリファナを拾ってきたんだけど~マリファナ好き?と聞かれましたがやったこともないし興味もないと適当にお返事。初めてありましたこういうイベント。

ベトナムで会った日本人が、「ネット見てたらドラッグ関係誘われるってよくあるけどさ~!俺全くそういうのあったことないんだよね~!」と明るく言ってましたが私もそうで、まあ売るほうも絶対人選んでるんだろうなとは思ってましたがまさかこんな形で出会おうとは。まあそのカップルも普通の人でしたけどね。ニュージーとオーストラリアはマリファナ合法なのかな?

というかそこらへんに生えてるんですね。そもそも見た目がわからないから、、どんなにひもじくなってもそのへんの草だけは食べないようにしようと思いました。

 

ここに同席していたカザフスタン人のマキシムという男が、私の今後の目的地であるカラガンダという街に関して「Please Dont go to karagandy!」と酔っぱらないながら連呼していておもしろかったです。彼はカラガンダ出身だそうですがそんなつまらないんでしょうか、楽しみです。