チャイナモバイルを探せ

中国入国2日目、SIMカードを契約しようと思い携帯ショップを探すことにしました。

上手くいけば中国には約1か月半滞在する予定ですので、あったほうが便利でしょう。英語話者が少ないこの国ではオンラインの地図アプリは手放せないし、フリーWiFiも飛んでるけど電話番号がないと使えないものが多いっぽいので。

そこで宿のスタッフに「チャイナモバイルってこのへんにある？」と聞いてみたら「チャイナテレコムならあるわよ～」と場所を教えてくれました。

携帯会社は主に3つ、チャイナモバイル、チャイナユニコム、チャイナテレコムです。

モバイルとユニコムは外国人でも契約できる～みたいなのをネットで見たんですが、テレコムに関してはほとんど情報がないんですよね。近くにはテレコムしかないのか～と思ったけど、チャイナモバイルでもチャイナユニコムでも結局中心部の大きな店舗に行かなければ外国人は契約できないそうなので、宿からバスにのりふらっと中心部で降りてみました。

昆明ではここのチャイナユニコムで契約できたよ！というブログ記事を発見し、そのあたりで降りたはずなのですが店舗は見つからず…っていうかこの国、銀行と病院がやたらたくさんあります。確かお金が大事なんだもんね中国人って。嫌味とかじゃなくて。

あとは日本に負けず劣らずジジイババアばっかりですこの国。東南アジアは若者が多かったのに、ご老人しか歩いておりません。そりゃ病院やらドラッグストアやら処方箋薬局が多いわけだ。

立派な真新しいビルと歴史ありそうな門の組み合わせがいかにも中国っぽい。

結局歩けど歩けどチャイナユニコムは探せず、代わりにチャイナモバイルの店舗があったので入ってみました。

ミャンマーのマンダレーで会った中国人が、「私の友達はSIMカードを購入したいです。2か月ほど中国をまわる予定です。」といった文章を中国語で書いてWeChatで送ってくれていたので、その画面を店員さんに見せるとこの店舗では契約できませんと言われてしまいました。どこで出来る？と言ったら、この道をまっすぐ行って右、とものすごくざっくりした回答を得ました。この都会で、その説明でチャイナモバイルを探せる人がいるだろうか。ちなみに店員さんは全員英語が話せないのですべてGoogle翻訳と勘です。

まっすぐ行って、右にきた。

急に住宅街…

大きい通りに出るまでしばらく歩き、角にあった漢方屋さん？のお兄さんが暇そうにしてたので、翻訳アプリで「このへんにチャイナモバイルの店舗はありますか？」と書いて見せると、交差点の向こう側を指さすのでお礼を行って交差点を渡ります。指さされたほうにショッピングモールがあったので、この中にあるのかな？と思って館内図を見ても偽アップルみたいなのはあったけど、服飾雑貨の店ばかりで携帯とかはおいてなさそう。

外にいた若者とおじさんの二人組に、先ほどの画面を見せると、このへんにはないよ…。と言われてしまいました。

漢方の兄ちゃんは一体何を言っていたんだろう…と思いながらまた別の道に歩き始め、小さな「中国移動」(チャイナモバイル)の文字を見つけたので、ここは修理屋さんだよなと思いつつ聞いてみると、私の進行方向を指さしてあっちだ！という。とりあえず、あっちね。あっちに行ったらまた別の誰かに聞きます。

というわけで5人くらいにあっちだこっちだ言われ、徐々に近づいてきたのかみんなすぐあっちー！と指さして答えてくれます。結局、店舗に到着したのはちょうどお昼頃。わりと朝早く出たんだけどな…。疲れました。

Googlemapの貼り付けできないので場所は記せませんが、頑張れば中国人みんなあっちだこっちだ教えてくれますからこれから探す人は頑張ってください。

店内に入ってからも英語は全く通じず、でもみなさん翻訳アプリを使ってなんとかしてくれました。結局45分くらいで契約完了。

ネットに書いてたプランをそのまま契約したから、詳細は正直あんまりよくわかってないんだけどまあ使えてるからいいです。

その後は翠湖公園へ。例の中国人が行ってみたらいいよと教えてくれた公園です。

その子は雲南省に行ったことがないみたいですが、この公園は食べ歩きできるようなお店が並んでるし半日はかかるよ！と言っていたので来てみたら地元の人たちの憩いの場となっており、半日もかからないし食べ歩きもまあ出来るけど…という感じでした。いいところではあるけれど。

太極拳をしているおばちゃんグループが2，3ありました。中国と言えばよね。

しばらく公園内をお散歩し、そういえばズボンを買わなきゃいけないなと思いユニクロに行くとそれっぽいズボンが4000円を超えていて、手がでねえ…となりしょんぼりして帰宅しました。穴の開いたズボンにテープを貼って暮らす日々はしばらく続きそうです。

夜は昨日も行った食堂で回鍋肉を注文。丼スタイル。

美味しかったけど、豚が油だらけで胃もたれが…。食堂のおばちゃんもおじちゃんも、英語は全く話せないけれどまた来たかー！って感じで歓迎してくれました。

中国人は平気で中国語でガンガン話しかけてくるので、私が外国人だと認識してくれている彼女たちはとても助かるのです。初見はもちろんしかたないんだけどね、だって同じ顔だもん。I'm Japaneseすら通じてない感じはする。そして私の下手くそ中国語、我是日本人もたぶんまるで通じていない。発音がよくわからない…。

宿のかわいこちゃんと戯れて、本日もぐったりです。