チェンライを歩く
さて、1日チェンライ観光です。
まず朝イチに有名な白いお寺、ワット・ロンクンへ行こうかなと思っていたんですが…起きて曇っていたので辞めました。白いお寺なのに背景まで白かったら写真も映えないでしょう。
ミャンマーに限らずタイも北部は空気が濁っていますね。宿のおばさん曰く、ミャンマーやラオスが山で物を燃やすから空気が汚くてしょうがない、他国の空気が流れてくるからタイは何もできないんだと嘆いていました。実際タイ北部の空気がかなり汚染されているというネットニュースも見たのでかなり深刻なようです。
確かにミャンマーでは色んなところで物を燃やしていたので…ミャンマーは好きな国ですがそういうところはいただけないですね。国境を越えてこっから空気悪いですよーとなるならまだ勝手にしろですが、そうもいかないですし。
そんなわけで白いお寺は後日にします。今日は宿の近辺を歩いて散策することにしました。
というわけで宿から歩いてすぐの山岳民族博物館にきました。
タイにこんなにたくさん山岳民族がいるなんて知ってました?
なんと多くの民族は中国・ミャンマーから移住してきた人たちみたいですよ。しかも早い人たちで100~150年前位からなんですって。それって割と最近の話ですよね。驚きです。
私がチェンマイで見に行きたいと言っていた首長族(カレン族)も元々はミャンマーにいた民族みたいです。ビジネスマンがタイに連れてきたとか…人間動物園じゃないんだから見世物にするのはやめなさい、みたいな賛否両論いろんな意見があるみたいです。
各民族、衣装も微妙に違ったり家のつくりも違うし宗教だとか結婚のしきたりだとかも違うみたいです。ほんとこういうことは日本にいたら絶対にわからない世界だし考えても見ないことだから興味深いなあと。
小さなフロアですが色々展示してあるし、日本語ビデオもあったのでなかなかおもしろかったですよ。
チェンライのシンボルマーク時計塔。いやに派手です。
なんだかおもしろそうと思って入ったらかなり大きなマーケットに迷い込みました。入り口はそんなに大きくなかったのに中はどこまでも繋がっているので面白いです。
お昼ご飯、カオマンガイ再び
マーケットを出るとすぐ旧時計台がありました。いやあ、この作りですもの街のシンボルにするにはちょっと…そりゃ新しい時計台作るとなったらあんだけ気合いれちゃうよなあという感じです。これです、どうぞ。
ワット・プラケオ
エメラルド仏さんの故郷だそうです。いまバンコクにいらっしゃるので、あなたは模造品ですね?
相変わらず暑そうな服を着ています。
ワット・プラシン
ザ・北部様式の寺院だそうです。確かに色使いがちょっとバンコクとは違うような気がしなくもない…。なんか中華っぽい雰囲気に近づいたような、気のせいかもしれません。
この後は本日のメインである青いおお寺ことワット・ロンスアテンまで約3.5㎞歩きました。橋を渡るのに階段を上り下りするので思ったより時間がかかってしまいましたが、見に来てよかったです。
すごく綺麗でした。青を基調としたデザインに白い仏様です。
宗教建築というより芸術作品ですね、比較的新しいみたいですし。中でお祈りしてる現地の方もいませんでした。
頑張って歩いてきたはいいものの、寺院自体は小さくてすぐ見終わってしまいました。また歩いて帰ります。暑い時間帯だったので大変です。
橋の上に行くとこんな光景が。
どうやら空気が悪いのはお隣だけではなくてあなたの国にも問題があるようですよ、と宿のおばちゃんにつっこみたくなります。ミャンマー人が庭の隅っこでごみを燃やすのとはレベルの違う煙です。パトカーとか消防車が走っていったのはこのせいでしょうかね。
目の前にあった電光掲示板、ご丁寧にでっかく知らせてくれてます。
小さな川に潜ってるおっちゃんがいました。何か採ってるんでしょうか。
今日は久しぶりにたくさん歩いたのでちょっと休憩です。
チェンライはコーヒーが有名な街で、いたるところに小さなカフェがあるので入ってみました。せっかくなので有名な「Doi Chaang Coffee」というお店です。
普段コーヒー飲まないお子ちゃまなもんで、感想はただ一言「美味しかったです」としか言えないのが悲しいところです。
宿に帰る途中目を引いたものがあります。こちら。
あなた誰ですか。素通りできませんでした。夜になったらちょっと怖そうです。
宿に帰り、夜ご飯はまた宿の隣のお店で食べました。
昨日かき氷をくれた女の子はお店の前で友達と遊んでおり、手を振って挨拶してくれました。お母ちゃんも昨日より忙しそうですけど再び熱烈大歓迎!です。姿を見せるたびにきゃー!となるんですがなんなんでしょう。まるで数年ぶりに再会したお友達みたいなテンションなんですけど、以前どこかでお会いしたことあります?
グリーンカレーチャーハンです。35バーツ。
想像とは違うものが出てきましたがピリ辛でおいしい!量もボリューミー!
明日もきっと、また来ます。