パアンからヤンゴンへ~NOと言えない日本人③~

パアンからヤンゴンへバス移動です。

宿で手配した朝7時のバスに乗り込もうと6時50分からレセプションにスタンバるが、7時過ぎに「まだ時間あるから10分で朝ご飯食べてきていいよ」と言ってもらう。ラッキー!

ここで同じ宿に宿泊していた日本人の女の子にあう。一緒に朝ご飯を食べ、彼女も同じバスでヤンゴンへ行くので一緒に向かうことに。

結局7時半に宿近くの通りからバスに乗り込むと爆睡してしまった。10時過ぎに20分のお昼?休憩となり、200Kの肉まんを食す。

今更ですが、ミャンマーの通貨はKyat(チャット)です。何故Kがチャットと読むのかわかりませんが、とにかくチャットです。価格は0を1つとってちょい少なくしたくらいが日本円になります。だから200Kは15円くらいかしら。

またも爆睡しているとあっという間にヤンゴンのバスターミナルに着きました。

さあ荷物を持って調べていたバスでヤンゴン中心部まで行くか~とあくびをしながらバスの外に出ると恐ろしい数のタクシーの客引きです。こりゃあうかうかしてらんないなあと思っていると、その子の荷物を担ぎ上げたタクシー運転手が「中心部までのバスはない!20000K(約1500円)で行ってやる!こんでるから2時間はかかるぞ!」と言い始めました。しかも何やら彼が1人20000Kです。2人で乗るんだから、せめて2人で20000Kにしろよと言ってもききません。めんどくさ…大通りまで出てバス探さなきゃ…と思っていると「もう交渉もめんどくさいしこれでいいですよね」とその子がいった。

 

気付いたらもうタクシーの中です。

この件に関しては本当に自己嫌悪でございます。別にその子を責める気は一切ありません。自分が悪いのです。だいたい1人20000Kと言ってるのだからその子だけ乗せて私は離脱すればよかったのです。人にはそれぞれ予算というものがあって、私は移動費にこんなお金をかけている場合ではないのです。はあ…いい勉強になりました。

14時前には無事予約していたホステルに着き、もうやんなっちゃうなあと落ち込んでいるとチェックインしている最中に偶然パアンの宿で知り合った同郷の方がホステルに戻ってきました。

よかったら夜ご飯行きませんかと誘い、しばらくベッドで休むことに。ところが、カーテンになんだか小さな虫がうじゃうじゃついていて、どうやら悪名高い南京虫のようなものもくっついています。バックパックにも一匹入っていったような…。蟻だとか蜘蛛は気にしないけれど、南京虫となれば話は変わってきます。

こうなるともうテンションはどん底で…。

刺されたら痒くなるという恐怖で、いいやもうここではなるべく服はださないようにしよう、と今日は着替えずに寝る決意をします。ジーンズと靴下もフル装備で持ってきたマイシーツに包まさって寝ることにしましょう。

ベッドを変えてもらい、ご飯に行くことへ。支払った交通費のことを話し「日本円にしたらたいしたことないから大丈夫よ~」と励ましてもらいまあそうだよな…と少し回復。

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ミャンマーでは麺を頼むとスープがついてくることが多い。串鳥のスープみたいで、あっさりしているけどちょっと胡椒がきいてて美味しいです。

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日本語を話しながら飲んだキンキンのミャンマービールはあっさりしていて飲みやすく、とても美味しかったです。知らなかったけど、ミャンマービールってなんかで賞をとっただかで有名みたいです。