プノンペンへ移動

久しぶりの移動日だー!
 
というわけでシェムリアップからプノンペンまで約300km6時間の旅です。
 
どうやらカンボジアはバスターミナルという存在がないみたいで、各バス会社の前から乗り込むのが普通みたいです。だから地図上にあんなにバス停マークがあったんですね。
 
私のバスは出発時刻の9時半に乗っても来ず、来たのは9時40分頃です。きょろきょろしていたら近くにいた現地の女の子が私のチケットを見て、このバスよ〜と教えてくれました。どこにも行き先が書いてなかったように見えたけど、バスの側面だけ見てどうしてわかるんでしょう。
その子はプノンペンに住んでるみたいです。優しい表情をしている反面、でかい水鉄砲を2つ抱えていたのでシェムリアップに遊びに来たんでしょう。

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バスはほぼ一直線で変わり映えのない道を進みます。
13時頃、ちょうど半分くらいきたかというところでバスは停車しました。何分停車するというアナウンスもなく私が降りる頃には運転手もトイレに走ったのかもういませんでした。
ゆで卵3つと水だけ買って端っこの席で一人ぽつんと食べていると、さっきの女の子がわざわざこっちに来て「プノンペンまでこの先まだ遠いよ。もう休憩はないし、お昼注文するかパンを買ってバスで食べるかしたほうがいいよ」と教えてくれました。それはわかるんだけど…移動中は最低限の食事で済ませたいのです。ミャンマーの反省。
女の子に言われるがままもう一度売店を一周し、うーん、今から注文して食べる時間もあるか微妙だし、手軽に食べれそうなものといえばさっきから1つも減ってない肉まんくらい。「これだけあれば足りるわ、ありがとう」と返してお客さんも戻り始めていたので一緒にバスに戻りました。
東南アジアの女の子は欧米人に比べると誰にでもフレンドリーという感じではないけれど、何か困っていると声をかけて助けてくれたりします。気が強いとは違うけど、芯の強さみたいなのを感じます。世話焼きなのかな。上手く説明できないけど。ふと、ミャンマー国鉄で私を助けてくれた女の子のことを思い出しました。
 
私は欧米人よりアジア人のほうが話しやすいんですよ。英語レベルの違いも否定できないけれど、なんとなくアジア人のほうが感覚的に合う、気がする…。気の遣うポイントも似てるかもしれない。それはなんとなーく向こうも感じてるんじゃないかなと思うのが、どこの宿の女性スタッフも、私が暇そうにしてると話しかけてくれたり雑談をふってくれたりするけど欧米人の宿泊者にもそうしてるかというとそうでもないような…?自意識過剰かな。男のスタッフは割と誰とでもお喋りするのは見るんですけども。
すべて個人の感想でございます…。
 
今回は単に私が頭悪そうだからほっとけなくて助けてくれたのかもしれません。ははは。
 
話は戻ってゆで卵です。塩がついてるんですが、カンボジアの塩は美味しい気がします。調べてみたらたいしたことは出てきませんでしたが、胡椒が混ざってる…?私塩胡椒をゆで卵にかけて食べてたってことですかね。
でもこの塩胡椒にライムを絞り、それをお肉につけて食べたことが前に1回あったのですがめちゃくちゃ美味しかったです。今後のゆで卵用にカンボジアを出る前にどこかで塩を調達したいです。
 
プノンペンには17時に到着しました。休憩入れて約7時間。
女の子にお礼を行ってお別れし、宿まで歩いて向かいます。せいぜい2.5㎞くらいだったかと思いますがものすごく長く感じました。
プノンペンでバイクに乗った2人組に携帯をひったくられた話を聞き、外務省のページを見てもほんの1週間前にひったくりの注意喚起が更新されていてびびりまくっております。まだ明るくて交通量が多いのに、歩行者が少なくお店もシャッター街です。お正月の影響でしょうかね。
めちゃくちゃ汗をかきながら、なるべく携帯は見ないように歩き、ごみ山をかわして宿に到着したのは18時少し前。バイクの音が聞こえるたびに前後左右きょろきょろしながら歩いたので精神的に疲れました。
 

 

夜はカップ麺だけ食べて就寝。明日からどうなることやら。
このカップ麺、色んな味があってタイでたまに食べたけど黄色いパッケージが一番美味しかったです。

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