パアン1日ツアー~NOと言えない日本人②~
宿主催のパアン1日ツアーに参加です。
このツアーに参加するためにパアンに来たようなものです。
メンバーはアメリカ人、オランダ人、スイス人、ブラジル人、韓国人、日本人。ふむ。メンバーを見た瞬間思いました。韓国人がいて助かった。
前者3名はネイティブのような(ていうかアメリカもオランダもネイティブか)英語で話し、何がなんだかさっぱりでございます。1対1だとなんとなく話せるんですが、やつらの会話に参加しようと思うとほぼ不可能でございます。韓国人兄さんと私は菩薩の微笑みでついていくまでです。まあ、会話をしなくていいのは楽っちゃ楽。
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ほいでツアーです。
①Yathae Pyan Cave
洞窟の中に寺院があります。ミャンマーの仏像はタイのものとは違って白く塗られています。ちょっと見慣れない感じなので不思議です。洞窟は奥へと繋がっていて、しばらく進むと外へ抜けることが出来ました。
洞窟を抜けるとお猿がいました。少し怖かったけれどあまり凶暴な猿ではなかったです。
②Kawgon Cave
同じく洞窟の中の寺院です。
ここは天井に、小さな仏像がぶわあああと掘ってありこれ作るのに何時間かかったんだろ…という感じです。ただただ圧倒されました。
③Kyaut ka latt Pagoda
なぜ岩がこう立っているのか、まったくもって理解できません。その上に更にパゴダが乗っかっています。これまさか梯子で上まで登るわけじゃないよね…?とびびっていましたが、さすがに上までは登れなさそうなので安心しました。
あとエントランスにいたおじさんに、おいでおいでされオレンジ色の糸の束を腕に巻かれました。「私としたことがなんと初歩的な…これお金請求される奴だ…」と思ってたら請求されず、ほんとにただ結ばれて終わりでした。ブラジル人と、絶対お金とられると思ったよね~!と、みんな心配することは一緒です。
④Yedagon
ここで本日のタイトルです。
まず最初にここで昼食です。みんなはヌードルを、韓国人と私はフライドライスを注文。やたらとツヤのあるチャーハンが出てきました。チャーハンはパラパラという概念を覆した、見事にぎちょっとしたチャーハンです。味は美味しいけれど、量は食べれない…。
ここにはプールがあり、アメリカ人は早速上裸で飛び込んでおりました。女性陣もみんな入るみたいで、「あなたはどうする?」と聞かれ「私は泳げないからいいよ、荷物見ててあげるから行ってきて!」と韓国人兄さんと戦列を離れます。
木の木陰で休んでいると、
ブ「ねえ、意外と浅いし足がつくわよ!あなたもおいでよ!」
私「いやいや、大丈夫よ!荷物見てるし!」
韓「俺が見ててやるからさ、行ってきなよ!GO!」
次の瞬間にはブラジル人に手を取られ服着たまま入ってました。意志弱すぎじゃないですかあなた?なにが大丈夫なんですか?
いやあ…泳げないだけじゃなかったんですよ入らなかったの。みんなすぐ乾きそうなぺらっぺらのワンピースとか来てるけど、私普通のズボン履いてますからね。しかもこれ一昨日洗ったばっかりなのでここでどこぞの水をひっぱってきたのかわからんプールに入るわけにはいかなかったんですよ。いや入ったんですけど。
結果、すごく気持ちよかったし、Tシャツはすぐ乾いたし良かったんですけどね。さすがにパンツとか腰回りは宿に帰るまで乾かなかったけど。
プールから上がってズボンを少し絞ると茶色い水が出てきました。もう元が汚いのか水か汚いのかわかりません。まあプールの水意外と透き通ってたので、私のズボンが汚かったんでしょうね。
⑤Sadan Cave
こちらも大きな大きな洞窟です。中には大量のコウモリがいました。
真っ暗な洞窟の中を進み、時折差し込む光がものすごく綺麗でした。洞窟の反対に抜けると、ボート乗り場がありそこから15分くらい?ボートを漕いで出口に向かいます。
手漕ぎボートはゆっくり進み、ものすごく静かで良い時間でした。
通りすぎるミャンマー人はみんな「ミンガラバ~(ミャンマー語のこんにちは)」と挨拶してくれ、「外国人にこびてない…!」と思いました。Helloなんて言わず彼らにはずっとミンガラバーを貫き通してほしいと思いました。
⑥Kauk Ka Thaung Cave
ここも洞窟寺院。なんだか寺院なのに若干遊園地感が漂っていました。たぶん電飾のせいです。
てな感じです。
朝の8時45分から17時頃までほぼ丸1日のツアーでとても良い体験でした。
全部が結構離れたところにあるので1人ではまわれなかったと思います。バイクの免許があるなら交通量も少ないしそんなに複雑な道ではないので気持ちよさそうです。
あと寺院は基本的に靴は履けません。靴下も禁止と書いてあった気がします。
洞窟の中は何が落ちてるかわからないし、外に出たら出たで燃えるような暑さです。足の裏の皮が強くなった気がします。
というわけで大満足の1日パアンツアーでした。
もし時間があれば、タイへの帰り際にまたパアンへ寄ってトレッキングしたいなと思います。小さな町でのどかで本当にいい場所でした。