世界遺産チャンアンへ

はい、今日も今日とて世界遺産です。贅沢な毎日でございます。体力は減っていく一方ですが。

 

ニンビンには2つの有名な観光地があり、その1つが世界遺産であるチャンアンです。

のどかな田園風景に穏やかな川が流れ、このあたりでよくみる奇岩がにょきにょき生えていている中をボートでのんびり下るというものです。

もう1つはタムコックという場所で、ここも似たような風景の場所をボートでまわるのですが外国人観光客が多い、ボートを漕いでくれる人たちがチップを要求することがあるなど宿のスタッフがあまりおすすめしていなかったのでチャンアンに行くことにしました。同じ宿の台湾人くんと一緒に。

 

ベトナムは現在連休真っただ中だそうで、早くいかなきゃとんでもないことになるわよ!と宿の女の子にいわれ7時前には自転車で出発。

 

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早く行ったところで残念ながらチケット売り場は残念ながらこの通りです。

敗因は、台湾人くんがチケット売り場の手前にあったパゴダに行こうよ!と言い始め、パゴダに寄り道したからです。ちなみにパゴダを管理しているおばあちゃんなのかわかりませんが、めちゃくちゃ怒っていて怖かったです。

 

パゴダ

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そしてもう1つは、そのパゴダの手前でさらに欧米人親子に捕まったことです。

スイス人のお父さんと、ブラジル人のお母さんを持つハーフの女の子です。お母さんは今回いませんでしたが2人でベトナムを縦断するようで仲良しですね。私には信じられません。

名前を聞かれたので答えると、「私はバラバラよ!」と言ってのけたのでバラバラ?!と思いましたがよく考えるときっとバーバラさんですよね。日本人の大嫌いなRとLが彼女の名前にはたくさん入っているんだろうなあ。全然バーバラには聞こえなかったよ私の耳では…。

 

で、この親子はチャンアンが目と鼻の先にも関わらずボート乗り場どこにあるの?と聞いてきたので、一緒にパゴダも道連れにし、結局ボートも一緒に乗りました。

 

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待機するおばちゃんたち。

客も漕ぎ手もあほみたいにごった返しており、風情もくそもありませんでした。

 

いやー景色はすごくいいし、おばちゃんたちは手漕ぎで3時間のコースを頑張ってくれるしめちゃくちゃいいんですけどね。いかんせんボートが多すぎる。目の前には無数のオレンジジャケットです。

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ボートは洞窟をくぐったり、ルートの途中にある島に上陸したり見どころ満載です。

山奥のこんな場所に急に現れる寺院に驚きです。敵に攻め込まれるのを防ぐためにこんな山奥に作ったんでしょうか。敵って誰ですか。全体的に勉強不足です。

 

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こんな感じです。もうちょっと人が少なかったら、静かですごく良かったと思います。天気もそこまでよくなかったですし。

 

でもおばちゃん、うちらが島に上陸して観光してるときは休憩してるだろうけど、それでも一人で3時間近く漕ぐのはすごいと思います。

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というわけでチャンアンはこれにて終わり。宿まで帰って、ハノイに移動です。忙しい!

本当は台湾人くんも一緒にハノイまで行く予定でしたが、ニンビンはまだまだ見どころがたくさんあるので延泊して翌日ハノイに来るそうです。というわけでチャンアンでお別れ。

 

宿に戻り、宿の女の子がハノイ行のローカルバスを捕まえてくれるというので彼女が暇になるまでまったりしてました。

椅子に座ってぼーっとしていると例の英語話せないおばちゃんが私の口に無言でパイナップルを突っ込み、両手にどっさりくれました。話せないなりにホレホレとか言ってくれたらいいのに。でも美味しかったです。どうもありがとうございました。

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あと衝撃だったことが1つ。ベトナムのお茶って癖があるものが結構あって、あんまり好きになれなかったんですけどここのお茶はすごく美味しかったんです。

コップをとって勝手に飲んだり、おばちゃんも私がお茶好きなのわかってしょっちゅう酌んでくれたりしてたんですけど…このコップ洗ってないんですね。コップ減らないからこまめに洗ってんだなあと思ってたけど、他の人が飲み終わったやつひょいとひっくり返して戻してたのを見たときは、4匹虫の入ったヌードルスープより衝撃でした。家庭的すぎる、というか家でも洗うだろう。

 

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結構な時間を潰し、同じ宿のベトナム人の女の子(子供にしか見えない)とその子をナンパしたらしいマレーシア人の男もハノイに行くというので3人で一緒に行くことに。

宿の女の子もちょうど手が空いたらしく、4人で大きな道路まで出て10分以上バスが通るのを待っていたらなぜかタクシーを捕まえてくれて、バスより100円高いくらいでハノイに連れてってくれるとのことで飛び乗りました。

子供、宿のバイクの鍵を返却するのを忘れてたらしくそのへんの売店のおばちゃんに鍵を託してました。こんなことできるのすごすぎる。

 

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タクシーは2時間もせずハノイに到着し、そのカップル(?)の宿に送り届けてもらいました。私の宿もすぐそこですが、雷を伴う大雨でかつ道路も一通なので私の宿までタクシーはいけないみたいでした。というわけでしばらく雨宿りさせてもらい、30分くらいいさせてもらいました。

雨が止み歩き始めると10分せずに自分の宿に到着しました。

は~疲れた疲れた。やっと明日来る兄を無事迎えることができる。

というわけで、一足先にハノイに着いていたフォンニャから一緒のマレーシア人の女の子と一杯ひっかけてこの日は終わりです。