旅に出て約2週間が経ちました

タイ

正確には13日でございます。

 

今のところ驚くほど順調にきておりまして、見たい観光地もまわれて体の不調もなく、野菜不足のわりにお肌もそこまで荒れてないじゃない！みたいな感じです。ただ猛暑により顔のテカリに関しては一層の磨きがかかっているところです。汗はちゃんと拭きましょうね。

 

最初の宿で一気に4，5か所蚊に刺されたときはもうだめだと思いましたが、滞在1週間を過ぎたあたりから蚊はいるのに刺されなくなってきています。匂いが紛れてきたんでしょうか、それとも蚊が近づけない程度に臭くなってきたんでしょうか。タイに来てから毎日履いていたズボンを今日初めて洗いましたが絞ったら茶色い汁が出ました。うひぃ…。

 

タイの感想はといいますと、食べ物も美味しいしバンコクではあまり感じることはなかったですが田舎にくればくるほど人も親切です。さすが微笑みの国。

どこぞやのアジアの某島国と違って、急に歌いだしたり踊りだしたり、あわよくばお釣りちょろまかしたろうみたいな事もないです。値段を聞いたらどんどんどんどん価格が上がっていくようなことももちろんないし、ボラれてんな～って感じたことは今のところありません。

あと電車内で座席の譲り合いがすごいです。お年寄りだけではなく子供にも譲ります。ちょっと驚きました。日本とは比較にならないくらい、声かけあってます。

 

そういえば以前フィリピン人の友人に「日本人は、見た目だけで日本人・韓国人・中国人ってなんとなく見分けつくけど、フィリピン人はタイ人・カンボジア人・ベトナム人・ミャンマー人とかって東南アジアの人たち見分けつく？」って聞いたら、「わかるわけないじゃんｗｗみんな見た目は黒くて、舗装されてない道路で屋台でご飯食べてるしｗｗｗ」との解答を頂きました。

島国フィリピン人に聞いたのも間違いだった気がしますが、私はタイに来てあなた達との国民性の違いはなんとなくわかりましたよ。ふふふ。フィリピンって言っちゃった。

 

あと、初めて泊まってみたゲストハウスというものについて。

ドミトリーといったら、バックパッカーだとか社会不適合者の掃き溜めみたいなイメージがありましたが、全然そんなことはなくって、友達同士の短期旅行で宿泊していたりする人も結構見ました。（もちろん一人旅の人が圧倒的に多いけれども）

滞在する人にもいろんな人がいて、長いこと同じ宿にずっと宿泊している人、一晩でいなくなる人、共有ルームでずっと喋ってる人、寝に帰ってくるだけの人、ベッドで一人で動画を見て爆笑してる人などです。

あまり、え…この人嫌だ…みたいな人にはまだ出会ってませんが、自分が一番気にしているのは騒音です。別に他の人が出す音はそこまで気にならないんだけどやっぱり自分が出す音は気にしてしまいます。私はいざバックパックを開けると巾着やジッパーのオンパレードなのでいちいちうるさいのです。何をそんなにジッパーに詰めてきたのか、ジッパーで溢れかえっています。ジッパーから空気を抜くためのストローもたくさん入っています。タイのセブンイレブンではペットボトルを買うと何故かストローをつけてくれるので、どんどんどんどん溜まっていきますが、未だにストローは使っていません。それこそドミトリーのベッドでストロー吸ってたら絶対やばい人でしょう。

もう飛行機に乗ることはしばらくないので、そこまで過剰に液漏れを気にしなくていいとも思うのですが、それにしても「このジッパーに何入れてきたっけ？？」となり、挙句の果てにはジッパーにジッパーをしまい込むということをしています。今日も周りの目を気にしながら、ベッドの上にフリーマーケットのようにこれでもかと物を広げ、ガサゴソガサゴソと音を立てている迷惑な人間は私です。袋のおばけよいなくなれ！

 

時間があったのでタイでの生活費をざっと計算してみると生活費は13日間で約22,000円でした。これに別途で予防接種代17,000円ほど使っております。

ちょっとこの金額が高いのか安いのかまったくわからないんですけども、節約しすぎてるっていう意識もないし、かといって贅沢してる！って意識もありません。

観光費はもちろんまったくケチってないし、意図せず食事を抜いてしまうことはたまにありますけども、最低2食は食べてるしなんならお洒落なスムージーなんかもたまに飲んじゃったりして、まあ移動は歩ける距離は歩いて、列車とかは多少時間かかっても安いので行ってる程度です。もし自分のこの感覚で、旅人のタイでの生活費の平均より下であればもう生まれつきのケチなんだと思います。父親譲りでございます。数十年かけて染みついたものは海外に来たからと言って消えるわけではないのです。

 

 

さて、明日は初めての国境越えになります。

現在地スコータイから国境の街メーソートに向かい、ミャンマーの国境の街ミャワディへ行きます。ほいで、ミャワディからパアンというところまで一気に行こうと思っています。約320kmの道のりでございます。

ミャンマーは未知の国で、どちらかというとニュースで聞くようなネガティブなイメージが正直強いですが、今まで宿で会った人たちに聞くとみんな口を揃えて「ミャンマーの人は優しいよ」と言います。鵜呑みにすることなく警戒していこうとは思いますが、楽しみです。

 

3月21日に最後の予防接種がバンコクで待っています。それまでミャンマーを北上しながら楽しむ計画です。食事が脂っこいとの噂ですので、この歳で胃もたれ胸やけに悩む私には辛いかもしれません。無理ならタイに避難します。そうそう、楽しめなかったら帰ればいいのです。