大満足のスコータイ遺跡巡り

タイトルの通り、スコータイ遺跡も大満足でした！

アユタヤからさらに北上し、やってきたスコータイは観光客もそこまで多くなくほんの気持ちだけバンコクよりも涼しくなり、天気予報を見たらなんだかんだ35℃もあり卒倒しそうになりましたが総じていい街です。

アユタヤ遺跡は遺跡の密集度という点ではスコータイ遺跡より上かもしれませんが、スコータイ遺跡は結構点々として本当は全部周るのにかなりの日数を要するみたいです。

私はスコータイ遺跡公園と公園の北側エリアという主要な場所だけを見てきました。

遺跡公園内という点でいうと、アユタヤは公園と名乗っておきながら結構車やバイクが道路を走り、入場料もそれぞれの遺跡で支払ったりしてめんどくさかったりしてたんですけども、スコータイ遺跡は森林公園のような感じで、遺跡内を回るトロリーや観光客の自転車、ミニトゥクトゥクみたいなのしか走ってないので移動も快適でした。公園内では犬も見ませんでした（超重要）

では今日も始める前にお勉強。

スコータイ王朝（13世紀〈1240年ごろ^[1][2]〉 - 1438年）は、タイに存在した王朝。タイ族最初の王朝といわれる。

wikipediaより。アユタヤ遺跡よりも古いですね～。

その前に私の宿泊しているスコータイ新市街と遺跡のある旧市街は10㎞以上離れていて、ソンテウというトラックを改造したような乗り物にのって移動する必要がありました。

前日に宿で知り合った韓国人くんと一緒に旧市街に向かいました。彼とは今後向かう街が被ってるので、またどこかで会うかもねなんて話をしたり今までどこに行ったかなんて話をしました。結局9時前に宿を出たのに、ソンテウが発車したのは9時15分（乗客が集まらないと出発しないシステム）で、お客さんを拾いつつ、落花生や野菜なんかを助手席の載せてはどこかに届けるなんていうのを繰り返しながら旧市街についたのは10時5分とかでした。30分で着くって聞いてたんですけど…。

彼は旧市街近くの宿に泊まるそうで、公園前で別れ遺跡は一人で巡ります。

 ソンテウ

公園内に入るといきなりメインの遺跡、ワットマハタートです。

やだ、かっこいい…。

ここで頭のいい私は気づいちゃうんですが、ワットマハタートってアユタヤにもあったよね～って。仏頭が木の幹に飲み込まれちゃってるあれ。

マハタートとはお釈迦様の遺骨や遺灰を意味しており、その昔にはタイの各都市にワットマハタートという寺院がありました、とのことです。ふんふん。

あと、アユタヤ遺跡より古いっていうけども、ぼっこぼこにされただけあってアユタヤ遺跡のほうが朽ち果てた感は出ていた気がします。数百年も違うものなのに、不思議なもんです。

あとバンコクでみた仏さまはだいたい目を開いてたんですけど、アユタヤ・スコータイは目を閉じて穏やかな表情をしてるものが多いです。時代によって違うのかしら。

その後も自転車を漕ぎながらどんどん遺跡を回ります。 

貞子というよりいどまじんが出てきそうな井戸

遺跡を周っていると、だいたいみんな同じ順番で進むのでどうしても同じ時間帯に入場した人とは何回も顔を合わせる事があるあります。しょっちゅう顔を合わせるお姉さんとすれ違うたびにまた会ったね～と手を振り合うことになるのですが、台湾人の一人旅のお姉さんでした。

私のコミュニケーション能力ではアジア人が限界なんだな、と感じました。

公園内を見終わると、いったん外に出てお昼です。朝から何も食べてなかったので倒れそうでした。

初パッタイ。冷麺を太くしたような麺で食べ応えがあって美味しかったです。

ご飯を食べ終わった時点で13時過ぎ。3時間もかからずに公園内を見たことになります。結構ゆっくり見たと思うんですけど。たった3時間なのに、猛暑のせいでこの時点すぐに疲れてました。

これから公園の北側エリアに向かいます。

見どころが2か所ほどあるので、えっちらおっちら漕いで、わりとすぐ着きました。公園の外に出ると観光客の姿はほとんどありません。稀に歩いてる人とか見ましたが、決して人通りは多くはないので明るい時間に行ったほうが良いと思います。

珍しい像さん。

 この中に…

この人

でかい！のに、狭い家にいれられてます。天井がないのが唯一の救いだと思いますが、蒸し暑いのと雨風にさらされるのどっちが嫌なんでしょうか。

木陰で休憩

この時点で14時半…時間的にはまだどこかに行きたいところですが…

西側エリアにも見たいところがあったんですが、10数年前に日本人女性が殺害された事件があったそうで。小高い丘の上に仏像がある場所らしいんですけども、ちょっと茂みっぽい場所を通るっていうことでやめておきました。

元々西側は治安がよくないみたいなのをネットで見かけて、（事件の前からそういわれているのか、事件後にそう言われるようになったのかは定かではないですが）北側エリアもそんなに人いなかったし西はもっといないのかな～と思うと大事をとって遠慮しておきました。そもそもこの猛暑で高くないとはいえ丘に登る元気はもうなかったし、私は意外とビビりなのです。ふふん。

そして公園の外に出れば容赦なくこいつらがいるのです。花時計ならぬ犬時計で行動している私でございます。ただ、アユタヤに比べれば数も少ないし変な奴もいなかったです。

ま、のどかでいい街でしたけどね、スコータイ。バンコク、アユタヤ、スコータイと3都市行きましたけど一番好きです。そんな情報がなかったら何も考えずに行ってたんじゃないかなあと思います。

そういうわけで16時には宿に戻り、昼寝して夜食べてこの度初めての下痢ぴっぴになりました。

今日はタイ最後の日なので、部屋でごろごろしております。せっかくだからパーッと！みたいな感じにならないのが出不精の自分らしいなあと思います。

今後の予定は次の記事で書こうかなあと。