メークロン市場へ

本日は線路ギリギリに開かれるマーケットで有名なメークロン市場に行ってきました。
 
朝早く起きて、国鉄ウォンウィエン・ヤイ駅というなんだかムニャムニャした名前の駅に行きます。こちらも名前を覚えられず、「ウォンワイヤイまでのチケットください」って窓口で言ったらちゃんとくれたので案外どうにかなるもんです。
ウォンウィエン・ヤン駅に着いたら、本日の目的地メークロンとのちょうど中間地点にあるマハチャイ駅行きのチケットを買います。10バーツ。やすーい。BTSも見習ってほしいです。あ、今から乗るのは国鉄です。

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8時35分発の電車はきっかりに発車し、終点のマハチャイ駅まではちょうど1時間かかりました。こちらの車両にはほとんど地元の人しか乗っておらず、ローカルな雰囲気を感じられて良かったです。

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途中停車した駅で、窓から手が届きそうなほど近かったけど、まだ青いから命拾いしたバナナです。
 
マハチャイ駅に着いたら、マーケットを抜け船着場に着くのでそこからボートに乗ります。3バーツ。
代金を支払いチケットをもらい、2歩歩いたらチケットを回収されました。チケットいるかなあこれ。
 
 
川を渡ると、今度は5分ほどバーンレーム駅まで歩きます。本当に一瞬、雨がパラっと降りましたがすぐに止んでしまいました。涼しかったのに。
駅までの道もマーケットが広がっていて、乾物が有名な町なのかするめのいい匂いが立ち込めてました。するめとか乾燥小エビとかそんなのばっかり置いてます。買おうか悩んだけど、キロ買いとか恐ろしいことになったら困るので断念です。
 
少し道に迷っていると、駅はこのまままっすぐ行けばいいよと通りすがりのおじちゃんが声をかけてくれ、そのままどこかへ消えてしまいました。やっぱり田舎の人は優しい。
 
というわけでバーンレーム駅到着。
9時35分にマハチャイ駅に着いて、バーンレーム駅に着いたのは10時前です。順調順調。
こちらのホームには観光客が少しいました。みんな一本前の電車で来てたのかな?それでも、予想していたより全然少ない人数です。
バーンレーム駅からお目当てメークロン駅までは約1時間で10バーツです。10時10分発の電車だったのでちょうど良かった。
 

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メークロン線はマハチャイ線と違い遠くの景色まで見えます。最初の電車は住宅とバナナ畑と伸びきった草の中をひたすら進んでました。のどかだな〜。
メークロン線は本数が少ないせいか、地元の人が手を振ってくれたりします。でももちろん電車の速度もそこそこですし、反射神経の悪い私は地元の人たちを通り過ぎたはるか先、誰もいないところに1人で手を振るのです。
 
メークロン市場に近づくと電車の速度が徐々に落ちていきます。最後にはかなりゆっくりです。
車窓に向けてカメラを構えると、窓の外からはものすごい数のカメラがこっちを向いていました。電車はガラガラだけど、観光客はすでに他の交通手段でメークロン市場についていたのです。
話が違うよぉとカメラだけ外に向け、顔だけ反対の窓に向けます。知ってます別にみなさん私の顔を撮ってるわけじゃないんですけど、せっかくお目当ての電車がやってきてマヌケ面のアジア人の顔が写ってたら嫌でしょう。ひゃ〜勘弁してくださいよおほんとに…。
 
やっとこさ停車すると、入口が空き次第大量の人たちが一斉に乗り込んできました。私降りたいんですけど。
 
メークロン市場はすごい人ごみで、地元の人と観光客とで大賑わいです。ごちゃごちゃしているうえに歩くスペースが線路一本分しかないもんだからなかなか前に進まないのです。売ってるものはフルーツ、魚、肉、生きたカエル(!)なんかがいました。まさかあんた食べられちゃうのかい…。

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そして私が乗ってきた電車が、折り返してまたバーンレーム駅へ帰っていきます。遠くから聞こえるアナウンスを合図に、地元の人たちが商品を線路沿いからよけ屋根をパタパタと閉じ逃げ惑う観光客たち。列車はノロノロと向かってきますがいざ自分の前を通過するとなると結構早く感じました。あと2歩も前に出たらぶつかります。
そして自分で撮った写真も全く迫力が感じられなくてびっくりでございます。でも動画をしっかり撮ったのでよしとします。ふふん。
これ、日本だったら早速誰かが轢かれてもうこんなことやめましょうと言い始めると思うんですけど、事故とかないんでしょうか。それとも立派な収入源になっちゃったからやめるにやめられないのかな。
そもそもこの市場自体、地元の人々が勝手にやりはじめたことらしく政府も黙認してる状態なんですって。
 
脇道に出て外に抜けるとそれはそれでまあまあ賑わった普通の町じゃないですか。
ちんたら歩いてお昼の前にお菓子でもつまもうと思って買ったこちら、予想の3倍以上の量をいれてくれてこれだけでおなか一杯になりました。

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焼きバナナだと思うんですけど、日本のバナナとは違ってしかもおばちゃんがたっぷりかけてくれたあつあつシロップがリンゴのような爽やかな味でとても美味しいスイーツでした。リンゴなのかバナナなのかもよくわからない馬鹿な舌を持った馬鹿野郎です。
 
帰りはロットゥーと呼ばれるミニバスが出てるとのことでそちらで2時間かからずバンコクまで帰りました。
ただ自分の不注意で、降りるはずだった場所で降りずに無駄に2km歩くことになりましたとさ。反省…。
 
そのまま宿に戻り、早めの夜ご飯を食べて明日に備えて寝ます!

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夜ご飯。フォーみたいな麺でした。

茶色い塊は調べてみたら牛だか豚だかの血をムース状に固めたものみたいです。無味無臭でした。柔らかい鶏肉とほんのりパクチーでこれもまた美味しかったです。

今のところ外れメシがないし、屋台だったりローカル食堂ばっかりで食べてますがお腹も壊してないので良かったです。

 

気付いたけどまだタイビールを飲んでいない。

いいや、今日は早く寝よう。