バンコク三大寺院を巡る

昨日はやっと観光に行ってきました。

ワット・プラケオ、ワット・ポー、ワット・アルンの3つです。

 

今の宿からはBTS→ボート→徒歩で4,50分かかりました。

バンコクハイライトともいえる場所なので、観光客も多いだろうし割と朝早く出ましたけど(それでも8時過ぎ)、くそったれ通勤ラッシュでした。くそー。

サパーン・タクシン駅からチャオプラヤー・エクスプレスというツーリストボートに乗り込みワット・プラケオに向かいます。朝だっつうのにじめじめむしむししたバンコクですが、ボートに乗っていると涼しい風が吹き抜けててとても気持ちよかったです。

ボートからは高層ビルだったり寺院だったり住宅だったりといろいろな景色が見え、チャオプラヤー川には観光客用のフェリーや小さなボートがたくさん走っていました。

席に着くと隣は日本人のおばさんお一人で、ちょびっと喋って寺院につくまでの約30分は何もしゃべらないという大変気まずいものでした。

 

船着き場について、少し歩くとワット・プラケオです。エメラルド仏という仏さまが収められているので、エメラルド寺院という別名もあります。

服装チェックだったり、空港のような金属探知機をくぐったりとにかく敷地に入るまでが長い。この寺院は大変服装チェックが厳しいらしく、たいてい引っかかるのは露出の多い白人です。寺院の前にはお土産屋さんが大量にあり、そこに売ってる100バーツほどのタイパンツを購入してやりすごしてました。

入場料はめちゃくちゃ強気の500バーツ(1700円)でした。ぎぎぎ…。

 

肝心の敷地内はこれ。

f:id:chinkara-hoi:20190508183334j:plain

 

金色の仏塔と足場組まれた御堂です。そして私は大変なことに気が付きます。カメラのレンズの中にごみが入っているのです。というわけで本日は青空の中に一点入るごみとともにお送ります。

 

寺院と聞くと日本のお寺のような質素なものが思い浮かびますけれども、昨日見たお寺の装飾はどれも派手なものばかりでした。

f:id:chinkara-hoi:20190508183956j:plain

 

由緒正しいだとか一番格式高い寺院だと聞いていたのでめちゃくちゃ楽しみにしてきたのですが、ちょっと観光客が多すぎて雰囲気というものがまるでないし、暑さも相まってモチベーションはどんどん下がっていきます。もちろん建物自体は素晴らしかったんですけど。

 

f:id:chinkara-hoi:20190508183545j:plain

 

肝心のエメラルド仏さんが入った本堂の中は写真撮影禁止でした。本当にエメラルドで、金色のくさびかたびらのようなものを着せられていて、年に2回だか3回衣替えされるって聞いたんですけど、この時期にくさびかたびらは暑くないですか?

外にいると観光客しかいないのでは?と思っていたけれど中に入るとしっかりタイ人がお祈りしてました。老若男女問わず。日本だとお祈りするとき目を瞑る人って結構いると思うんですけど、タイ人は割としっかり目を見開いて何かを唱えながらお祈りしてました。

 

暑いのでふらふらと一通りの建物を見終え、次はワット・ポーです。皆さんご存知このお方、涅槃仏さんです。

f:id:chinkara-hoi:20190508183532j:plain

 

想像以上の大きさでした。唇だけで私くらいあるんじゃないかしらというくらい。

ちなみに枕は二段重ねです。あなたくらい大きければ当然ですよね。

 

f:id:chinkara-hoi:20190508183842j:plain

 

仏様の裏側には鉢が108個並んでいて、みなさんひとつひとつに1枚ずつコインを入れていました。タイ人がやると信仰心ってすごいなあと何か考えさせられるけども、観光客がやってるのを見ると煩悩の数だけコインを入れたくらいでお前の煩悩が吹き飛ぶと思うなよ、と思う煩悩にまみれた観光客の私です。ちなみに108枚のコインは売ってました。みんな参加できます。

 

f:id:chinkara-hoi:20190508184136j:plain

 

外にはまたお祈り専用のスペースが設けられています。

タイ人はもちろんのこと、ここでも観光客もお線香を立ててみたり、小さな仏さまに金箔を貼ったり、お祈りしたりしています。煩悩にまみれた私は募金箱のすぐ近くにあるATMが気になってしかたありません。(画像右側)

まだまだ修行が足りませんね。

 

f:id:chinkara-hoi:20190508184354j:plain

 

ワット・ポーもただっぴろいのでふらふら散策し、次は渡し船に乗り川の向こうにあるワット・アルンへ向かいます。渡し船の代金が4バーツだと聞いていたのでどんなボロいボートに乗せられるのだろうと思っていたら普通のフェリーでした。ただ私が乗り込む最後の客だったようで、フェリーに右足が乗った瞬間に出発したのを見逃しませんでした。安全確認はしっかりお願いします。

 

ワット・アルンはこちら。

高い!そして階段が急すぎる!なんだかわかりやすく、こりゃすごいやあとなる建物でした。

f:id:chinkara-hoi:20190508183942j:plain

 

装飾はなんと陶器で出来ていてとても可愛らしかったです。

f:id:chinkara-hoi:20190508184150j:plain

 

そういえばワット・プラケオではほとんど見なかった日本人もここではたくさん見かけました。ふと目に着いたのがきっと卒業旅行中の日本人女子の4人組で、みんなでお揃いのタイパンツと白無地のTシャツに身を包んだその姿は金色の仏塔のように私にはまぶしかったです。

ワット・プラケオには世界各地からの観光客が大勢いましたが、そういえばこういうお揃コーデ的な楽しみ方をするのって日本人くらいなんだなあと思いました。でもそういうのはディズニーランドでだけしたらいいと思うよ。

 

そういうわけで早々にワット・アルンを後にしました。

もう少し見て回りたかったけど、猛暑と人ごみで疲れたのです。

 

その後はターミナル21という空港をモチーフにしたようなショッピングモールにいき、遅いお昼を食べてTシャツを買って本日のお勤め終了です。

フロアごとにロンドン・東京・イスタンブール・サンフランシスコみたいな名前がついていて、東京には女性ものの下着売り場ばかりで日本の変態カルチャーはこんなところにも染みついてるのか…と思ったらただのレディースファッションフロアだったみたいです。ぶら下がっている提灯には「完全無欠」と書いてありました。

 

f:id:chinkara-hoi:20190508184346j:plain

 

今日は昨日の疲れを癒すため、まったり調べ物をしたり洗濯をしたりで夕方からナイトマーケットに行こうと思います。