オフリド好き!

今日はスコピエを出てオフリド湖で有名なオフリドに向かいます。スコピエはおもしろいとは思うけど、あんまり好きでもなかったかも…

 

 

で、オフリドですがそんなに大きな街ではないでしょうし朝早く向かって、その日の夜のうちにブルガリアに向かおうかなと思ってます。というわけでスコピエの宿は朝食付きでしたが、それ待ってたら午前中にオフリドに着くバスに乗れないので朝食は諦めてバスターミナルへ。

 

なんだか昨日から気になっていたのですがド派手なバスがずいぶんたくさん走っています。観光バスとかではなくて普通の市バスっぽいです。すごいね~こんなに乗る?

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朝ご飯。ウィンナーはさまってるやつに外れはありません。見た目は普通だけど…。

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なんだかとっても暗く見えますけどバスターミナルです。

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ここで同じ宿だった女性に会いました。なんかすれ違ったりするたびに私の方を見て微笑んでるんだけど決して挨拶は返してくれないという不思議な女性でしたがドイツ人だったようです。自転車でドイツからここまで来たけど疲れたから自転車ごとバスに乗るみたいです。まあ休憩も大事ですよね、よい旅をー。

 

というわけでやってきたバスに乗り込み、あっちゅうまにオフリド到着しました。

まずはブルガリア行の夜行バスの手配をしなければなりません。

私「あのー今日のブルガリアのソフィアに行く夜行バスありますか?」

おば「ありません」

私「え・・・これなんですけど・・・(ネットのタイムスケジュールを見せる)」

おば「ありません、スコピエに戻ってください」

私「あ、はい・・・」

 

というわけでありませんでした。困ったな~なんかこうなってくると今日戻るのもめんどくさいっていうか…確かにスコピエに戻ればブルガリア行のバスが何本か出てるのは確認したんですが、うーん…なんかめんどくさくなったのでオフリドに一泊することにしましょうか。

 

何かあった時のために宿はいくつか目星はつけていたのでバスターミナルに近いところに行くかなと外に出ると知らん親父が

親父「何見てるの?」

私「地図・・・」

親父「宿でしょ?宿探してるんでしょ?」

私「まあ・・・」

 

というわけで親父の宿にきました。宿の客引きに会うのかなり久しぶりだと思うんですが、よく宿をとってない時に会いますね。一応ネットに乗ってるところだったし、元々の候補より少し安かったので。

親父の宿はドミトリーとはいってましたけどベッドが3台並んでるだけのほぼ個室でラッキーでした。

 

というわけで宿に荷物を置いて早速散策です。旧市街に来てみました。

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あ、ネコチャン!なんだか毛並みがおしゃれね。

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なんだかクラシックカーが目立ちます。

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私も薪割りとかしたいです。

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真っ赤なかわいい屋根も素敵だけれどこういう年季の入った屋根も好きです。ちなみに私は最近この手の屋根をみると八つ橋が重なっていえるように見えてます。

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参考画像:八つ橋

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そんなわけで住宅街を歩きながらまた要塞を目指します。おっ

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お、ミル姉さんって呼んでいい?

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やっぱり猫のいる街は良い街だ…

 

というわけで着きました。中はなんてことない感じ、もう城壁とは街の様子を上から見下ろすためだけのものですね…。

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城壁を登るにはわりと急な階段を利用しますがたまにトラップがあります。

こういうのはやめてほしいですねー。

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オフリド湖

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街の様子です。街のすぐ外に自然が広がってる感じもいいですね。やっぱこの街なんか好きだわ。にしても陽が沈むのが早すぎる…。

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というわけでのんびりくだるわけにしましょうか。

なんだか住宅街の中にかわいいのがぶらさがってました。

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これは家ですね。この街の住宅は二階以上がせり出してるみたいで。なんでこんな形なのかしりませんが、小さな土地でも家の面積を広くできる…?でも1階は日当たり悪くなっちゃう、っていうか道も閉塞感が出そうですが。

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教会がありました。私もこんな木漏れ日の中で楽器でも弾きながら歌でも歌いたいもんです。楽器は出来ないし歌も音痴なんですけど。

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学校かな?いいなあ…

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マケドニア国旗のような電線

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もう陽が沈む…

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どうやらさっきの家の形の何かは街灯だったみたいです。かわいいな!

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お、ねこちゃん!目の色が違う!体も白いし、君ワンの子だね??

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※トルコのワンには白い毛並みで目の色が金と銀と、片目ずつで違うネコチャンたちがいます。その日の日記は帰ってからでも気が向いたら書きます。

 

旧市街のメインストリートに出てきました。もう若干暗くなってきたので夜ご飯を食べて退散しましょう。この街、1泊してよかった!なんか好き!

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モスクの隣にカジノ、いいのかしら…。

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敷地内にはトルコ国旗

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夜ご飯はムサカです。アルバニアでも食べて美味しかったのでまた頼んでみました。味が肉じゃがそのものでした。

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安くてお腹いっぱい食べれました。なんか食べた時間も早かったのでスーパーで飲むヨーグルトを買って、親父の家に帰ったら部屋が冷蔵庫みたいに冷たくてびっくりしました…。

ここまで足の裏に災難がふりかかる年があっただろうか

朝起きたら右足がかゆくてかゆくてですね。

なんか人差し指と小指が赤く腫れあがっててものすごーく痒いんですよ。私もいい大人なので自分の足の裏の写真とかは載せないですけど、これ水虫じゃないかなって感じで…。

今年はミャンマーで足の裏を焼くところから始まり、中国あたりから足の裏の乾燥が激しく中央アジアまでずっと、それはもう足の裏で大根がおろせるのではないかというほどにズタボロでして。やっと靴下を履く季節になったもんで直ってきたら今度は水虫疑惑ですよ。もう少しだから私の足の裏頑張ってね。

母親に相談したら熱湯かけてみればって言われたんですけどね、どこの世界に自分の足に熱湯かけるばかがいるんでしょうか。

 

はい、というわけでコソボのプリズレンから北マケドニアの首都スコピエに移動です。

 

アメリカ人3人とも移動すると思ってたんですけど、実際移動するのは2人だけみたいです。相変わらずアメリカ人の英語は何喋ってるかまったくわかりませんねー。

というわけで2人の金魚の糞になって一緒にバスを待ち、来たバスに乗り込みました。ちなみにバスターミナルで聞いたときよりも微妙に安い値段でした。いくらかは忘れましたけど。

 

車窓より。南に戻ってきた感じがします。

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というわけで楽ちん国境を越え、すぐ着きました。宿に荷物を置いて、散策へ。

YAMAHAの看板がありました。

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お、ネコチャン!待って!

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はい、ではまず近くのモスクに行こうと思ったんですけど、住宅街の中にありまして姿かたちは見えてるんですが何故か入り口がわからなくて敷地の中に入ることができませんでした。

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で、宿から短い距離しか歩いてないんですが、ちょっと治安が良くなさそうな…。交差点で停まってる車の窓拭いてお金ちょうだいやってる人がいたり、停車中の車の隙間を練り歩き物を売ってるおばさんがいたり、結構貧しいのかしら?住宅街の中もあんまり雰囲気が良くなくてそれでモスクの入り口すぐ探すのやめたってこともあるんですが。

 

まあモスクは諦めて旧市街に向かいましょう。

お、ネコチャン!

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また!目の色が左右で違う!目見せて~って言ったらちゃんと覗きこんでくれた良い子ちゃんです。

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旧市街

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お土産物屋さんとこじんまりしたカフェみたいなのがずらっと並んでいました。もっと見ても良かったんだけど、なんか興味が湧かず別の場所へ…。

ていうかこれどこにでもありますね。傘のせいで逆に暗いんですが…。

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なんだか今のところ全体的によれっとしたイメージが拭えませんが近代的な建物もありました。

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おお、銅像

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なんでしょうねこの3段になってるのは。私も高所恐怖症ですので下段希望。

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噴水に人が多いね…。

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馬まで生えた。

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石橋を渡って対岸へ。

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『井戸端会議』

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ここがメインの広場か。逆光もなんだかいい感じです。

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足元では兵隊さんがライオンと戦ってます。すごいね、私は犬とでも戦えないのに。

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久しぶりに見た気がする我らがHUAWEI。誰が中国人ですか。

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と、まあ一応一等地は立派な建物も多いですね。さすが首都。

よーく見たらがっつり工事してる箇所もあるけれども。

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プリズレンで会った香港人がおすすめしてくれた教会。

なんだか斬新な作りですね。中も今まであんまり見たことがない雰囲気でした。

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あ、教会に行く途中にこんなのもの。

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というわけでさっきの広場にいったん戻り、宿方向に戻ることに。

まーた人がやたらたくさん建っている橋があったのでそれを見学します。

全部逆光で悪いんですけども、これは画家ですね。シルエットでわかります。

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こんな強そうな人から

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急に連れてこられた庶民みたいな人まで。

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橋を渡って川沿いもこれ。

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うーん…足元ぐらつかず目指した方向に一直線!みたいな街ですが、とんでもねえ税金の使い方ですね。住みたくはないな…。

 

というわけでまたちょっと寂しい感じのするショッピングモールを冷やかして

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宿の人がおすすめするレストランでなんと豚肉のステーキ。。300円くらい。しかもビールまで。

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安い国のほうがお金使ってますね。まあいいです。たまになので。栄養がすべて足の裏に行きますように。

香港人と犬に絡まれる。

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本日はプリズレン観光です。寒いですけど、とりあえず天気に恵まれて良かったです。

旧市街のど真ん中で朝ご飯にサンドイッチを食べて、中心部のモスクに行ったんですがスカーフを忘れてしまって宿までたいした距離ではないので一旦戻って頭をぐるぐる巻きにして中へ。

最初は私とアジア人のカップルしかいなかったのですが、気付いたら現地人なのか近隣諸国からの観光客かわからないけど髪を何も隠さないおばちゃん集団が入ってきてちょっとたまげました。こんなモスク初めてだ…。

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で、このタイミングでアザーンを…何て言うんだろう。歌ってるじゃないしな、唱えてる?人がいました。生で聞いたの初めて。見れてよかった。

 

モスクをあとにし、とりあえずまた城壁だか要塞に登ります。バルカンの街、だいたいありますね。暇なときはとりあえずバザール行っておけ精神で動いてましたが、今ではとりあえず城壁登っとけ精神です。

道が…どうやらまた私は正式ではない道を登っているっぽいなあ。

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到着。良い眺めだ!モスクの塔がたくさん、鉛筆みたい。

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もっとこじんまりした街かと思っていたけど、こうみたら意外と広いんですね。広さ伝わらないと思いますけどこの写真じゃ。

人もたいしていなかったので1人座ってのんびり景色を見てたら香港人の女性が話しかけてきてちょっとお喋りしました。

香「いつから旅行してるの?」

私「あ~…2月から…」

香「いや、そういう意味じゃなくて、今回の旅行よ」

私「だから2月から」

香「…?今回の旅行よ?」

私「2月…」

で、やっと理解してくれた香港人は崩れ落ちてしまいました。何もそんなに驚かなくても…。

 

30分くらいお喋りしてたかしら。今まで会った香港人は(といっても3人くらいだけど)みんな陽気でよく笑って良い人なんですよね。今回の女性もそうでした。

なんだか人が増えてきたので香港人は先に撤退。

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私も適当に見学してから下ることに。

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下ったところに映画館が。渋いなあ。

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あと旧市街の一部ですが、木におしゃれカバー?みたいなのしてるんですよね。

何の意味があるんだろう、いや、お洒落に意味なんてないか。

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住宅街。街並みが古くていいです。あんまり今まで見たことない雰囲気。

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おもしろい外観。レンガ貼り付けてるのかしら…。

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セルビア正教会。中には入れず。ここも紛争のときにひどいめにあったんでしょうねえ…。

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ちょっと疲れたのでベンチで休憩していたら絡まれました。

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こ、怖い…。ゆーっくり顔を膝の上に乗せてきたので恐る恐る撫でてみた。

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よ、喜んでる…。撫でるのをやめると…。

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ひいい…。

怖い、触りたくないけど撫でるのを辞めると「おい」と声がかかります。

どうしようと困っていると更に2匹の犬が…

雌犬1「ワン!(ちょっとあんた何やってんのよ!)」

雄犬2「ワンワン!(撫でてもらってるだけや!)」

雄犬3「ガルルルー(気に食わねえ…)」

雌犬1「ガルルルー(そいつどこの女よ!)」

私「違うんです私は撫でろって言われただけで何も…」

という具合で私の右足をはさんで3匹の犬が喧嘩をおっぱじめ、まじで片足なくすんじゃないかと思いました。地元住民たちが怪訝な顔でこっちを見ているけど誰も半泣きの私を助けてくれはせず、一瞬犬たちが離れたすきに足を引き抜き早歩きで撤退。怖かった…足、震えてました。

 

はあ…これだから犬は…

 

というわけで犬から逃げるがごとく適当に歩いたら人通りが多いやたらただっぴろいスペースへ。線路がありました。

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この空き地の奥にショッピングモールがあったので入ってみることに。

なんだろう…人もいるしテナントも入ってるのに妙に寂しい印象を受けました。真っ白で装飾とか広告がないからかしら。

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特に用事もなかったんで撤退。今度は市場。

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ここで栗とみかんにすっかり味を占めた私は柿を購入。ただ帰って食べてみたら渋すぎて食べられたもんじゃなかった…。

柿は「メイドインジャパ~ン!」って親父が叫んでたんですけど本当かしら。違うよなきっと…。

 

宿に戻ったら部屋にアメリカ人3人組が来ていて、明日の朝の便で北マケドニアスコピエに行くらしく今から乗り場を確認しに行くというのでついていきました。

バスターミナルまで行かなくても宿の近くからバスに乗れるみたいで。

このハマムの前かららしいんですが、ここにもハマムあるんですね。オスマンはすごいや。

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というわけで明日は北マケドニアに移動でーす。

コソボの中のセルビアへ

今日はプリシュティナの近郊にある世界遺産を見に行きたいと思います。グラチャニツァ修道院というところでグラチャニツァの町にありますが、プリシュティナからバスで20分くらいです。

 

それがこちら。

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んまー何の変哲もない教会に見えますがこちらセルビア正教の教会です。前回の記事に書いた通りコソボアルバニア人が9割を占めていますがここグラチャニツァはセルビア人の街なんだそう。

だから街の様子もプリシュティナとはちょっと違って、キリル文字が溢れてたりします。

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確かにセルビアベオグラードにいたとき、久しぶりにキリル文字見たな~と思ったんですよね。他の国は普通のよく見るラテン文字だったのに。

で、どこかで見た情報によるとこの街の案内板は、セルビア文字と英語だけで徹底的にアルバニア語は排除してある、とのことだったんですが…それを気にしてよく見てたんですが、キリル文字はもちろんだけどラテン文字も結構あるんですよね。じゃあ少なくともここのセルビア人とアルバニア人は上手くやってるんじゃないの?と思ったんですが、セルビア語ってどうやらキリル文字も使うけどラテン文字も使うっていうなんか特殊言語みたいです。じゃあ私にはもうわかりませんわ。

とりあえずセルビア人とアルバニア人はいがみ合ってますが、この街はセルビア人最後の意地なんでしょうきっと。。

 

修道院入り口にある看板。銃って…。

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立派な外壁。昔はアルバニア人からの攻撃に備える必要があったんでしょう。

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ちなみに敷地内は実際普通の修道院と特に変わりありません。

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教会内部はフレスコ画で埋め尽くされてましたが、ほとんど顔の部分がえぐられている状態でした。アルバニア人がやったのかな…。場所が変われば迫害される人種も変わります、何をやってるんだか…。

 

せっかくなのでグラチャニツァの散策。こじんまりした出店たち、個人でやってるみたいです。

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少し歩いたところにはMISSINGのモニュメント。白い紙が貼りつけられていて見ていたら顔写真でした。きっとコソボ紛争で亡くなった人たちなんでしょう…。

表だけじゃなくて裏側にもびっしりありました。

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バス停近くの小さな教会?

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文字の件を調べるまでは、ラテン文字アルバニア語だと思ってたので、なんだいうほどでもないじゃんと思ってましたが、街の中心にあったこのミニ教会にはしっかりセルビアの旗が立ってました。

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みんなずいぶん揉めるじゃんね…疲れないのかな。でもきっかけがないと許すこともできないよね。どっちが何を許すのか、私にはもうさっぱりわかりませんが。

 

帰って腹ごしらえです。宿の近くには特に何もなかったので、適当に小さなお店に入ってパンを買ったのですが薬臭くて食べれたもんじゃありませんでした。この菓子パン、賞味期限が半年あるのよね。

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アテネでもこの類のパンを一度買ってそのときも賞味期限長かったので、それ以来買ってなかったんだけど、あの時だってここまで臭くなかったような…。とにかく寿命縮まる味がします。

 

お昼すぎに次の街プリズレンへ移動。プリシュティナから約2時間ほどです。バスは頻発してるので適当に出ました。

ついたらなんだか今まであんまり見たことないタイプの古い街並みにちょっと驚きました。プリシュティナコソボの首都ですが、それは建国されたさいに作られた街であり元々はプリズレンが文化の中心らしいです。

 

街歩きは明日するとして…

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夜ご飯!物価の安い国では奮発しがちです。ハンバーグの中にチーズが入っていて最高に美味しかった…。

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でも胃袋小さくなりましたね、爆発するかと思いました。

では明日はプリズレンの街歩きです。

プリシュティナで秋を満喫

朝の4時頃、コソボの首都プリシュティナのバスターミナルに到着しました。早すぎる…。当然外は真っ暗なので待機です。幸いWiFiもあるし、大好きな3連結椅子も…

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おお、手すりが無いのに寝れない…しかもさすがこの時期、椅子が冷たすぎます。

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明るくなるのを待ち、もういいかなと頃合いを見て宿まで。だいたい7時半頃。バスターミナル近くの宿をとっておいてよかったです。

勝手にキッチンで紅茶を1杯飲んで、さて荷物置いて観光行くかなーと思ったところオーナーが起きてきたようで部屋に入れてくれました。シングルベッドが4つ並んだ部屋でおっさんが1人いましたけど綺麗で快適…と一瞬目を瞑って起きたら13時でした。びっくり!寝すぎや!

 

慌てて観光へ。

風邪が全く吹いてないのでわかりませんがこの旗はもしや…

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なんだか斬新なデザインの図書館です。こういうデザインだから結構新しいのかと思いきや、よく見てみたらちょっと古そうです。

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図書館の裏には教会。朽ち果ててますね。紛争の影響かな。

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なぜか広場にレゴブロック…

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モスクもあります。

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市場にやってきました。

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なんだかこの雑多に野菜やら果物が並べられた光景、アジアに帰ってきたみたいで嬉しくなります。久々に見ていて楽しくなる市場!

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嬉しくなった勢いで、1kg1€でみかんが売ってたので買っちゃいました。やっぱりこれを食べなきゃ冬ではないのです。へへへ…

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おや、アルバニアパーカーですね。

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市場を離れてまた市街地散策。

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マザー・テレサ像です。マザーテレサはここコソボの出身…かと思いきや次に行く北マケドニアの生まれだそうです。アルバニアのときもマザーテレサいたからアルバニア生まれだと思ったのに。とりあえずこの辺りはマザーテレサ推しがすごいですね。この銅像が立っていた場所もマザーテレサストリートです。

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コソボ国旗に紛れてアルバニア国旗…

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実はここコソボ、住んでいる人の9割がアルバニア人だそうです。元々はセルビアの一部でしたが、独立を宣言してコソボ共和国となっています。

コソボアルバニア人がほとんどっていうのは来る前から聞いていたんですが、こんなアルバニアグッズまで売ってなんなら国旗も大々的にロータリーのど真ん中に立てちゃってすごいですね。だったら独立なんてせずに「僕らアルバニアにくっつくわ!」とすればよかったのでは…ともちょっと思いましたけどそしたらまたアルバニアセルビアが戦争になっちゃうんでしょうねきっと。ちなみにセルビアはもちろんコソボの独立を認めておりませんので、国境ではセルビアの出国スタンプは押されませんでした。コソボ側は入国スタンプ押してくれましたけど。

日本はコソボ共和国を認めていますが、認めていない国にとってコソボは「未承認国家」となるわけです。ブログには書いてませんがアゼルバイジャンナゴルノ・カラバフとおんなじ感じですね、こっちは日本は国として認めてませんけど。

コソボを承認していない国は、中国・ロシア・スペインと民族問題のある国だそうです。確かにウイグルだとかカタルーニャで揉めてるのにこれを認めちゃったら自国民から批判が来るんでしょうね…。にしても世界はほんと難しいですわ、みんな仲良くなーれ。

 

栗!

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思わず買ってしまいました。みかんといい栗といい今日はほくほくです。幸せだ。イスタンブールでちょこちょこ焼き栗を売ってる屋台は見てたんですがあの時はトルコにお金を落としたくなくて買わず、しばらく見てなかったんですが出会えたので買っちゃいました。うひひ…

 

アルバニア人は夕方からぽんぽこ増えだして歩きだす、、、コソボでも一緒ですね。

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コソボ建国の際に作られたものだそうです。落書きもオフィシャルだそうですよこれ。当時の大統領だか忘れたけど偉い人自ら一言書いたとかなんとか。

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裏は頭文字をとった単語を、世界各国の言葉で。

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マザーテレサ大聖堂

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中にいたのは二人だけ。後ろに聖水があるのはアルバニアと同じ。他の国にもあったかなあ、あんまり記憶にないんですよねえ。

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ビル・クリントン像。アメリカがコソボ建国に協力したそうですが、ここまで建国の父と言わんばかりにここまで祭り上げますかね普通。にしてもアメリカはほんといろんなところに口出すなあ…。

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学校の校舎にも落書き。学校仕様です。落書きと言うかアートですね。

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暗くなるのが早いので駆け足になりましたが一通り見たんじゃないでしょうか。プリシュティナ結構好きでした、なんか人も感じが良かったです。もうちょっとゆっくりしたかったですが、明日は郊外の世界遺産を見に行ってから次の街にまた移動です。

悪かったのはセルビアだけなのか

今日はベオグラード街歩きです。また本日の夜行でコソボに移動しますのでほぼ丸一日歩き回りたいと思います。

 

朝から宿の犬ダンテさんにご挨拶してさっそく出発です。ダンテさん、でかい犬らしく賢いから全然吠えないんだけど、たまに私にだけガルルルってやるんだよな…怖いからやめておくれ…

お、ネコチャンー!!久しぶりー!!!

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ネコチャンー!!

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可愛い…久しぶりに見るとやっぱり可愛いです。丸いし。はぁ、いいなあ。

 

昨日はじめじめしてたベオグラードですが今日は晴れてます。城壁方面とは反対側に向かって歩いているとやっぱり一国の首都、なんだか思ってたより大きな都市っぽいです。

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メトロが縦横無尽に。車体が結構古そうです。

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とりあえず市場に向かってみたものの、なんとも活気に欠ける感じです。

野菜や果物に雑貨類が並び、周りには肉屋だとか花屋だとかで囲まれてます。

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中央アジアではスイカとメロンが山のように積まれていたのにキャベツになった…季節もだいぶ変わったなあ。坊主とメロン食べたのが懐かしい。

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一部蚤の市っぽいエリア、私の靴もトルコでこうやって売られてるんだろうか…爆発しろ…

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住宅の窓は…なんだっけ。名前忘れました。ブラインドがたぶん木製っぽいんですよね。なんていうんだっけ。

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で、朝ご飯を食べてたなかったので適当に探すことに。まあ探してる間に次の目的地である教会についてしまったのですが、教会の前で朝昼兼用のパン。カリカリのベーコンがおいしい!

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聖サワ大聖堂

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え、中が修復中で全然見れないじゃん…と思ったらまさかの現在まで工事中だったようです。

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ただし地下は見ることが出来ました。すごく華やかでフレスコ画でぎっしりです。

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適当に歩く。

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お…

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とんでもないインパクトの建物が一等地にどかんと建っておりました。ちなみに向かいのビルはこれ。

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地震とかないのかなこの辺りは…ちなみに結構な強風で近く歩いてるだけでも怖かったんですけど。

これはコソボ紛争のときにNATOから爆撃を受けた建物だそうです。ユーゴスラビアの話になるとなんだかいつもセルビアが悪者扱いですが、セルビアもしっかりやられてるというかもちろんそれなりのダメージを負ってるわけですね。当然。クロアチア人や後日書きますがアルバニア人セルビアをこれでもかとぼこぼこにやったらしいですから。両者無事じゃいかないのが戦争・紛争なんでしょうね。

 

爆撃されたビル(最初の写真の方)の側面に女性兵士の写真の大きな広告がついていたんだけどあれなんて書いてたのかな…写真撮り忘れちゃいましたけど。

 

適当にこの後もふらふらして街歩き終了。夜行のためバスターミナルへ。

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やっぱさあなんなのこのバスターミナル周りだけ殺伐とした感じ??やめてくださいよー。

街自体は実際心配したほど治安の悪さは感じませんでした。ほんとここだけ。

ちなみにバスターミナル横には鉄道駅もあるので人通りも多くこの時はそんなに不安になることもありませんでした。

 

バスに乗るのに190ディナールの税金を支払ってホームへ。バスに乗車して、定刻発車したんですが、バスターミナルから出た直後にすぐバスが停車しわちゃわちゃ結構多めに人が乗ってきました。

最初なんで…?と思いましたが、こいつら税金ちょろまかしよったな。もっと取り締まればいいのにーてかバス会社も停まんなよー。

 

というわけで次はコソボの首都プリシュティナへ向かいます。

ユーゴスラビアという国についてお勉強を

今日は日記じゃありません。

ざっくりですが、ユーゴスラビアについてお勉強をしたのでめちゃくちゃ簡単に、それはもうびっくりするほど簡単にまとめてみます。どうせすぐに忘れるので。

ちなみに今から書くことはネットでいくつかのサイトを見た程度なので間違っている可能性もありますの。

 

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ユーゴスラビアという名称は「南スラブ人の土地」という意味があるそうで、その名の通り南スラブの人たちによって建国されたようです。「スラブ人」っていうのは私なんかはロシア人だとかウクライナ人が思い浮かぶのですが、これは1つの民族のことを指しているわけではなくスラブ語派を話す人々のことを表すようなので実際にスラブ人といっても色んな民族がいるそうです。その中の南スラブの人たちによって建国されたのがユーゴスラビアだと。

 

ユーゴスラビア『7つの国境(イタリア、オーストリアハンガリーブルガリアルーマニアギリシャアルバニア、6つの共和国セルビアクロアチアスロベニアボスニア・ヘルツェゴビナモンテネグロマケドニア、5つの民族セルビア人、クロアチア人、スロベニア人、マケドニア人、イスラム人)、4つの言語セルビア語、クロアチア語スロベニア語、マケドニア語)、3つの宗教セルビア正教イスラム教、キリスト教、2つの文字ラテン文字キリル文字、1つの国家』と形容されるようで、なんかこの言葉だけでいかに複雑な国かわかる気がします。

 

汎スラブ主義という考え方が19世紀頃からあるみたいで、これは「バルカン半島のスラブ人みんなで仲良くやっていきましょうね」という動きらしいんですが最もこれを強く推していたのがセルビア王国で、第一次世界大戦後からこの動きが強まり周りの国も認めだすようになったらしいです。「民族のことはもうその民族に決めさせましょう」みたいな大戦の反省があったとか、なかったとか…。

 

それで出来たのがユーゴスラビア王国。首都はベオグラード、現在のセルビアの首都ですね。今ちょうど日記書いてるところです。

ユーゴスラビアの首都はベオグラードだし要人もセルビア人がほとんどだったらしく周りの共和国からは不満が募っていったそうです。それだけではなくクロアチアスロベニアは経済的にも恵まれていたため不満を募らせていき独立。まあ独立と一言で言ってしまいましたがこの間にクロアチア自治権を与えられていたり1度に勝手に独立したり、カリスマ大統領によりユーゴスラビア連邦にまた統合されたり…とすったもんだあったみたいですが。

 

カリスマ大統領の死後、独立したい民族たちとセルビア人の戦いが勃発。ここでクロアチア紛争が起きたそうです。あとは内戦のイメージのあるボスニアヘルツェゴビナ、ここは3つの民族がいるらしく(クロアチア人、セルビア人、ムスリム人)みんな主義主張が違ったため大変な事態になったそうで、ボスニア紛争は今でもヨーロッパ最悪の紛争と言われているらしいです。だからあんなにサラエボモスタルも穴だらけだったのね…。

結局いま現在ボスニア・ヘルツェゴビナボスニア・ヘルツェゴビナ連邦とスルプスカ共和国セルビア人主体)の2つから成り立っているそうです。私はスルプスカ共和国にはいきませんでしたが、実際旅行した人のブログを読む感じ、住民の行き来はほとんどないみたいでボスニアヘルツェゴビナからスルプスカ共和国へのバスの乗り合わせはかなり悪いとか…。

そもそも連邦という仕組みがよくわかってなくて1つの国の中に共和国ってどういうこと…ってまだよくわかってないんですけどあんまり世界的に珍しいことじゃないんでしょうね。そいうえばウズベキスタンの西部にも共和国があったし(名前忘れたけど)ロシアも共和国だらけよね。

 

はい、戻ります。

で、95年までクロアチアは戦争をしていたし、92年でボスニアヘルツェゴビナも独立、マケドニアも同じく92年にはちゃっかり独立していたそうです。もちろんこちらも紛争していたみたいですが。たいして2006年まで一緒にいたのがモンテネグロ。「セルビア・モンテネグロ」という国名はまだ聞いたことがあるような気がします。割と最近まであったんですね。

 

こんな感じで今のセルビア共和国になったみたいです。もうぐっちゃぐちゃですね。6つの共和国だとか5つの民族だとか言ってますけど、絶対1つにまとめちゃだめですね。赤い国旗の大国2つ、2つや3つのの民族であんなにごちゃごちゃしてんのに…。あああと今回は出てきてませんが、コソボ編の日記にてアルバニア人もここに突如躍り出てきますので。

 

私は色々解説を読んでみて、戦争はぜったい無くならないだろうなあと思いましたよ。というかここまであの小さな半島に色んな人がいるんだったらもう国とか国境とかそういう概念いらないのでは…と思いました。

そいうえばF氏が世界平和について、「誰か1人が世界征服をすれば世界は平和になります、争いは起きません」と言ってたな…それもありですねえ…。

 

というわけで次回はこれを踏まえてまた通常のベオグラード日記です。

(今回の記事、わかりにくいうえに間違っているところもたくさんあると思います。異論反論訂正指摘なんでもどうぞ。)