香港人と犬に絡まれる。
本日はプリズレン観光です。寒いですけど、とりあえず天気に恵まれて良かったです。
旧市街のど真ん中で朝ご飯にサンドイッチを食べて、中心部のモスクに行ったんですがスカーフを忘れてしまって宿までたいした距離ではないので一旦戻って頭をぐるぐる巻きにして中へ。
最初は私とアジア人のカップルしかいなかったのですが、気付いたら現地人なのか近隣諸国からの観光客かわからないけど髪を何も隠さないおばちゃん集団が入ってきてちょっとたまげました。こんなモスク初めてだ…。
で、このタイミングでアザーンを…何て言うんだろう。歌ってるじゃないしな、唱えてる?人がいました。生で聞いたの初めて。見れてよかった。
モスクをあとにし、とりあえずまた城壁だか要塞に登ります。バルカンの街、だいたいありますね。暇なときはとりあえずバザール行っておけ精神で動いてましたが、今ではとりあえず城壁登っとけ精神です。
道が…どうやらまた私は正式ではない道を登っているっぽいなあ。
到着。良い眺めだ!モスクの塔がたくさん、鉛筆みたい。
もっとこじんまりした街かと思っていたけど、こうみたら意外と広いんですね。広さ伝わらないと思いますけどこの写真じゃ。
人もたいしていなかったので1人座ってのんびり景色を見てたら香港人の女性が話しかけてきてちょっとお喋りしました。
香「いつから旅行してるの?」
私「あ~…2月から…」
香「いや、そういう意味じゃなくて、今回の旅行よ」
私「だから2月から」
香「…?今回の旅行よ?」
私「2月…」
で、やっと理解してくれた香港人は崩れ落ちてしまいました。何もそんなに驚かなくても…。
30分くらいお喋りしてたかしら。今まで会った香港人は(といっても3人くらいだけど)みんな陽気でよく笑って良い人なんですよね。今回の女性もそうでした。
なんだか人が増えてきたので香港人は先に撤退。
私も適当に見学してから下ることに。
下ったところに映画館が。渋いなあ。
あと旧市街の一部ですが、木におしゃれカバー?みたいなのしてるんですよね。
何の意味があるんだろう、いや、お洒落に意味なんてないか。
住宅街。街並みが古くていいです。あんまり今まで見たことない雰囲気。
おもしろい外観。レンガ貼り付けてるのかしら…。
セルビア正教会。中には入れず。ここも紛争のときにひどいめにあったんでしょうねえ…。
ちょっと疲れたのでベンチで休憩していたら絡まれました。
こ、怖い…。ゆーっくり顔を膝の上に乗せてきたので恐る恐る撫でてみた。
よ、喜んでる…。撫でるのをやめると…。
ひいい…。
怖い、触りたくないけど撫でるのを辞めると「おい」と声がかかります。
どうしようと困っていると更に2匹の犬が…
雌犬1「ワン!(ちょっとあんた何やってんのよ!)」
雄犬2「ワンワン!(撫でてもらってるだけや!)」
雄犬3「ガルルルー(気に食わねえ…)」
雌犬1「ガルルルー(そいつどこの女よ!)」
私「違うんです私は撫でろって言われただけで何も…」
という具合で私の右足をはさんで3匹の犬が喧嘩をおっぱじめ、まじで片足なくすんじゃないかと思いました。地元住民たちが怪訝な顔でこっちを見ているけど誰も半泣きの私を助けてくれはせず、一瞬犬たちが離れたすきに足を引き抜き早歩きで撤退。怖かった…足、震えてました。
はあ…これだから犬は…
というわけで犬から逃げるがごとく適当に歩いたら人通りが多いやたらただっぴろいスペースへ。線路がありました。
この空き地の奥にショッピングモールがあったので入ってみることに。
なんだろう…人もいるしテナントも入ってるのに妙に寂しい印象を受けました。真っ白で装飾とか広告がないからかしら。
特に用事もなかったんで撤退。今度は市場。
ここで栗とみかんにすっかり味を占めた私は柿を購入。ただ帰って食べてみたら渋すぎて食べられたもんじゃなかった…。
柿は「メイドインジャパ~ン!」って親父が叫んでたんですけど本当かしら。違うよなきっと…。
宿に戻ったら部屋にアメリカ人3人組が来ていて、明日の朝の便で北マケドニアのスコピエに行くらしく今から乗り場を確認しに行くというのでついていきました。
バスターミナルまで行かなくても宿の近くからバスに乗れるみたいで。
このハマムの前かららしいんですが、ここにもハマムあるんですね。オスマンはすごいや。
というわけで明日は北マケドニアに移動でーす。