プリシュティナで秋を満喫
朝の4時頃、コソボの首都プリシュティナのバスターミナルに到着しました。早すぎる…。当然外は真っ暗なので待機です。幸いWiFiもあるし、大好きな3連結椅子も…
おお、手すりが無いのに寝れない…しかもさすがこの時期、椅子が冷たすぎます。
明るくなるのを待ち、もういいかなと頃合いを見て宿まで。だいたい7時半頃。バスターミナル近くの宿をとっておいてよかったです。
勝手にキッチンで紅茶を1杯飲んで、さて荷物置いて観光行くかなーと思ったところオーナーが起きてきたようで部屋に入れてくれました。シングルベッドが4つ並んだ部屋でおっさんが1人いましたけど綺麗で快適…と一瞬目を瞑って起きたら13時でした。びっくり!寝すぎや!
慌てて観光へ。
風邪が全く吹いてないのでわかりませんがこの旗はもしや…
なんだか斬新なデザインの図書館です。こういうデザインだから結構新しいのかと思いきや、よく見てみたらちょっと古そうです。
図書館の裏には教会。朽ち果ててますね。紛争の影響かな。
なぜか広場にレゴブロック…
モスクもあります。
市場にやってきました。
なんだかこの雑多に野菜やら果物が並べられた光景、アジアに帰ってきたみたいで嬉しくなります。久々に見ていて楽しくなる市場!
嬉しくなった勢いで、1kg1€でみかんが売ってたので買っちゃいました。やっぱりこれを食べなきゃ冬ではないのです。へへへ…
おや、アルバニアパーカーですね。
市場を離れてまた市街地散策。
マザー・テレサ像です。マザーテレサはここコソボの出身…かと思いきや次に行く北マケドニアの生まれだそうです。アルバニアのときもマザーテレサいたからアルバニア生まれだと思ったのに。とりあえずこの辺りはマザーテレサ推しがすごいですね。この銅像が立っていた場所もマザーテレサストリートです。
実はここコソボ、住んでいる人の9割がアルバニア人だそうです。元々はセルビアの一部でしたが、独立を宣言してコソボ共和国となっています。
コソボにアルバニア人がほとんどっていうのは来る前から聞いていたんですが、こんなアルバニアグッズまで売ってなんなら国旗も大々的にロータリーのど真ん中に立てちゃってすごいですね。だったら独立なんてせずに「僕らアルバニアにくっつくわ!」とすればよかったのでは…ともちょっと思いましたけどそしたらまたアルバニアとセルビアが戦争になっちゃうんでしょうねきっと。ちなみにセルビアはもちろんコソボの独立を認めておりませんので、国境ではセルビアの出国スタンプは押されませんでした。コソボ側は入国スタンプ押してくれましたけど。
日本はコソボ共和国を認めていますが、認めていない国にとってコソボは「未承認国家」となるわけです。ブログには書いてませんがアゼルバイジャンのナゴルノ・カラバフとおんなじ感じですね、こっちは日本は国として認めてませんけど。
コソボを承認していない国は、中国・ロシア・スペインと民族問題のある国だそうです。確かにウイグルだとかカタルーニャで揉めてるのにこれを認めちゃったら自国民から批判が来るんでしょうね…。にしても世界はほんと難しいですわ、みんな仲良くなーれ。
栗!
思わず買ってしまいました。みかんといい栗といい今日はほくほくです。幸せだ。イスタンブールでちょこちょこ焼き栗を売ってる屋台は見てたんですがあの時はトルコにお金を落としたくなくて買わず、しばらく見てなかったんですが出会えたので買っちゃいました。うひひ…
アルバニア人は夕方からぽんぽこ増えだして歩きだす、、、コソボでも一緒ですね。
コソボ建国の際に作られたものだそうです。落書きもオフィシャルだそうですよこれ。当時の大統領だか忘れたけど偉い人自ら一言書いたとかなんとか。
裏は頭文字をとった単語を、世界各国の言葉で。
マザーテレサ大聖堂
中にいたのは二人だけ。後ろに聖水があるのはアルバニアと同じ。他の国にもあったかなあ、あんまり記憶にないんですよねえ。
ビル・クリントン像。アメリカがコソボ建国に協力したそうですが、ここまで建国の父と言わんばかりにここまで祭り上げますかね普通。にしてもアメリカはほんといろんなところに口出すなあ…。
学校の校舎にも落書き。学校仕様です。落書きと言うかアートですね。
暗くなるのが早いので駆け足になりましたが一通り見たんじゃないでしょうか。プリシュティナ結構好きでした、なんか人も感じが良かったです。もうちょっとゆっくりしたかったですが、明日は郊外の世界遺産を見に行ってから次の街にまた移動です。