なんだか暗いベオグラード

夜行でセルビアの首都ベオグラードに行くため、またバス停まで暗い中てくてく移動です。

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今回怖かったのは、後ろから自転車で来たおじさんに「☆△~※●?!」と声をかけられて、「え!え!」となっていたら、「What time?!」と聞きなおされたので「6:15!!」と答えたら「Thank you!!!」と言って去って行ったことです。驚かせるのはやめなさいよ。

 

かなり早めにバスターミナルに来て、しかもwifiがないのでひまです。ゆっくりもしゃもしゃサンドイッチを食べました。パンがもそもそしてた。

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というわけでまたもFlixBusですが一応車体にFlixBusって書いてましたが、運営会社は違うみたいでした。なんか乗車したら手書きのチケットもわざわざくれましたし。

バスは定刻発車し、早朝に着いちゃうかな~と心配していたらセルビアとの国境に深夜2時に着き、なんと国境通過したのが5時半とかでした。なんでこんなに時間かかったんでしょう。レーンが1か所しか開いてなかったっぽいですが、だからってそんなに時間かかるかしら…。

2時に国境で停車していることはわかったのですがあまりにも待ち時間が長かったためみんな外にタバコを吸いに行き、私はもちろん吸うものないので中でひたすらうとうとですがなんか「みんな急に歩いて入国審査済ませてたらどうしよう…」とか謎の不安によりまったく眠れませんでした。そんなわけないのに。

 

いざ入国審査についてみたらスムーズそのもので、ほんとなんでこんなに時間がかかったのか謎でした。あ、セルビアの入国スタンプ、たぶん本来押してはならない「追記欄」に押されたのでもうセルビアが嫌いになりそうです。

 

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というわけで予定より遅れて7時半頃、セルビアは首都ベオグラードのバスターミナルに到着しました。まあ恐ろしく早い時間に着くよりはよかったです。

にしても7時半で雨も降ってるのでまだ薄暗いのですが、なんかバスターミナルが殺伐としていてあんまり治安がよくなさそうな雰囲気が出てます。嫌だなあ。まあでもそんなこと言っていても仕方ないので宿まで約歩いて15分。

 

宿に怖い犬がいました。

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名をダンテというそうで、私は心の中でダンテさんと呼ばせていただきました。だって宿のドア開けたらこのでかいのがすごい吠えてたんだもん怖いわ…。しかも私のダウンによだれ…。

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ちょっと一休みしてベオグラードの散策です。雨はやみました。また降りそうですけど。

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なんか暗いなあやっぱり。

 

城壁?要塞?のある公園に来ましたが、なぜか恐竜がいました。どういうことでしょう。写真じゃわかりにくいですがたくさんいます。

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お城とかは残ってないみたいですが、立派な門がありました。

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この門のすぐ横に教会があるのですが、なんか不審者がいたので近づけませんでした。

 

ドナウ川

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うーん、、なんだろうなこの活気のなさは…

待ってました晴れのブダペスト!

今日は快晴です。相変わらず部屋の人間たちがうるさくて全然よく眠れませんでしたがはりきって行こうと思います。

朝から目覚ましが鳴り響き全然止める気配もないしやっと止めたかと思えばスヌーズ機能がさく裂して10回以上は鳴ってたんじゃないでしょうか。みんな起きたころに犯人探しが始まりましたが名乗り出た人間はいませんでした。くそう。

 

早速、なぜか市場に来ました。屋内です。昨日のうちに来とけよと我ながら思いましたが昨日は昨日で歩き回ったので疲れていたのです。なかなか立派な外観で、入り口がこんなんだったので中はキンキンなのかと思いきやそうでもなかったです。

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中は1階が食品類、2階がお土産物屋になってました。私はハンガリーの通貨フォリントをおろしていなくてクレカだけでしのごうと思っていたので特にお買い物はせず。開放感があって綺麗な市場でした。

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外へ行くぞ外へ。遠くに見えるアレを目指します。ブダペストのブダ地区にあるブダ城です。以前、オーストリアチェコに旅行に行ったときもちろんハンガリーも候補の1つでちょっと調べたのですが、ブダペストが大きくブダ地区・ペスト地区にわかれているということを兄が見つけてひとしきり笑った記憶があります。というわけでブダ地区に向かいます。

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遠くの山?丘?の上に何か見えていますね。私はあの手のポーズを見るとカラガンダ銅像を思い出します。覚えてますか?カラガンダ銅像

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カラガンダー!!

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気を取り直して…有名な鎖橋です。さすが、観光客がずらりといると共に、その間を縫うようにキックボードで走り去っていく集団がいました。こわやこわや。

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キックボードって中国のイメージがあったんですけどね、意外と欧米人も乗ってるっていうか欧米人のほうが乗ってますね。通勤でつかってるっぽいひとも見かけるし。

この橋を渡って城の正面まで来たんですが、入り方がよくわからないのでいつも通り裏口から入ります。なんで私ってばこうなんでしょうね。

裏口は誰もいませんでした。

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敷地内に入ると見たことない旗がたくさん並んでます。これはオーストリアハンガリー帝国とかなんかそういう系のあれでしょうか。まったくわかりませんね。

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衛兵さんたちが行進してました。厳密に言うと、なにかパフォーマンスをしていたのですが既に人だかりが出来ていて私の身長では見えるはずもなく諦めていたのですが、行進して去って行ったと思ったらまた戻ってきてくれたのです。人もみんなパフォーマンスが終わったと思って散り散りになったときに一番前に行ったので、戻ってくるところが見えました。

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お城近く。

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城は高い位置にあるので眺めが良いですねー。

ブダ地区から見えるあちら側がペスト地区です。奥に見えてる立派なのは国会議事堂だそうで。

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では議事堂方面に向かって歩いていきます。また鎖橋を渡るのもつまらないのでもう1つ奥の橋を渡るとしましょう。

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城からおりたらすぐ、めちゃくちゃ長いベンチがありました。これがバスターミナルにあったらいくらでも寝れると思います。地味にベンチの批評をするのが好きです。批評と言ってもこれなら寝れる・寝れないと考えるだけですが。

にしてもこれは長すぎる。

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ではベンチの批評は終えて歩きます。教会。中には入れず。

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国会議事堂、正面から。

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結構歩いてやっと橋に。そういえばドナウ川に中州があって、この橋から歩いて入れるみたいでちょこっと上陸してみます。確か車両侵入禁止ってどっかで見た気がするけど道路はありました。道路どころかバス停もありました。入り口までかな?

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橋の上がまるで橋じゃないみたいに、歩道も自転車専用道路も道路もトラムの駅まであります。

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いざ中州へ上陸、と思いましたがなんだか疲れて歩き回れず、ベンチでのんびりして終わりました。見てくださいこのベンチ。

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低すぎる。

 

やっとペスト地区のほうに戻ってきました。

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川沿いに人が群がってると思って近づいてみたらユダヤ人の…なんていうんだろう。慰霊碑といっても碑ではないしな…。

ここで第二次世界大戦中、ユダヤ人が大量に虐殺されたようです。勉強不足で詳しいことはわからないのですがハンガリーユダヤ人が多いみたいです。よく調べなければ…。

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このあともふらふら歩き回り、宿に戻って荷物を回収し、夜行で移動です。

移動のことは次の記事で。

 

雨のブダペストを歩き回る

昨日の夜から引き続き、雨でございます。

バルカン半島に来るまで丸一日雨っていう日がほとんどなかったんで、困りますねえ。いやあ雨だとそれを口実にごろごろできるというのがあるんですけどいかんせんケツは決まっておりますから、動き続けなきゃいけないでしょう??旅も終盤になっての雨もね~困りますね~。

 

というわけであんまり景観重視ではない観光をしていきましょうね。

まずはブダペスト西駅に世界一美しいマックがあるっていうので歩いてきてみました。エッフェル塔を設計した方がこちらも設計したようですよ。その名もエッフェルさんです。エッフェル塔はエッフェルさんだったんですね~。

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内装

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おお…まあ美しいけど…世界一ねえ。うーーん。という感じもします。まあ中に入って何か頼まないといけませんね、世界一美しくたってどうせ私はチーズバーガーとポテトなんですけど。と、思ったら店員さんのお兄さんがめちゃくちゃかっこよくてですね。あ~世界一美しいってこっちかあ、こっちの話だったのね~納得~と思いました。

 

まあ普通に食べて終わったんですけど。ちょっと後悔なのが、ハンガリーってフォアグラ有名ですけど、たぶんフォアグラバーガーみたいなのあったんですよね。高かったけど、頼めばよかったかな…。

 

次は西駅です。マックの隣にありますのでそのまま見に行きます。

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高い天井!

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入り口から入ったらすぐプラットフォームです。そんなに色んな駅を見たわけじゃないけど、西欧はこういうタイプが多かった気がします。ドイツの…どこだったかなあ、フランクフルトだったか、昔乗った駅を思い出しました。

そういえば今回はヨーロッパ来てから長距離鉄道乗ってないけど、機会があれば乗りたいです。まあでも駅舎は通ってるけどこんな立派ではなかったかな。やっぱりハンガリーほどの大国になると違いますね。

 

なお天井は一部木なので床水浸しのびちゃーびちゃでした。

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あとは適当に教会を見て、

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近くにあったアウトドアショップに寄って靴下と水筒を探し結局何も買わず、住宅街をふらふら。

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こんなの、夜絶対通りたくないですね。

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教会多いなあ。

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ずいぶんボリューミーだなあと思って見たら

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鉢が4つも5つもついてるんですよね。これ日本でやったら地震で全部落ちるだろうな…。

ハンガリーも温泉大国みたいですが地震とかないんでしょうか。

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ブダペスト東駅に来ました。次の目的地、セルビアベオグラードまで鉄道で行こうと思いまして。

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と、思ったらベオグラード行はないんですって。なくなっちゃったのか季節の問題なのか…。

せっかくずぶ濡れになってきたのに…と駅のベンチに座り込んだら、

 

おじちゃん「ジャポン?!」

私「イエス、ジャパニーズ」

おじちゃん「サンキュー!!」

 

と、なんでいきなり感謝されたのかまったくわかりませんけど話しかけられました。

なんだか日本が好きみたいなおじちゃんで、自分の腕時計は日本のブランドだ!と誇らしげに見せてくれました。見たことないブランドだったけど…日本のでありますように。

色々とお喋りしてくれたんですけど、私のリスニング力とおじちゃんの発音と構内のアナウンスでまったく内容がつかめませんでした。すいません。

なんだか長くなりそうだったので適当に切り上げ、最後またショッピングモールによって色々見るも何も買わず、宿の近くで茄子だけ買って帰りました。

 

なかなか寒い、穴あき靴下がひどいので厚めの靴下と手袋が欲しい…。

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再び南へ

スロバキアの首都ブラスティラバまで一生懸命北上してきましたが、ここにきて南下を始めようと思います。

チェコオーストリアは以前に行ったことがあったので今回は飛ばし、これからは北マケドニアまで突っ走り、そこからブルガリアに抜け再度北上開始です。複雑なルートでございます。

(ちなみに11月19日現在、帰国のチケットをとりました。12月17日にポルトガルリスボンから帰ります。間に合うんでしょうか、なんかだめそうな気がします。)

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この画像、一生懸命作ったんだけど→がいれられなくて手書きに…矢印くらい頑張れよって思うんですけど…見にくくてすいません。

 

はい、では本日の日記です。

ハンガリーブダペストに向かうのにバスはお昼なので午前は再度観光…と思いきや雨が強かったので出られませんでした。バスターミナルに向かう途中に、ブルーチャーチだけ見てきました。中には入れませんでしたが、覗くだけしました。

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誰かの食べかけの林檎…

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これだけ見てさっさとバスターミナルへ向かいます。もう少しのんびりしたかったなあ。まあでも雨も降ってるし宿代も高いし仕方ありません。

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バスターミナルの周辺は建設ラッシュみたいです。

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お昼ご飯はバスターミナルにあったパンやさんでサンドイッチを購入。あまり期待してませんでしたが、すごく美味しかったです。中身はレタス、トマト、ハム、チーズでシンプルなんですけど、なんかよかったな。パンかな。

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で、今回もFlix Busの利用ですが、30分ほど遅れてきました。これだけなら良かったんですけど、道中も工事してたのかちょこちょこ停まってしまう有様。15時半到着予定だけど何時に着くやら…16時にはもう薄暗いんですけどねえ…

 

スロバキアハンガリー間はなんだか見覚えのある景色で、ああこれ絶対カザフと一緒、ステップ地帯ってやつだなと思って調べたらやっぱりそうでした。まあカザフほど乾いてないんですけど、一面何もない草原です。まあ何もないと言ってもカザフよりは全然あるんですけどね。でも雨ながらなんか綺麗で好きな景色です。何もないことの何が悪いんだと某アナウンサーに言ってやりたいです。最近全国ネットで地元が何もないとバカにされたので心がすさんでおります。

 

で、ブダペスト到着。

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・・・

なんのために15時半着の便をとったと思ってるのよ…

しかもブダペストには停車するバスターミナルが2つあったのですが最初のバスターミナルでひどいことがありました。運転手がバスターミナルへの入り口を見過ごしたのか一度通り過ぎ同じところをぐるぐる回り、戻ってきたと思ったら今度はトラムの乗り場にバスをつけてものすごく邪魔になってました。なんとか後ろからきたトラムをやりすごしたあとはバックで道路に戻り、一般車両をたくさん邪魔してやっとバスターミナルの中へ…やっぱスタッフの質もあれなのかな…あまり良いイメージ無いぞこの会社。

 

というわけでこの真っ暗の中宿まで向かわなければいけないうえに大雨です。宿まで4㎞なので約1時間。とぼとぼ歩きました。雨だったからか逆に変な人もおらず、怖い思いをせず済みました。良かった良かった。

 

宿はなんだかたいそう立派で今まで泊まったところで一番キャパが広かったかもしれません。部屋はインド人だらけでたいそう煩く泣きたくなりました。以上!

 

今日は短いな…Flix Busのせいだ…

理由はないけどなんか好きなブラティスラバ

スロベニアの首都リュブリャナからスロバキアの首都ブラティスラバへ向かいます。

 

初めて聞く地名ですね。日本人にはそんなに馴染みないんじゃないでしょうか。っていうかスロベニアスロバキア、未だにどっちがどっちか混乱します。

 

7時15分発のFlix Busに乗るため6時起床。前夜にダブルベッドおばさんが私の充電ケーブルを使用して寝たため、起こさないように引き抜こうとしたら案の定起こしてしまい、暗闇の中にいる私にびっくりして叫び声をあげてしまう。その後も私が暗闇の中で荷造りしていたら「電気いいの?」と声のボリューム下げることなく電気をつけてくれたんですが…まだ大学生が寝てますよ…誰のための気遣いだと…。

 

そのままおばさんとお別れをして乗り場へ。予定より10分くらい遅れて発車しました。ウィーン経由なので人が多いかと思っていたけどそうでもなく、半分くらい人が乗車しました。ほとんどウィーンで降りちゃうかと思いきや、降りた人より乗ってくる人のほうが多くて満員になってしまいました。みんなブラティスラバ向かうのか…。

 

というわけで予定より30分ほど遅れてブラティスラバのバスターミナルに到着。迷いながらも宿に着いてみたら壁には「セルフチェックインしてね!」の文字がありまして…そういえば予約したときになんか変なメールが来てたんですよね。あんまりよく見てなかったんですけど、セルフチェックインってなんぞ…それってWiFiいんのかな…なんて立ち尽くしてたらリュブリャナから同じバスだった韓国人男性がちょうど宿から出てきてwifiパスワード教えてくれました。私より早く着いてたみたいです。

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とりあえず私はwifiにつないでメールをよく見ると、なんとなくセルフチェックインなるものは出来そうだったんですけどその韓国人がなかなかこのドアから出られなくてですね…「なんだこれ、どうやって開けるんだ?どうやって出るの?出れん…」と本気で困ってました。すごいわかりづらい場所にちゃんとロック解除のボタンが。何やらお互い苦労したけど、とりあえず彼のおかげで助かりました。

 

ブラティスラバは最安でも宿代が15€もしたので今日の1泊のみ。荷物を置いて早速観光へ。

ミハエル門。昔は4つほど門があったそうだけど、今残ってるのはこれだけで14世紀に作られたものらしいですよ。旧市街への入り口ですね。

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なんか可愛らしいトロッコ?が…

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マルティン大聖堂

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中で聖歌隊?の人たちが歌っていたのでしばらく座って聞かせてもらってました。すごい迫力だった…。パイプオルガンかと思いきや、なんかエレクトーンみたいなの弾いてたな…。

 

ブラティスラバに限った話じゃないけど、結構トラムの電線がすごいですね。

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広場。旧市街の中心部ですが、クリスマスマーケットかなんかの準備中でしょうか?

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ここに…

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まさかの日本大使館。ちょっと一等地すぎやしませんかね??もうちょっと日本人観光にきてあげなさいよ。私結構好きですよこの街。

 

最後はブラティスラバ城です。

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なかなか大きいです。大きいので写真では全容は見えていませんが、この塔がね4本あるんですよ。それ故にブラティスラバ城はひっくり返したテーブルと呼ばれて大変市民にも親しまれているそうなんですがね。私にはひっくり返したテーブルという愛称は親しまれているというよりバカにされているようにしか思えないのですが気のせいでしょうか。そんなことないですか、そうですか。

 

ちなみに私はこの城を見た瞬間にスーパーマリオ64のお城を思い出しました。こう比べてみると形は全然違いますけどね、色合いですかね。

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まあでも今まで行った街、すべて城壁は残ってたけどお城は跡形もなくなってるものがほとんどだったのでいいですね、でかいし。素敵です。

 

お城から。あの不思議な形のタワーはUFOというそうです。まんまですね。

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ちなみにドナウ川です。以前に見たことあるはずですので…2年ぶりくらいかしら。

 

久しぶりに首都らしい都市に来た感じがします。ティラナもサラエボザグレブリュブリャナも小さかったからな…でも時期のせいかそこまで観光客も多くなくって、街もきれいだけどちょっぴり生活感が出てて好きですね。ウィーンやプラハはもっとすごかったからなあ。

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人も気持ち美男美女が増えた気がします。スラブ系なのかしら。

そいうえばここまで北上してきたのでだいぶ寒いです。ついこの前まで犬がそこらへん転がっていたのにもう服着た犬が歩いてますもの。まあこれはお国柄か…。

私も手袋買わなきゃ…。

ポストイナ鍾乳洞とガチャガチャおばさん

さーて今日はスロベニア観光ですがリュブリャナからちょっと遠出して日帰りで有名な鍾乳洞に向かいたいと思います。なにやらスロベニアは洞窟大国らしくてですね、私も洞窟好きなもんで、ベトナム以来ですけど早速行ってみたいと思います。

 

本日向かうのはポストイナ鍾乳洞といって、どうやらツアーに参加しないと入れないみたいなんですね。だから最初のツアーである10時をめがけて出発です。リュブリャナからポストイナまでは電車で約1時間ということで、8時15分発の電車に乗ることに。

 

いざホームに着いたら同じ線路に2つ停まってましたけど、駅員さんに聞いたら赤いほうだそうです。

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車内は綺麗。

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ところが時間通り発車しなくてですね…8時半過ぎに出発しました。ポストイナの駅まではここから約1時間、そこから鍾乳洞まで歩いて約30分らしいんですけど10時のツアー間に合うかな…。

とうわけで駅に到着後、ダッシュです。たまたま隣のボックスに座っていたカップルもポストイナ鍾乳洞に向かうみたいでこっそり後をつけていったんですがなんで私は走っているのに早歩きの彼らに離されるんだ…これだから足の長い奴らは。

 

間に合った。急いでチケットを買って10時からの英語のツアーに参加です。

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どうやらポストイナ洞窟の見どころは入り口から数km奥に進んだ場所にあるらしく、入ってしょっぱなトロッコに乗らされます。

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このトロッコがジェットコースターみたいだとか東京ネズミーランドのアトラクションみたいだみたいな感想が結構あってジェットコースター嫌いの私としてはドキドキしてましたがさすがにそんな怖いもんじゃなかったです。良かった。

ロッコの速さはこんな感じ・・・

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はい、着きましたー。観光しましょうね。

ツアーなので英語を喋るガイドさんがグループに一人ついてるのですが、グループ100人近くいたんじゃないかしら…中国人の団体客なんかもごちゃまぜです。だから正直ツアーなんてあってないようなもんですね。ガイドさんもそんなにたくさん説明をしてくれるわけでもないし、してくれてる最中もあんまり聞いてない人もいます。

 

私はといいますと、割と先頭のほうにいてしっかりガイドさんの話を聞いてました。専門用語が多いと英語も正直よくわからんのですけど。あとトロッコで前の席に座っていたアジア人のおばちゃんがいたのですが(トロッコの写真に後ろ姿が映っている人)、みんながガイドさんの方を向いて話を聞いている中、ガイドさんの横をがっちり死守してガイドさんと一緒にみんなのほうを見ながら話を聞いていたので私は心の中で助手と呼んでました。

洞窟内部です。ほとんど暗いのであまりいい画像はありませんが、ポストイナは欧州最大と言われている鍾乳洞らしくさすがに大きかったです。ベトナムのフォンニャ洞窟とどっちが大きいかな…。

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一度ガイドさんが演出ですべての照明を落としてくれたのですが、本当に何も見えなくて気が狂うかと思いました。これ最初に発見して中を探索した人は怖かっただろうな…。

 

というわけで1時間半の無事ツアー終了。大満足です。朝はそんなに天気が良くなかったけれど、洞窟から出たらすっかり晴れてました。

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また駅まで30分かけて歩いて帰りましたが、電車はちょうど行ってしまったみたいで次の便は14時20分。今12時半…。2時間もある~。

というわけでポストイナの駅前は何もないので街に降りてお昼と散策です。

 

たぶん観光資源は洞窟だけで(あの規模の洞窟があれば十分だけど)、街自体はこじんまりしていてなんか好きな雰囲気でした。良いことあったわけじゃないけど、2枚目の画像の景色とか見て1人でにんまりしながら歩いてました。なんだか気分が良い。

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ご飯はそこらのパン屋でクリームドーナッツを買ってベンチで食べてたら、反対側の歩道を助手が一人で歩いてました。あの感じだと駅に向かうのかな。私も一通り散策してドーナッツも食べたし、まだ時間あるけど寒いから駅に戻ることに。

 

案の定駅に助手がいたので「ハロー」と声をかけて手を振ると、助手は首にぶら下げてた眼鏡をかけてこっちを見て「?」という顔をして、その眼鏡を外しもう1つ首にかかってた眼鏡をかけて「あ~!洞窟で会ったね!」とやっと気づいてくれました。

助手は中国人で英語ペラペラ。定年を迎えて1か月くらい旅してるみたいです。このおばちゃんの好きなところは首から眼鏡2つと500のペットボトルとスマホをぶら下げているところです。こんなに胸元がガチャガチャした人はワタクシ初めて見ましたけれどもなんか中国人らしくてすごく好きです。

 

その後は色々お互いの旅の話をしたりして一緒にリュブリャナまで戻りました。

お菓子をくれるところまで中国人らしい。このおばちゃん好き。しかもすごく美味しかった…。

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リュブリャナに戻ってきました。今日は晴れドラゴンです。

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おばちゃんはこれから城壁に登るらしく、私は大聖堂へ。ここでお別れです。

というわけで街なか観光。

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ミサの時間に被ったのか?よくわからないけど中には入れず、適当にふらふら…。

にしてもだいぶ街の雰囲気が変わりました、ヨーロッパ!という感じですね。心なしか歩いてる人の姿も洗練されたような…これは気のせいかな。

 

このマーケット、お笑い芸人のヒロシがテレビで歩いてたような、気がする。夕方だったのでそこまでの賑わいはなかったです。

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晴れてるからマシだけど、暗くなるのが早い…。

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宿に戻るとダブルベッドおばさんが、「この部屋に新しく2人もきたんだけど、2人とも部屋が気に食わないって出てっちゃったわ~」と嘆いてました。やっぱり、なんかメンツの癖が強いもんなあこの部屋…。

初のFlix Busとダブルベッドおばさん

今日はザグレブを後にして、スロベニアの首都リュブリャナに向かいます。リュブリャナ、なんだかとんでもない名前ですねー。サクサク行きますよー。

 

今回の移動は初めてFlix Busというのを使います。バス版LCCみたいな感じなんでしょうか。安くてネットでチケットが買える。ドイツのバス会社だそうでヨーロッパを網羅してるみたいですよ。今までいた国はあんまりFlix Bus通ってなかったんですけどね、さすがスロベニアまで来たらもう中欧ですかこれ?なんか本数もたくさんあったので利用してみることにしました。

 

とりあえずバスは10時15分発だったので、早めに宿を出て荷物背負ったまま観光です。

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晴れてるー。素晴らしい!やはり晴れると街の印象変わりますね。あとはボスニアが暗く見えたの、建物が全体的に暗い色だったんですよね。赤い屋根とかでもないし。外観も大事ですね。

 

で、色んな所をほっつき歩いてバスターミナルに向かったんですが、私どうもザグレブのバスターミナルがよくわかってなくてですね。Flix Busがどこのプラットフォームに停まるのかよくわからなくて結構ドキドキしました。しかもwifi繋いでみたら、10:15発が遅れてるので10:30発に訂正されていたんですけどね、結局私は10:10に乗り場について普通に最初の予定通り15分に出発しました。なんなの、信用できないじゃないか…。

バスの車体はもちろん普通のバス、っていうかなんならUSB充電出来たり結構快適なんですけど、数日前にフランスだかスペインだか忘れたけど横転事故起こしてたし、それにともないFlixBusの運転手の質が問われるような動画が出回ったりしてるのを見て安かろう悪かろうなのかな?と思ったりしています。私としては、バスターミナルにFlixBusのカウンターが無くて聞きにくいのが一番困ったわ…。

(11月16日現在、何度もFlixBusに乗って今思うのはFlixBusというよりザグレブのバスターミナルがなんかわかりにくかった、って感じです。)

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というわけで出入国審査もスムーズに終わり定刻通りスロベニアリュブリャナに到着しました。雨です。

有名なドラゴン、空模様がドラゴン映えー。

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で、宿はこのドラゴン橋の近くなんですが…。

「うちのホステルはH2Oホステルとレセプションをシェアしてるから、チェックインはH2Oホステルにきてねー」とそういえば宿予約したときにメールが来てたんですけどすっかり忘れてましてね。予約してた宿について張り紙を見てそのことを思い出したんですけど、このストリートが「H2Oホステルに来てねー」の張り紙だらけでした。レンタカーだかレンタサイクルの店も「H2Oホステルにきてねー」って書かれてたし、いろんな建物に張り紙ついてたんで全部宿なのかな。オーナーすごいな。

 

で、無事チェックインしたんですけどなんか変わった部屋でね、入ったらダブルベッドがどかんと置いてました。ドミにダブルベッドは初めて見たな…。

私は二段ベッドの上段でしたが、なんか下段の人の洗濯物がたくさんぶら下がってるし、ダブルベッドにまた入院患者みたいなおばちゃんが寝転がっててイヤフォンしないで動画見てるしちょっと嫌な雰囲気…。しかもこの部屋、ベッド5台にコンセントが2か所だけ。ひーん。

 

雨が強かったので、外に出るか悩んでいたらダブルベッドのおばさんがカプチーノ飲む?と勧めてくれたので遠慮なく自分のカップに粉を入れ、お湯どっから出てくるのかなと思ったら「トイレの水汲んできてね」とのことでした。トホホ。しかもお湯は出なかった…。

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ダブルベッドおばさんは、クロアチア人とセルビア人のハーフという強烈な組み合わせで、30年前の元カレと最近よりを戻して一緒にドイツで暮らすため、いまドイツ行のバスを待ってるところみたいです。

私「13年前の彼氏かあ、すごいねえ」

おば「違うわよ、サーティーよ、サーティーンじゃないわ」

ちょいとこのやりとりにはびっくりしました。

 

ドイツに行って新しく生活を始めるから、多くの物は持っていけないわ、といって見たことないくらい大きなスーツケースとボストンバッグみたいなの2つ床に転がってましたけどこの人どうやってセルビアからここまで来たんだろう。しかも「新しい生活はシンプルにね!」というのに私がチェックインしてから夜までの間に、中華系雑貨店でアクセサリー入れのような木箱(中国風のデザイン)と中にキャンドルが入ったこぶし大くらいの鉢を2つ買ってきていて、この人何故このタイミングでこれを…となかなかパンチの効いた人物であることが数時間でわかりました。まあ悪い人ではないんですけど。

 

結局雨も止まず、このおばちゃんに富嶽三十六景や芸者の説明をさせられて1日が終わりました。

あ、下段のベッドの女の子は大学生のようで一旦帰ってきてまたおめかししてから部屋の電気を消してまた出かけていきました。まだ20時なんですけど、私もダブルベッドおばさんも、もう一人の大学生の女の子も全員それを受け入れ、文句ひとつ言わず寝ました。ヨーロッパの冬、日が暮れるの早すぎてとんでもないな…。