サラエボで思う、天気って大事ね
モスタルからサラエボに来て、サラエボで2泊しました。移動して観光して一泊して移動して…が続いてたのでちょっと疲れております。
ですが、サラエボでは最初から最後までずっと雨が降っていました。
なんとなく暗いイメージのあるこの街、なんとなくっていうか来たことがなければ普通は明るいイメージなど正直持ちようがないというのがこのサラエボという街でありますが、モスタルを出てお昼について、2泊して夜行で次に向かったので丸2日半いましたがなんだか暗いイメージを払しょくできずに終わってしまいました。
というわけでめちゃくちゃ歩き回ったわけでもないので二日分をまとめたいと思います。
モスタルからのバス、10マルクと安かったけど荷物代で4マルクとられる罠がありました。乗客は結構スカスカ。
サラエボのバスターミナル。モスタルでもこのサッカーボールの看板があるお店を見かけた気がしたけど(似てるだけで違うかもしれないけど)、やっぱり旧ユーゴスラビアだからサッカーが人気なんですかね。ストイコビッチの国だよね。オシムもそうだっけ。
永遠の炎。サラエボオリンピックの聖火から持ってきたみたい。
この街のおもしろいところは街の西と東で全く雰囲気が変わっているところ。
東側はモスクが多く、お土産物屋さんがずらりと並んでいる。昔ながらの家も多く並んでる。高い建物はほとんど建っていません。
シナゴーグ?もあった。イスラム教にキリスト教にユダヤまで…たくさんいますねえ。
ちなみにボスニアヘルツェゴビナ、モンテネグロやクロアチア、アルバニアなんかと比べてもムスリムの人が多い印象を受けます。どこの国にもモスクはあったけど、髪を覆った人はそんなにたくさんは見なかった気がしますもの。
西側。同じ通りとは思えないでしょう…。新しい建物、背の高さも東側とは全く違っていて、ショッピングストリートと言う感じです。西側には教会が、東側にはモスクが多かったりします。
ラテン橋
古い町並みだけではなくってもちろん新しいオフィスビルやショッピングモールも結構ありました。マイクロソフトとかのビルもあったな…。
歩いていて見えたこの建物、ちょっと撃たれすぎでは…?と思ったらこういう穴だらけのデザインでした。先入観はよくないですね。
一体何のモニュメントかしら。
とまあどの写真を見てもわかる通り終始曇り空で雨がぽつぽつ常に降ってました。だからあんまり観光する気にもなれなかったんですけどね。
ああでも料理は安くて美味しかったです。バルカン料理というのかな。上に乗っているのはヨーグルトソースで、手前はポテト、あとはロールキャベツやトマトの中にはお米が入っています。
あとは夜行バスでる直前、お金を使い切るためにステーキを食べてしまいました。うひひ。
とはいってもすごく安くて300円もしなかったような…?忘れちゃったけど。ただ夜行バス前に歯磨くところもないのに玉ねぎを大量に食べたことは反省しています。許してください。
ボスニアの硬貨です。びっくりするほど大きかったので写真にとってしまいました。
あとは…何かあったかな。そいうえばバスチケットをバスターミナルに買いに行ったとき、男の人に「英語話せる?」と声かけられて「少しなら…」と答えたら、なにやらすごい勢いで喋り始め私が聞き取れたのは「ちょっとマルク(お金)ちょうだい!お願い!」と言われたので丁重にお断り。あ~なんかどっかに行かなきゃいけないとか言ってお金を請求するって、先人のブログにあったなあ。確かに見た目は全然普通の人だけど…こういう手段もあるのね。
ちなみに夜行バスを待ってる最中も、一人の男の人がチケット売り場の窓口に行ってお金くれ~って言ったらしく、窓口のおばさんんが「1マルク!1マルク!1マルク!ちりも積もれば山となるのよ!!」みたいなことを言ってぶちぎれてました。毎日やられてるのかな…。
宿の前の通りにもこんな看板があったし、あまり治安がよろしくないのかもしれません。治安がよろしくないというか貧しいのか。物乞いは結構多かった印象。
なんだかきれいに棲み分けされていて今まで見たことない感じの街でおもしろかったはおもしろかったけど、やっぱり暗かったな…。晴れてたらだいぶ印象も変わったんだろうか。
というわけで久しぶりの夜行バスで再度クロアチアに向かいます。