燃えるタシケント焦げる宿

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朝食。

昨日の記事でもちょっと書いたように、ウズベキスタンの宿代は1泊1000円くらいします。高い原因はどうやら税金っぽいんですけどね。あとはどこもだいたい朝食込みなのでそれが嬉しいです。

 

というわけでばっちり朝食をとって早速観光へ行きたいところですが、翌日ブハラという街に移動しますのでその夜行列車のチケットを買いに坊主とチケット売り場まで。エアコンが効いてなかなか快適なチケット売り場でした。購入自体はわりと簡単でしたが、買ったチケットの見方がよくわかりにくかったです。車両番号とかどれだろ…ってなりましたがまあそれは当日行けばわかることなのでいいです。

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地下鉄駅観光。タシケントの地下鉄駅は非常におしゃれです。旧ソ連圏はどこも地下鉄がかっこいいイメージ。以前までは駅構内は撮影禁止だったみたいですが比較的最近解禁されたようです。

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気になる駅で適当に降りてパシャパシャやりました。全部かっこいい!

タシケントは午前中でも燃えるように暑いので地下鉄観光がはかどります。外に出たくないなぁ~。 

 

その後は日本人抑留者が建てたナヴォイ劇場へ。

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思ってたより立派な建物。また一つ彼らの功績をしっかり見届けました。

 

今後の為に米ドルを確保したかったのでいくつかATMを巡り、やはり利用できなかったので銀行にて500ドルを確保。実は中国の国境を一緒に越えて南旅館やカラコルでも会った大学生くんも今日タシケントにくるということでした。彼はカード盗難だかスキミングだか忘れたけど現金入手に苦戦していてネットで返済するので現金調達助けてくださいと連絡がきていました。そういうことなら、と彼の分のお金もおろしておきました。

 

かなり暑くなってきたので近くにあったモールでお昼ご飯。プロフです。

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ウイグルではポロという名前でこの料理大好きでした。本場ウズベキスタンということでこのプロフかなり楽しみにしてましたが期待外れでちょっと微妙。米が硬いですね…コメの種類のせいでしょうか。お肉もウイグルのはご飯とごちゃまぜになって出てきて柔らかかったけどこっちのは上にどさっと乗せてあってぱさぱさ。あまり好きじゃなかったです。

 

というわけでモールの近くにあった広場。ここまで坊主と一緒に歩いてましたが、ここでお別れ。私はチョルスーバザールへ向かいます。にしてもタシケントもかなり暑くて汗だらだらです。

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肝心のバザール外観は撮り忘れましたがこんな感じ。肉やらチーズやら漬物がならんでました。2回はドライフルーツやナッツなどの乾物。

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外には野菜や果物ナンが並んでました。

私は服飾雑貨が並んでるエリアでストールを購入。これからはラーメン屋のバイトではなくちゃんとしたスカーフを巻いてモスクに入れます。実際正方形のスカーフタイプと長方形のストールタイプ両方ありましたが、現地のおばちゃんを観察するとストールタイプが多かったので真似しました。気に入った柄があったので手にとると赤い大きな刺繍でMade in Turkyと書いてあったのでそっと戻し別のものを選びました。

 

というわけで市場の周辺散策。

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青い模様が入ったモスクにソ連っぽい団地。楽しいです。最後の画像はめちゃくちゃソ連感が出てるわけでもないですが何故か4枚も写真撮ってました。そんなにおもしろいかなこれ。何を考えてたんでしょう。

 

というわけでかなり暑くて疲れたので宿に戻ると、閉まっていたはずの宿の門が開かれ、ドアと言うドア全部開いてるし下駄箱もずらされてるし大掃除…?と思いながら恐る恐る靴を脱ぎ宿に入ろうとすると、「靴脱がないでーーーー!!!!」と叫ばれ、「さっきボヤ騒ぎがあったのよ!営業停止しなきゃいけないから荷物をまとめてちょうだい!」と言われました。えー!!

確かに言われてみれば焦げ臭い。ぱっと見の被害はないのですがすごい匂いです。火元は1階だったようで、私は2階の部屋でしたが干してた洗濯物には匂いがついて、しかもこんなときに限ってベッドの上にパンツぶん投げてたんだよなあ。シーツやらはスタッフによって全部剥がされてたので荷物がどさくさにまぎれて無くなってないか心配しましたが大丈夫でした。ぶん投げてたパンツも元通りぶん投げてありました。

 

スタッフがすぐに新しい宿を同額で手配してくれ、タクシーもすぐ呼んでくれて次の宿へ。次の宿に行くと坊主が待ってました。坊主が宿に戻った時には既にボヤ騒ぎが起きた後だったみたいですが、ただ坊主はボヤ騒ぎに気付かず、私と同じように大掃除でもしてるのかな?と10分くらい共有スペースで座って慌てるスタッフたちを見ていたそうです。もしかして彼の鈍感さは天然という言葉ではおさまらないほどなのかもしれないと少し心配になります。火元は坊主がいた部屋のトイレだったみたいで、結局原因はわからないけど坊主の持ち物は私のものより匂いが強烈に染みついてそうでした。

そんなこんなでドタバタのうちに宿を追い出され、レジストレーションを貰ってない…。

ウズベキスタンに3日以上滞在する外国人はレジストレーション(宿泊証明書)なるものが必要で出国の時に見せなきゃいけないのですが早速それを貰い忘れました。まあネットの情報によると全くチェックされなかったという人がほとんどなんですけど初日からそれを貰えないなんて幸先悪すぎます。かといったところであの宿に戻ったところであの人たち忙しすぎてそれどころじゃないですし、坊主が焦げたトイレの写真持ってるのでいざとなったらそれ見せればいいかと落ち着きました。

 

夜ご飯

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懲りずにプロフです。坊主は懲りずにラグマン。そしてこの国でサラダを頼むとトマトとキュウリを香草で和えたものが定番のようです。2枚目はマントゥで中央アジア版餃子みたいなやつです。このプロフもあんまり…。うーん。

 

ご飯食べて戻ったら宿に大学生くんがいました。お金渡して、お喋りして洗濯して終了!