一人旅再開!カザフスタンへ

今日は予想を超えて長く滞在したキルギスを抜け、カザフスタンへ向かいます。

カウントしてみたらキルギスには20日間もいたみたいです。結構いましたね。その割に観光は…ごほん、なんでもないです。

 

さて、カザフスタン最初の目的地は南部の大都市アルマトイです。

アルマトイ市民は今いるビシュケクを田舎だ田舎だとバカにするそうですが、ビシュケクからしてみたらアルマトイはただのでっかいビシュケクだそうです。そんなアルマトイビシュケクの西バスターミナルから約4-5時間で着くそうで、朝はのんびり10時に南旅館を出発しました。

みんなちょうど起きるころだったのでおばあちゃんも一緒にお見送りしてくれました。兄さんの頭が見事なまでのスーパーサイヤ人だったのと、「あ~久しぶりだからかバックパック重いな~」と言うと仲良くしてくれたご夫妻の旦那様「重くなったのはお前の体や・・・!」と言ってくれたのが忘れられません。ぐぬぬ。あとおばあちゃんが何故か私を指さして「アフリカ?」と言ってきたので「カザフスタン…」と言って出てきました。どうもお世話になりました。

 

西バスターミナルに到着し、アルマトイ行きを探します。すぐさまおじさんが声をかけてきたのでホイホイついていくと、運賃400ソム(約620円)だそうです。

ネットで見たときは運賃400ソムだった人が大半ですが、稀に荷物代として+100ソムとられた人もいるそうなので500ソム準備していったんですが私は大丈夫でした。私は必ずと言っていいほどぼったくられる側、というか多く支払う側の人間につくんですけどね。いつまでたっても旅が上手にならないのが悩みです。

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乗客は私しかいなかったので、荷物を置いて100ソム握りしめて買い物へ。コーラとクッキーとラスクを購入しぴったり使い切りました。東南アジアではコーラなんて全く飲まなかったのですがキルギスに入りコーラの美味しさに気付いてしまいました。ちなみにペプシ派です。太るからそろそろやめようと思います。

 

バスは結局私と地元のおばちゃんの2人だけ乗せ12時に出発しました。こんなこともあるのね~と思っていたら15分くらいして停車し、別のバンに乗り換え。乗り換えた先も2人だったんですけどね。

キルギスは青といい赤といいカラフルなバンが多いですね。

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限界を感じる満身創痍パンツでアルマトイ

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直線道路を走っているとすぐ国境が見えてきました。

この国境、良いイメージがなくってですね。というのも南旅館にいた女性、ウズベキスタンからキルギスに入るのにカザフスタンを経由してきたのでここを通ったそうなのですが、なんだかものすごい人で全く列を作らず、数箇所しか開いてない窓口にカザフ人かウズベク人かキルギス人かわからないけどとにかく大量の人が詰めかけ、人の圧でカザフ側入国審査カウンターのガラスが割れたらしいですw

そんなことある?民度…と笑い半分呆れ半分で聞いていたのですが、どうやら今日はそこまで人も多くないみたいで安心しました。

 

バンを降ろされ荷物を背負い、乗っていたおばちゃんに「いくよ」と言われひょこひょこついていき、キルギス出国は一瞬で済みました。おばちゃん、ちゃんと外で私を待っていてくれて優しいです。

緊張のカザフ側はおばちゃんはひょいひょいと先にいってしまいましたが、私も入国カードを記入し列に並ぶも私の列は全然進まず。それでもなんとか無事に入国できました。

建物から出るときにおっかない犬がいたんですけどそそくさと立ち去り、警察官にまた呼び止められたのでパスポートを見せ無事通過。またここでもおばちゃん待っていてくれました。

 

すぐ目の前のガソリンスタンドに赤いバンが停まっていたので乗り込み、ここからは4-5人の人を乗せいざアルマトイへ。

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キルギス側は緑の美しい草原や山が広がっていたけど、カザフに入ってからはどうにも平坦でなんか乾燥気味です。実際この写真はまだいいほうです。久々の移動で疲れていたのか、アルマトイまでは大爆睡でした。

 

16時半頃、アルマトイのサイラン・バスターミナル到着。カザフスタンは政府機関やら駅など軍事機密にあたるそうで写真撮影禁止だとか。バスターミナルもそれに含まれる?とりあえずこそこそしました。

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にしてもなんだか疲れてます。久々にバックパックを背負ったからか、ビシュケクに比べて暑いからか…たいした値段じゃないだろうと、タクシーで宿まで行くことを考えるもタクシー乗り場なさそうだったのでやっぱりバスに乗りました。貧乏人は辛いです。

 

バスターミナルは街の外れでしたが、宿まで近づくとさすが都会です。都会というか、妙に整えられてておしゃれ。飲食店もほとんどテラスのあるようなお店ばかりです。あなたがた冬寒いんでしょ?テラスなんてやめなよ。

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無事宿に到着。Kさんもアルマトイにいたときはここに泊まっていたそうで、教えてもらわなきゃわからなかったかもしれません。看板なし、普通の民家でした。

到着してからはビシュケクで買ったラスクをぽりぽりしてぐっすりです。

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