アルティンアラシャントレッキング①

今日はキルギスに来た最大の目的でありますアルティンアラシャンへのトレッキングです。

 

 

カラコルの町から乗り合いバンにのって登山口まで行き、そこから片道15㎞です。登山レベルとしては初級者でも登れるそうで、実際はトレッキングと言うよりハイキングに近いそうです。

そうはいっても15㎞ありますから、私は一人でのんびり…と思っていたら結局Kさんたちと出発時間が丸被り、同じバンにのり登山口の2㎞手前に着いてしまったので結局一緒に登ることに。

 

朝ご飯なんかよくわからないけど豪華になってしまいました。宿で注文。

f:id:chinkara-hoi:20190706163853j:plain

 

登山口。右に進むとアルティンアラシャン。

f:id:chinkara-hoi:20190706163835j:plain

 

乗り合いバンを降りたのは9時半頃、そこから2㎞進んで登山口からはちょうど10時出発となりました。私はゆっくり進むから~とさりげなくフェードアウトする気でしたが、一緒にいたフランス人だかベルギー人の女の子どちらかが「We are group!」と仲間意識を発揮したのでついていくことに。まあみんなで歩いたほうが楽しいかしら。

 

このトレッキング1泊ないしは2泊するのがよくあると思うんですが、ベルギー人の荷物がやたらと少なくてたまげました。あとは女の子とはいえさすが欧米人、体力があるのかなかなか歩くのが早いです。どれくらい早いかっていうと、私が通勤の時に歩くくらいの速さですね。だからめちゃくちゃ疲れるわけでもないけど、ハイキングで通勤ペースで歩くのはなかなか大変でした。

本日の仲間たち。Kさんは私の横に。

f:id:chinkara-hoi:20190706164245j:plain

 

いざ歩き始めると絶景の連続でカメラの手が止まりません。傾斜はそこまできつくないし比較的道も歩きやすいです。川を流れる水の音を聞きながら、通勤です。

f:id:chinkara-hoi:20190706164620j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706164638j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706164701j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706164721j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706164743j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706165826j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706165137j:plain

 

良い道でしょう!山あり谷あり牛ありです。

お昼休憩、私とKさんは買ってきたパンをつまむも欧米人二人はドライフルーツだけ。しかもなぜか二人でシェアしてました。

 

終盤はパラパラと雨が降り出してしまいました。そのころには本当にラスト、最後登って登って、アルティンアラシャンついたかな?!と思って登りきるとまた登り、みたいな感じでちょっと辛かったです。まあ登りと言ってもほんとたいした傾斜じゃなく、10㎞以上歩いた疲れが出てきていて…

f:id:chinkara-hoi:20190706165402j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706165351j:plain

 

アルティンアラシャン発見!

f:id:chinkara-hoi:20190706170124j:plain

 

うれしい・・・宿泊用のユルトが並んだだけの小さな村です。宿泊施設も5-6件くらいだと思います。さて私はどこに泊まろうか…と思っていたらフランス人たちが一番奥の宿、Nomad Lifeというところに話をつけておいてくれました。3食+温泉付きで1000ソム(約1600円)。14時半に宿到着です。ぴったり4時間半かかりました。

f:id:chinkara-hoi:20190706170139j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706170640j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706170651j:plain

 

ユルトの中に4人で雑魚寝です。

 

宿に着くと軽食と温かいお茶でもてなしてくれました。

f:id:chinkara-hoi:20190706170725j:plain

 

そしてそして、アルティンアラシャン名物温泉です!

f:id:chinkara-hoi:20190706170714j:plain

 

ひゃっはー!一人でにこにこしながら入りました。

ここの温泉は家族風呂みたいになっていて、1グループ35分という時間制限がありました。Kさんと欧米人女子は一緒に入ってましたが、私は南旅館の人のアドバイスに従い水着を持っていってなかったのでその3人のあとに一人で貸し切りで入りました。温度もちょうどよくってあ"~~と言いながらぼけっとしていたのですが、これじゃあかんと思ってかかとケアにいそしみました。中国後半から、乾燥地帯をずーっとサンダルで歩いたいたのがキルギスのサリタシュに入り一気に冷えてかかとのひび割れが悪化したのです。サリタシュの夜はYちゃんとかかとひび割れトークで盛り上がりました。実際靴下がひっかかりすぎて脱ぐのも履くのも苦労しましたもの。

ここぞとばかりにかかとをこすりまくりシャワーで洗い流したらつるっとしました。すっきりー!旅に出てから大病なんて一切無縁ですが、ミャンマーの灼熱の大地にやられてからかかと、というか足の裏だけダメージを受けしかも汚れていく一方です。でも宿で見て回ると風呂上りにも関わらず全員足の裏真っ黒なのでああ旅人とは足の裏が汚い人種なんだな…と諦めかけていましたが、ここでリフレッシュ出来て本当に良かったです。足の裏はもちろん体の疲れも吹き飛びました。

f:id:chinkara-hoi:20190706170736j:plain

 

陽が沈みそう。

 

夜は同じ宿にいた韓国人の女の子と男性、イギリスとハンガリーのハーフの男性も交えてみんなで談笑しました。

f:id:chinkara-hoi:20190706172547j:plain

f:id:chinkara-hoi:20190706170749j:plain

 

夜は星空を見るぞと意気込んでいましたが、疲れて寝てしまいましたとさ。