アルティンアラシャントレッキング➁

結局大爆睡の末、星空も朝日も見られずのんびりした朝を迎えました。

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朝食を摂って、ベルギー人とフランス人はアルティンアラシャンよりさらに奥を目指すという。Kさんは「自分温泉入りにきただけやし…」と奥には行かず、ただ自然の天然温泉があるらしいのでそこに寄ってから下山すると。私は本当はこのアルティンアラシャンから10数㎞あるアラコル湖に行きたかったけど、雪がまだ膝まだ積もっているというしさすがに足も疲れていたのでベルギー人やフランス人についてアルティンアラシャンの村のはずれくらいまでは一緒に行って、気が済んだら一人で下山することにしました。

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奥まで行っても景色はそこまで変わることもなく、5㎞ほど行ったら美しい渓谷があると聞いたけど…下山とはいえ往復10㎞+カラコルまで15㎞、1日では自分では無理だと判断し1㎞くらいだけ行って引き返すことに。2人も今日中にカラコルに戻ると言っていたのでまた宿でねといってお別れ。

 

というわけで一人マイペースでの下山となりました。

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良いでしょう良いでしょう。ジュディマリを聞きながら鼻歌歌いながら歩いてました。

ちなみにここはジープでもアルティンアラシャンまで向かえるみたいです。南旅館で会った人が、「ジープで良いからいつか親をここに連れていきたい!」と仰っていて、それも良いなと思いましたが車が通るにしてはとんでもなく悪い道なので舌噛みちぎるんじゃないかなと思います。頭も多分天井を突き抜けるかも。

 

あとは道中ただの草原に見えますが、意外と小さなお花もたくさんあってカラフルで綺麗です。景色の写真じゃ目立たないけどこんなにあります。

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というわけでちんたら下ってこちらも4時間半かかりました。終わりが見えてきたときの景色。

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下山で4時間半かかったことを考えると、登り4時間半はきっと奇跡だったのかもしれません。一人だと6時間ちかくかかってたかな。

登山口を出て、乗り合いバンなんて通りそうもなかったので昨日降ろされた場所まで約2㎞歩きます。

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ちんたら歩いて約10分、後ろからバンがきたので乗せてもらいました。無事14時半頃、カラコルの宿に到着して昨日と同じユルトに案内されるとそこには一緒に国境を越えてきた大学生君が。南旅館でまた会おうとサリタシュで別れたのですが彼は結局来なかったんですよね。他のところでホームステイをして格安で楽しんでいたみたいで良かったです。喋ってるうちにKさんも戻ってきて、数時間としないうちにベルギー人とフランス人も戻ってきました。結局二人も傾斜が急になったそうで3㎞くらい進んで断念したそうです。にしても戻ってくるのも早いなあ…。

 

Kさんと夕ご飯を食べに外へいったついでに寄った協会。木造でかわいい!ロシア正教の教会かなあ。こじんまりしていい感じでした。ちょうど17時で閉めるみたいで締め出されてしまいましたけど。

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夕ご飯はビーフストロガノフとビール!登山の後は肉に限る。

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夕食を食べて宿に戻ると、今度は兄さんが同じユルトに。こちらは南旅館で会ってたんですけど、1日遅れでビシュケクを出発するみたいなことは聞いていてでもさすがにカラコルで宿が被るとは思ってなかったので驚きました。

なんか偶然一人旅の日本人が4人集結したのでみんなでビール飲んでわいわいお喋りしました。いやー疲れた。今日もぐっすり。