カンボジアの思い出話をひとつ

昨日今日と、たいしたことはしておりませんのでカンボジアの思い出話を1つ書こうと思います。
 
思い出話といっても私がカンボジアに来るのは今回が初めてです。
実は大学を卒業するとき、仲の良かった友達と卒業旅行はアンコールワットへ行こう!と話していたことがあります。私の友人たちはどちらかというとヨーロッパだったり綺麗なビーチに興味のある人が多くて、東南アジアなんてそんな小汚いところやーよという人がほとんどでした。そんな中で高校の友人のその子だけ、お金も無いしアジアもおもしろそうだから行ってみたいと言ってくれ私たちは東南アジアの中からああでもないこうでもないと話し合ってカンボジアを選びました。
結論はいつ行こうかと話し合っていたまさにその時にたまたまカンボジアでニュースになるような事件が起き泣く泣く諦めることとなりました。何があったのかは覚えていないけど、ニュースは確かに見ました。デモだったかな?今思えば旅行を控えるほどの大事件ではなかった気がするけど、私も友人も海外旅行なんてほとんどしたことがなかったのでニュースを見てわりとあっさり諦めた記憶があります。
 
あれからだいぶ時間が経ちました。長期の休みになるたびにその友人にカンボジア行かない?!と声をかけるもなかなか休みも合わずついに1人で来てしまいました。長かったなあ。アンコールワットをこの目で見れることが楽しみで仕方ないです。
 
それともう一つ。
私がフィリピンに留学していたとき、仲の良かった先生がカンボジアのお金をくれたんです。100リエル紙幣。 
その先生も友人から貰ったみたいで大切に持ってたけど、私たち仲良くなったからプレゼントよ!と言ってくれました。
大事にしてたのに良いの?と聞いても、私たちも仲良くなったでしょ!今度はあなたが大切にして!と。ふむ、そう言われたら受け取るしか無いですし言に私もずっと保管してました。
 
それから時は経ち、旅立ちの前ですよ。旅行準備に追われていた私は100リエル紙幣の存在を思い出します。
仲良くなった証といって渡され、第三国の通貨とはいえなんだかフィリピン人から貰ったお金、使うのはなんだか心苦しいけどずっと暗闇の本棚の中に置いとかれてもお金も嫌だよなと思い、旅に持っていくことを決意します。
100リエル、水1本くらいにでもなればいいなと思って調べたら約2.7円でした。
 
だいたいねちょっとこの国おかしいんですよ。カンボジアの通貨はリエルですよ。でもATMでお金をおろすとドルが出てくるんです。
なんならドルのほうが主流な感じ?よくわかりません。
ただ1ドル=4000リエルだそうで、ドルとリエルをミックスして使うのはOKみたいです。例えばチャーハンが2.5ドルだとしたら2ドルと2000リエルを渡せばそれでOKです。
 
はじめてそれを聞いたとき、なんやそのシステム?と思いましたがいざカンボジアで買い物なり食事をするとまあまあ慣れてきます。ただ、このやり方のお陰で旅をでて以来毎日つけていた家計簿がぐちゃぐちゃになりだいぶずさんな管理になってしました。三日坊主なわりにはちゃんと毎日続いてたのに、カンボジアのせいですこれは。
 
そういうわけでシェムリアップをふらふらと歩き、チケットセンターにアンコールワットのチケットを購入しに行き水を大量に準備し、アンコールワットをまわる準備は万全でございます。
3日間入場できるチケットを買ったので存分に楽しもうと思います。62$ってあほみたいな値段でしたが。
 
あとチケットを購入するのに、チケットオフィスまで5㎞ほど離れていたのですがまあこれくらいいけるだろうと散歩がてら歩いていくとラスト1.5㎞で死ぬ思いをしました。ただの直線道路でたいした景色でもなく日陰も一切ありませんので水がないとあれは熱中症になりますよ。自転車かトゥクトゥクをおすすめします。歩くなら相当な覚悟を。
 
というわけで暑さに弱い私は初日はトゥクトゥクをチャーターし遺跡群を巡り、2日目以降は自分でのんびり行きたいところに行こうと思います。