ヨーロッパ最貧国の実力
早朝モルドバはキシナウに到着いたしました。
モルドバってなんだか日本にいたらあまり馴染みのない国な気がします。キシナウって街の名前も一応首都ですが初めて聞きました。なんだか調べてみたらモルドバはヨーロッパ最貧国と言われているらしいですが、アルバニアにいたときもなんかそんなような言葉を目にした気がするし、でもアルバニア、まあ貧しそうな感じはしなくもなかったけど言うほどでもなかったし、最貧国と言えどもヨーロッパ、そこまででもないでしょうと思っております。
が、バスターミナルを出てトラムに乗ろうと反対車線に行こうと思ったらこちら。
ほお…?
片道3~4車線のぶっとい道路なので地下通路があったんですけどこの様子。ちょっと今までとは様子が違いますね。
道路を渡って電停の裏の風景。ずいぶんのどかです。
とりあえず寒い!!来たトラムに乗って、料金回収係のおっちゃんがいるのでお金を直接払って揺られること約15分。宿から直線2㎞くらいのところで降りました。
この電柱、一瞬竹に見えたわ…。
警察官が交通整理…?
歩道の様子。
あー・・・
これはアルバニアを結構簡単に超えましたね。認めます。
まあでも物乞いがいるわけでもないしそんなに治安の悪そうな感じはしないですけどね。スコピエとかのほうが嫌な感じはしました。
とりあえず宿まで歩いて、朝早かったですが開いていたので入ってみたら、部屋に入れてくれました。良かった良かった。スタッフのお姉さんが英語が苦手そうな感じもなんだか懐かしいです。部屋にいるカザフ人の女の子が通訳してくれてスムーズに進みましたが。
早速外出してみましょう。
これは…給水塔って紹介されてたんですけどあんまりピンとこず。
街の南側の公園に来てみました。
こう見ると結構立派。湖があって素敵でした。
ジョギングしてる人がいたり、銅像があったり普通の公園となんら変わりありませんでした。
まあこういうちょっとした不気味ポイントもありましたが。持ち主と乗ってるはずの人はどこへ…?
教会。中は工事中でした。
中に入れず残念~と歩いていたら空からくるみが落ちてきました。
なんか鳥がとんでったのでカラスの仕業でしょう。ベンチに打ちつけていただきました。悪いことしたね、カラスぅ。
カラスからくるみを横取りする人間もなかなかいないだろうな。ベンチにガンガンやってたら人の視線がちょっと痛かったです。
2階から建てていくスタイル…?
ほんと寿司屋ってどこにでもあるな…有名な日本食屋さんもキシナウにはあるそうですが、これは有名じゃないほうですね。
覚えてる限りで日本食の多い街はブラティスラバ(スロバキア)です。あそこは無限にありました。
トランプのキングみたいなシルエットの銅像
市場に来てみました。
なんだかものすごく広くて、物がごちゃごちゃに置かれていて活気があってアジアみたい!!
最近思うのですが、私は結局アジアが好きなのか、それともごちゃごちゃしたよくわからない場所が好きなのか、なんなんでしょうね。
ここらでお腹が空いたので腹ごしらえ。ネットで見たソーセージ屋さんが美味しそうで、それが市場の中にあるらしいので探したのですが見つからずパンを食べました。
が、このパン屋の裏にソーセージ屋あった…。明日食べる!!
キシナウのミニ凱旋門
その他メインストリートにて
なんだか他にもいろんなとこ行ったんですけど、雨がぱらぱら降ってきたので写真少ないですね。
この後は北バスターミナルまで歩いていき、ウクライナ行のチケットを購入しました。バスターミナル周辺はちょっと治安の悪そうな雰囲気が漂ってました。というか現地人のお姉さんが物乞い?みたいな人から走って逃げるところを目撃したので。なにか言われたのかなにかされたのかはわかりませんが…気を付けて歩かなきゃ。
宿に帰っても、たぶんですが現地人ばっかりでぱっと見外国人はいません。
1人だけ私にミニクロワッサンを差し出しながら、「ごめん名前なんだっけ?」って話しかけてきた女性がいましたが名前なんだっけもなにも話すの初めてな気がします。彼女はモルドバ人だそうです。なんとなく外国人が少なくて珍しいのかもしれません、街でも悪い意味ではなく結構視線を感じました。
ヨーロッパだけど、ヨーロッパらしからぬ感じが結構面白くて嫌いじゃないです、モルドバ。
騙すばばあ、怒り狂った親父、吠えまくる犬
はい、本日はドラキュラ城として有名なブラン城に向かいたいと思います。
ブランの町はブラショフからバスで約40分ほど離れた場所にあるのでまずはバスターミナルに向かいたいと思います。
今日も実にいい天気!
バスに乗る前、こんなのを見つけました。ガスマスクを見ると南旅館を思い出します。そんな物騒な宿ではなかったんですがね。
というわけでバスに乗ってブランの町にきました。
小さな街ですがブラン城があるだけあってそれなりに観光客がいます。
私はといいますとブラン城に入る予定はありませんのでとりあえず散策したいと思います。何故ならブラン城はなぜかドラキュラ城として有名ですが、実際のところドラキュラのモデルとされているヴラド公爵はここに住んでいなかったとかなんとか…しかも城内の展示も入場料が高いわりにたいしたことないらしいので。まあいっかなって。
というわけで早速ブラン城が見えるビュースポットへ行きたいと思います。
この橋を渡って、山の上にあるらしいんですけどね…
なんか思ってたよりすごい険しいんですよ。
見てこの傾斜。
いや~30分くらい登ったんですけどね、想像以上に傾斜やばくって、私これ以上登ったらまじでころげ落ちて下ることになるのでは?と思ってくだる決断をしました。何気にこの旅で一番の英断だったと思います。あと残り少しだったんですけど、ほんと急だったもんで。
しかも見えた景色がこれ
頂上に行っても大したことなかったんじゃないかと思うことにしてます。
下山中にまだましなのが見れました。
そして下山後、登山口から見たお城がこれ。
あれ??最初からここでよかったのでは???
なんか無駄に登ってころげ落ちて終わりました。
近くに教会がふたつほどあるみたいなのでそちらに行ってみます。
どちらも中には入れず、あと周りに犬がうろうろしてたので怖かったです。
近くには謎の木の像がありました。なんなんでしょうね。
そんなに指が長いとピアノお得意でしょう、いいですわね。
あごの長い翁
まあこんな感じです。城を遠くに見ながら歩き回るだけでも楽しいもんです。
ちなみに幹線道路できつねが車に轢かれていて、かなり時間のたったであろう死体があったのですが…やっぱきつねいるんですね。登ってるとき、熊とかいないかなってちょっと不安になりましたもの。
城の前です。なんだか非常に俗っぽいですね。
やっぱり入らなくてよかったと思いますわ。
こんな感じでさらりと見学してブラショフに戻りました。
で、バスターミナルで今夜のモルドバ・キシナウ行の夜行バスがあるかバスターミナルのおばちゃんに確認し、「21時にあるわよ!予約したい?」というので「したい!」と言うと現金のみしか使えないようでATMの場所を聞いてお金をおろしてきました。
「お金おろしてきたよ~!キシナウ1枚!」というと「お金は直接ドライバーに払ってね」と言われました。おいばばあ。
ちなみに50レイ札です。かっこよくない?
ばばあにだまされたところで宿にいったん帰ります。
バスターミナルから宿に帰るのに市バスに乗る必要があるのですが、チケットを持っていません。ブラショフに来た時、鉄道駅で市バスのチケットを1枚買って、1枚買ったらそれが2回分だったんですよね。で、駅→宿と今朝の宿→バスターミナルで2回使ってしまったので、もう1度券を買わなければならないのですが、、、
駅には窓口があったのですが今回はどうすればいいのかわからなかったので、先ほどのばあさんに使用済みの券を見せて、「これってどこで買えるの?」と聞いたら「ドライバーから直接帰るわよ!バスの中で!」というので、自分の乗りたいバスが来てから乗り込んで「チケット1枚!」と運転手に言うと「ごめん、ノーチケット」と言われてしまいました。
え・・・チケットは打刻式なので正直無くても乗れるのですが、もしチケットちゃんと買ってるか検査みたいな抜き打ちチェックが入ったら罰金を払わなければならないので降りることに。
寒い中しばらく待って、また乗りたい番号のバスが来たので「チケット1枚!」というと「ノーチケット」と言われ、でもバスは走り出してしまいました。もう外も暗くて寒いし待つのも嫌だったのでチケットはあとでどっかで買えばいいや無賃乗車したろと思って外を観察していたら、どうやらバス乗り場にちゃんとチケット売り場があるみたいですね。キオスクみたいなやつ。ただ私がバスを待っていた乗り場にこんな売り場あったかしら…記憶は定かではないんですけども。
宿の最寄りのバス停でバスを降り、ちゃんとチケットを購入しました。打刻してないけど金払えばいいでしょ。で、wifi繋がってから調べたところ「バスチケットは車内では買えないので必ず窓口で買うようにしましょう!」とのこと。おいばばあ。
同じばばあに二度騙されました。しかも英語が出来なくて私が誤解していたとかではなく普通に喋れましたからね。ふん、ばーかばーか。
というわけで宿で時間を潰してから再度バスターミナルへ。
あまり大きなバスターミナルではないんですけども、待合室こんなんでした。
真っ暗・・・。
寒いので外で待つ選択肢はないんですけどね。お姉ちゃんも1人入ってきたからいいでしょう。
夜ご飯ように残しておいたお金があったのですが見事に軽食屋はすべて閉まっていたのでコンビニで適当にお菓子を買ってお金を使い切りました。
お姉ちゃんもいなくなった暗闇の中で1人ぽりぽりポテチを食べて居たら何やら怒り狂ったおっさんが入ってきてかなり不穏な空気に。何やら一人で歩き回り、私に気が付いて怒鳴っております。しまいには3連結椅子をガラガラと引っ張ってきて窓の近くに置き荷物をぶん投げ更に怒っていたので私も怖くなり、「ごめんなさいルーマニア語わかりませんごめんなさい」とたくさんペコペコしました。ペコペコしたのもよくわからないくらい真っ暗だったんですけど。
かなり怖かったので待合室から出ようとしたらやだ最悪、犬がいるわ。
最悪です、中には怒り狂った親父、外には吠えまくってる犬。どっちもわりとというか結構怖いです。
親父「ブラン?!」
私「ノーブラン!!(誰がこんなくらい時間にブラン城いくか!)」
親父「■☆※?~〇▽!(おいお前どこ行く?!)」
私「ポテトチップス!(ゴミを捨てるだけです!)」
と答えてる間に吠えてる犬がドアの少し離れたところにいったので外に出ました。
親父もびっくりしたでしょうね、ポテトチップス!って。私も何言ってんだろうなと思いました。
5分くらいしたらちょうどバスが来たので良かったです。
久しぶりの昼間の鉄道移動
本日はブカレストの北にありますブラショフに鉄道で向かいたいと思います。
てなわけでブカレストからブラショフに行く鉄道は1時間に1本くらいは出てるみたいなんですが10時20分の鉄道に乗ってやろうということで9時半過ぎ頃に鉄道駅に到着いたしました。
ほいでチケット売り場に言って券売機で買おうとしたんですけど10時20分のチケットが売ってなくてですね…そんなわけないだろうと思って窓口に言っておばちゃんに「ブラショフ、10時20分」と言ったら「ディファレント カンパニー」と言われてしまいました。
え、便によっては違う鉄道会社っていうか違う運営会社なの?そんなことある?
というわけでそういえばネットで見た人は違う窓口で買ってたなと思い出し、外観を覚えてたのでなんだか赤い看板の出てるチケット窓口へ行き「ブラショフ、10時20分」というと「列車の中で買えるわよ~」とのことでした。ああそうなの…なんかめんどくさいね…
というわけで何も買わずに乗ってドキドキソワソワしてたらちゃんと発車後におばちゃんがまわってきてチケット売ってくれました。鈍行ならもっと安いんですがこれ特急だったみたいでちょっと高かったですが、まあいいです。
車内は綺麗で快適。
というわけであっというまの約3時間でブラショフに到着です。
駅から旧市街まではバスに乗って15分ほど移動です。
あらずいぶん可愛らしい街ですこと!
というわけで早速宿にチェックインして荷物を置いて散策です。
え、山の上にブラショフって書いてる…この書き方は…
広場です。人が多くてかなり賑わってます。
こんな糞寒いのにみんなよく外でご飯とか食べますわよね。私なら中でぬくぬくしたいです。ほんとヨーロッパってテラス席大好きだよね。
そして広場でそれなりに賑わいを見せていますがクリスマスツリーもできればもう少し飾り付けてほしいところです。夜になったらライトアップとかするのかしら。夜は暗くて寒いので外には出ませんけれども。
黒の教会。なにやら有名みたいです。でも中入るの有料だったんですよね。私、あまり有料の教会は信用してませんのよ。まあ入ったんですけど内部は写真撮影禁止でした。結構価値のありそうな絵が描かれた板?がその辺にバーンと置かれててこれ大丈夫なのかしらと心配になりました。
こういう目みたいな窓好きです。入ってくるのはせいぜい西陽かしらね。
地震があったら一発で崩れそうなゆがんだ屋根の家。廃墟ですね…。
久しぶりに見た気がします、筋トレ公園。
ブラショフはもっと小さな街かと思っていたんですが結構大きい街みたいですね。
旧市街も観光客でそれなりに賑わっていますが、駅から旧市街の間も結構な都会…いや都会とは言えないかもしれないけど立派な街でした。
雲一つない快晴だと歩いてるだけで気持ちが良いです。なんだか嬉しくなっちゃってにやにやしながら歩いてました。
またもクリスマスツリーがありましたが後ろの建物の絵のほうがインパクト強いです。
謎の牛と愛でる娘
あっ!出てこい!
そこらへんを歩き回って、スーパーに寄ってポテトサラダと翌日の朝ご飯を買って帰宅しました。
明日も晴れますように。
行かなくていいかと思ったけどやっぱり行ったブカレストに行った結果
ブルガリアの首都ソフィアからルーマニアの首都ブカレストに来ました~。
ひ、ひいいいいいいいい。
雪が…!!ついに…!!
いやあなんか寒いなと思ったんですよそろそろ降るかなとは思ってたんですが、降るかなっていうか朝起きたら降ってるところに運ばれてるかなっていいますか。ついに来てしまったようです降ってるところに。ちなみに車にルーマニアって書いたのは私じゃないですよさすがに人様の車にそんなことしません。
バス降りて、待合室で時間を潰し、歯をガタガタ言わせながらメトロへ向かいます。ちなみに買ったばかりの手袋はさっそく出番ですが手袋履いてすぐ自分のカバンのマジックテープを触ってしまったのでもうなんかホヤホヤしてます。畜生め。
ブカレストはなんか治安がよろしくないみたいなのをネットで見たんで、そんなに見どころも多くなさそうだし飛ばしてもいいかな~ってちょっと思ったんですが…気を付けてれば問題ないと実際行った方からアドバイス貰いましたんで、まあソフィアからそれ以上遠いとこ行くのもなんかルート考えるのめんどかったので結局ブカレストに1泊することにしました。
ヨーロッパでいうとメトロはスリの巣窟だと思われまして私もびびりまくってたんですがさすがに朝早すぎてスカスカなんで全然平気でした。落書きもないしね。アテネのメトロのほうがよっぽど怖かったです。
宿の最寄り駅まで行って、住宅街を歩いていたらそこらへんのおばちゃんが現地語でなにやら話しかけてきたので???って顔をすると嬉しそうに「ホテル!ホテル!」と教えてくれました。こんな住宅街を外国人が歩いてたらねえ、あそこの宿行くんだろうなってわかるんでしょうね。現地人とのこういう些細なやりとりは結構好きです。お礼を言って手を振ってお別れ。
宿に入って、部屋には入れないのでちょっと共有スペースで仮眠をとってお出かけです。天気は相変わらず悪いです。
「国民の館」というところに来てみました。なんだかこれ床面積が世界で二番目に広いそうですよ。一位はペンタゴン。ペンタゴンってそんなでかいんだね。
議事堂らしいですよ。中に展示?もしてたけど入りませんでした。これはたぶん外観を楽しむものだと、思う。たぶん。
外には公園が。これ遊具なんですけどなんか凝ってますね。
「国民の館」から街の中心部へ向かう道、なんか…サイレントヒルみたいですね。
ちなみにここでなんだかやばそうな若者が座っていたのでそっち見ないように前を向いて歩いていると「Are you China?」と声をかけてきたので聞こえぬふりして通過しました。
教会にやってきました。
一応旧市街の中心部にあるものなのですが、歩いてる人も少ないし中もおばちゃんが掃除していてちょっと寂しいな…
もう1つ近くにあった教会。規模は小さいですがこちらはずいぶん賑わっております。柱の装飾なんかも珍しい感じ。
寒いのによう咲きよる…。
で、この近くになんだか世界一美しい本屋さんだかってのがあるみたいなのでそこに行こうと思ったんですが、ちょっとすぐ近くになにかわからないけど立派そうな建物が見えてたんでそっちに歩いて行ってみることに。
あれ。
で、このホコ天の道をいつも通りすみっこを歩いてたわけですよ。そしたら後ろから足音が聞こえたもんで、私のこと抜かすのかな?と思って隅っこ歩いてたんですが中央のほうへ進路変更したんですね、私が。
でもなんかまだ足音が聞こえるんで後ろ振り返ってみたら男が私のリュックに手を伸ばしてるとこでした。
あまりにもびっくりして「え?」って言ったら、向こうも立ち止まって両脇の建物とか眺めてるんですよ。で、もう1人女もいて、「どうしたの?お先どうぞ」って言ってくるわけですよ。この広い道でお先どうぞもくそもあるかってよ。お前いま何しようとした!ってでっかい声で文句でも言ってやれればいいんですけどあまりにもびっくりして声もでなかったので無言でにらみつけたらそのカップル?は小走りで引き返していきました。
ので、後ろ姿を撮影しました。
あー、ほんと気付いてよかった。まあリュックの中なにも入ってなかったんですけどね。気味悪い。あと雨降ってたのでフード被ってたから、視界が狭かったのも気づくのが遅れた要因かもしれませんね。まあでも耳は大事ですわ。
というわけですっかり気分が悪くなりましたが気になってた建物、何か特別な歴史的建物でもなかったみたいです。立派ではありましたけど。
気を取り直して本屋へ。
ふむ!こら確かにオシャレ!世界一かと言われたら怪しい気はしますがまあいいですそこは。
さて本屋を出て再度散策。
謎の銅像。
やっぱり治安がよろしくないんですかね。ちょっと危ない街に見えてきます。
謎の銅像その2
教会です。有名だったはず。なんかこの辺見どころが固まってるんですが、怪しい人が多すぎてずっとキョロキョロしてたので忘れました。
というわけで一通り見て、宿まで歩いて帰ろうかと思いましたが気味悪いので地下鉄でさっさと帰ることに…。
地下鉄降りて、ショッピングモールに寄ってついに冬用パジャマをワゴンセールから買って帰宅。買ったパジャマは裏地がついていて暖かいけどパツンパツンを通り越してぎちぎちですがまあ伸びるでしょきっと。ワンサイズしかなかったから余裕だと思ったんだけど…。
雨の中の駆け足観光
本日の夜行でブルガリアを抜け、ルーマニアへ向かうので急いで観光しなければなりません。
宿の同じ部屋でお姉さんと二人っきりの二日間だったのですが昨日の夜初めて言葉を交わしましたが現地人だったみたいです。どうやら働いてる日はここに泊まって、土日?休みの日?は家に帰ってるみたい。首都の宿にはなんかそういう人多いです。お姉さんは朝早く起きて夜戻ってくるのでちゃんとしたお仕事ですが、いわゆるノマドワーカー的な人もいるし、、いくら安上がりとは言え落ち着いた自分の空間ほしくないのかな。と、落ち着かなかろうが数日で居をうつす私が言うのもおかしな話ですが。
で、そのお姉さんはソフィアから200㎞くらい東にあるプロブディフというわりと大きな街の出身のようで、次に行くとこ決めてないなら来るといいわよ~良い場所よ、とお勧めしてくれました。私はもうルーマニア行のバスチケットを買っていたのですが、なんだかブルガリア人の彼女にブルガリアはソフィアしか行かずに次の国に抜けますなんていうのも気の毒で、うーん考えとく、と適当に濁して寝ました。今日朝起きたらお姉さんはもうチェックアウトしていてよかったです。
というわけで最強大雨の中観光してきました。以上です。
こんな雑なブログ今までありましたでしょうか。
あ、一つだけ言うなら宿の近くから温泉が出てました。触ってみたら暖かいので雨でガチガチだった私はもうよっぽどガムテで栓して入ってやろうかと思いました。
仕事帰りの姉ちゃんもカバンからタンブラーだしてお湯を入れ、そこらの親父も5リットルペットボトルくらいのでっかいの3本くらい用意してホームレスっぽい人も顔洗ってました。というわけで私も夜にバスターミナルに向かう時ここによって1.5ℓのボトルに詰めてほくほくです。飲めるでしょ。
あとは今日やっと手袋を買いました。ブルガリアのお金があまりそうだったので。ぺらぺらのとフカフカの、ちょっと迷いましたがバザールのババアの熱い商魂に負けフカフカを買ったら一気にお金がなくなりました。でもいいのです、暖かいから。
バスターミナルでは国際バスターミナルはかなり小さそうだったので、隣の鉄道駅で時間を潰しました。ホームレスもかなりお世話になっているようで、なんだか彼女らが動くたびにものすごい匂いが…場所取りに失敗。とはいっても5,6mは離れてるんですがね、匂いの伝わり方ってすごいね。
駅の中もそこそこ寒かったのですが、ホームレスがすっごい小さいネコチャンを抱っこして寝てたので私も欲しい…私のほうが体臭はそこまで強くないってかなんか最近バックパックからにんにくの香りが溢れんばかりだから食欲そそる匂いするよ、ネコチャンこっちこない?と念力を送りましたが伝わりませんでした。ニンニクジップロックにいれてるんですがどうにかなりませんかこれ。
余った最後のお金でトイレと寒波じいさんのコーラ。
時間が近づいてきたのでバスターミナルへ移動。トルコのメトロ社のバスが。ブルガリアにもあるんですね。っていうかブルガリアって書いてるからトルコとは似てるだけで違うのかな?
というわけで…
さよならソフィア。FlixBusよく利用してるから「あなたに座席をプレゼント♪」みたいな感じで初めて勝手に座席指定されたからこりゃ快適に寝てやるぜと思ったら結局満席で全く恩恵を受けられずなんなら乗客が何故かほとんど若い女ばかりで全く寝れなさそうだけど、とりあえずこんなバスでブルガリアを去ります。
そういえばブルガリアでヨーグルト食べてない
11月20日
朝無事にソフィアに到着するも雨が降っているうえに真っ暗。またちょっと北上したので寒いです。
ここまでの流れ
我ながらこの一筆書きにはうっとりします。陸路万歳です。
はい、明るくなるまでバスターミナルに座り込んでうとうとしました。雨はやまなさそうだったのでとりあえず両替所に行って両替だけして宿に向かうことに。
そいうえばブルガリアの通貨はレフです。聞き覚えがないうえに、複数形になるとレヴァになるそうです。
1レフ=約61円
10レヴァ=約610円
うわあ…なんでこういうことするんでしょうね。統一してほしいもんです。まあ生活で使うとしたらレヴァになるんでしょうけど。
なんだかソフィアも建物が暗めの色で、あんまり明るい印象を受けませんねえ。
宿について共有スペースのソファでがっつり寝かせてもらい、それでも雨はやまずに強くなる一方。
ちょっと宿の近くをカッパきて散策したけれど1時間ほどで帰宅。今日は休養日ですね。適当に買ったこれ、黄色いほうが生焼けの味がして案の定お腹が緩くなりましたとさ。
11月21日
ソフィアから日帰りで遠出しようかと思います。今日は天気に恵まれ…とはいいませんが、ぎりぎり雨は降ってないので少し早起きしてお出かけ。
目的地行のバスが出ているバスターミナルに行って、10時20分のバスまでまだ時間があったのでホットドッグを頼んだら芋爆弾みたいなのがきました。どうしてこうなった…おかげで朝からお腹パンパン。
今日の目的地はリラ修道院。世界遺産なのですがそこに行く直行便が1日1本しかないそうで、しかもこの時期だからなのかバンでした。地元の人も乗せ満員で出発。
バスはソフィアを出て丘陵地帯を走りまずはリラの町へ。
最近宿と教会を行ったり来たりで行動がドラクエっぽくなってきた…。
リラの町、天気のせいかあまり人もおらず暗い雰囲気が漂っていました。
ここで30分ほど休憩した後さらに山奥のリラ修道院へ。10時20分にソフィアを出て到着は1時頃でした。
門?外から見ても立派ですね。早速中へ。
お~!こらすごい!なんか私のカメラの腕であんまりすごさ伝わりませんが教会は色鮮やかでずいぶんきれいです。周りを取り囲む修道院もずいぶん立派ねこれ。
早速見学したいところですが、同じバンで来た人たちがわちゃわちゃ写真を撮ってるので一旦修道院を出て外にある小さな教会へ。
一旦出口を出たら犬が…犬は修道院入れないの?
こんな道をくだって
川のほとりを歩いて
苔の観察して
到着。
一応敷地内は見たんですけど中には入れず。修道士さんたちのお墓が並んでました。
修道院に戻ります。さっきの出口のゲート?にもこれ…なんていうんでしょう。フレスコ画?これは違うか。
なんか見たことあるような
肝心の敷地内
修道院内にはリラの歴史は博物館もあったので見物。中は写真撮影禁止だったので何も撮れませんでしたけど、版画の印刷機のような展示があっておもしろかったです。大学生のとき習ったなあ。
修道院はお花とか植えられてるからいいよね。
そして修道院には欠かせないこやつら。
君はミル姉じゃないね、微妙に違うね。
みんなかわいいんだから…。
あ、肝心の教会。
すーごいド派手。でも中はこれ以上です。写真撮りたかったなあ。
まあ私はこういうド派手なのよりシンプルというか武骨な教会のほうが好きなんですけど…アルメニア教会のような…。
これはこれでもちろん立派ですがね。
というわけでたんまり楽しんで、同じバンに乗ってソフィアに戻りましたとさ。
ご飯は作るのだるかったので宿の隣のイタリアンに入ったら思ったより高くてびっくりしました。カルボナーラ美味しかったけど、店員さんにお釣りちょろまかされたのが腹立たしいです。
やっぱりオフリド好き!
さてさて今日は16時のバスでオフリドからスコピエに戻るのでそれまで街を散策です。
ちなみに部屋が寒すぎて全然眠れませんでした。わたくし未だに夏用のパジャマしか持ってないのです。ペラッペラのリラコを履いて寝てるのでそろそろどっかで冬用パジャマを買わなければ…。
というわけで早速オフリド湖にきてみました。
オフリド湖はなにやらヨーロッパ最古の湖でかつ一番深い湖だそうですよ。湖なのに最古って言われてもピンと来ませんし、なんか古いってのは知ってましたけど宿の親父曰く深さも一番だとか。ちなみに湖の向こう側はアルバニアです。
写真じゃわかりにくいかと思いますがまあまあ水は綺麗。ちっさい魚もたくさんいました。
しばらくこの湖のほとりのベンチでボケーっとしてたんですけど、こんな時期でも意外と観光客が多そうです。顔だけじゃどこの国かわかりませんがヨーロッパ系の顔の人に英語を話すガイドなんかついちゃったりして。ガイドが大きな声で「ああ、あそこに中国人がいるよ!僕らもここで休もうか!」なんて言ったときにはちょっといらっときましたけども。
この銅像、後ろのおっさんが前のおっさんに何かを指摘?しているのか、おっさん二人で紙芝居的なことをしてるのか。本の角度と持ち方のせいでなにをしてるのかよくわかりません。
では湖のほとりの公園はなんか視線が痛いのでまた旧市街のほうをうろうろしようと思います。
ヨーロッパにこの手の道は多いのですが、道が出来ていてあとから家を建てたんでしょうか、それとも家をこう建てたから道になった?
赤い車に乗っかるネコチャン
教会がありました
が、そこらへんにいるネコチャンに夢中になってしまいます。
ベラト同様ずいぶん窓が多いですね。
そして気付いたらずいぶん上まで登ってきたみたいです。
うーん、天気がよろしくない。オフリドと言えば、的なスポットを昨日行かず今日に残しておいたんですが、昨日言っておいたほうがよかったかなー。
とりあえずそこに行くまでに適当に歩いていくんですが、湖のすぐそばに家が建ってたりもします。舟屋もありそうだ。
目指していた教会が見えてきました。
なんか教会の周りに湖だとかさっきの教会だとかでちょこちょこ会ってた学生?の集団が居たので、あんまり近寄りたくないと思い植物とか見てました。これなんですか?
しばらく一人で植物とか観察して学生たちが居なくなった段階でビュースポットへ。
うん、少し逆光だけどだいぶ天気もよくなってきた!
ここにちょうどベンチがありましたのでここで景色を眺めながら靴と靴下を脱いで足をぼりぼりかいてました。でもかゆみはだいぶおさまってきてるので水虫じゃなくて蚊かなやっぱり。
気が済むまで足をかいたのでこのまま下におりずにこの道を上に上がっていくことに。
林の中を歩くのはなんとも気持ちいいんですが、なんだかガサガサ音がする…
リスだ!
躍動感溢れまくっております。いいなあここでキャンプとかしたら絶対楽しい。
これは干からびてるけどブルーベリー?
またリス!今度は上手く撮れた!
林も終盤に差し掛かり、もう少しで昨日訪れた要塞へ続く道に出るというところでまたなにか音が…。
こ、これはテレビとかで聞いたことあるけどまさか…耳をすまして音のするほうに体を反転させて目をこらしてみるとキツツキがいました。初めて見た~!
ただ私の足音で逃げてしまい写真は撮れず。残念。
いいな~ネコもリスもキツツキもいるんだよこの街~最高じゃん~!
あと、また変な植物。
再び住宅街に戻ります。
昨日は気付きませんでしたが、昨日歩いた場所のすぐ近くにシアターが。
また学生たちに再会。私もうあなた達に会いたくないわ…
あとこちら。昨日会ったのとは別の子だと思いますがまたワンの子だと思われるネコチャン。ピントが塀にあってるけど目の色はわかりやすくでてます。
ふてぶてしいコンビ。ていうか猫って尻尾太いよね、かわいい。
丸いし。
これも住宅の下が通路になってるおうちですが、大丈夫なんでしょうか…心なしか床とかひのってる気がしますけども。
オフリド最後のネコチャン。ありがと、楽しかったですわ。
というわけでそこらで昼夜兼用のハンバーガーを食べて、宿に荷物を回収しに行きました。
宿に戻ると新しいお客さんがいて廊下でアジア人のおばちゃんとすれ違ったのですが
中国人「日本人かい?(中国語)」
私「私は日本人です(中国語)」
両者「・・・ワハハ!!」
という会話をしました。このおばちゃん英語喋れたので、日本人だと思うなら英語で聞きなさいよと思うのですが平気で中国語をぶっぱなしてくる中国人はやっぱりおもしろいです。
16時スコピエ行。がらがらで出発。
再度スコピエバスターミナル。出発ゲートのすぐそばにもカジノ。規模は小さいんでしょうが、中どんなんなんだろ?ちょっと気になります。やりませんけど。
あとはここのバスターミナルであまりにも暇すぎて、飛んでた鍵付きwifiのパスワードを一発で当ててしまうというよくわからない運を使ってしまいました。実は今まで何度かやってみようと試したことあるけど当てたの初めてです。
というわけで23:59という謎時間発のブルガリアのソフィア行へ乗車!おやすみなさーい。