カランバカで悶え死ぬ

今日はアテネからカランバカというギリシャ北部の街へ移動します。

 

鉄道で向かいますよ~約4時間の旅です。昨日早速買ったチケットをもとに自分の席を探すと青年が座っておりましてね、「ここ私の席だと思うんですけど…?」とチケットを見せたらああそうだねとよけてくれ、隣の席のおばさんもわざわざ確認してくれ「あなたここで合ってるわよ!」とのこと。出発間近になりみんな席に着いてもその青年ともう一人お友達?が席が見つからず困惑していたので私間違ってないよなと不安になるも、なんと間違ってたのは隣のおばちゃんでした。なんか確信犯っぽいな…。

 

うとうとしていたらあっという間にカランバカに到着。ここは一大観光地で、実際アテネの駅から乗り込んだ時はスーツケースやら大きい荷物をもった観光客であろう人たちがたくさん乗っていたのにひとつふたつ手前の駅で徐々にみんな降りて行ったので大変不安になりました。(最初とは別の)おばさんが「カランバカは最後の駅だからまだ乗ってて大丈夫よ、そしてこの電車は折り返して、最後にはアテネに着くからね」と、私がまるで寝過ごしても知らない場所に行くわけではないから大丈夫よと言わんばかりのことをいいます。寝ません。

にしてもギリシャの人はなんだかみんな感じがいいです。アテネの街の雰囲気は写真の通り悪かったけど、店員さんとかそこらへんの人とかわりと親切?というかにっこり微笑んでくれる感じです。

 

で、カランバカ到着。

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すげー!!!なんじゃこりゃー!!!

 

ここは岩壁の上に建つ修道院世界遺産に登録されていて、奇岩と修道院をメテオラ修道院群というそうです。通称メテオラ。みんなこれを見にくるのですね~。私はカランバカに着いたのがお昼だったので、修道院は明日ゆっくりみてまわるとして今日は街の散策をすることに。

宿のおばちゃんが優しくもなんだかやかましい人でとりあえず教会を見に行けと言うので来てみました、が、うーん。いや、小さくて味があるけど中も鍵がかかって見れないし…まあでもこういう規模というかこの地域に根付いてる感じの教会は貴重かもしれません。

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こちらは挙式中で、近づけませんでした。一番綺麗そうだったけど。

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大好きな黒猫が転がってるかと思いきやこれは犬でした。近寄ったらすっげー怖かったです。これだから犬は…。

ちなみにネコチャンで一番好きなのは黒猫の子猫です。

 

お?

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この街ネコチャン多いなあ…

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白とグレーと黄色いのもかわいいので好きです。なんでもいいです。

 

にしてもどこを撮っても絵になる街です。小さな街ですが。町ですね。

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こんな山いったいどうやったら出来るんでしょう。マグマの粘度でうんたらかんたらとはちょっと違うレベルな気がするんですけど。というか山ではないのか、奇岩か。

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チーズみたい。

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赤い屋根の家がかわいいですね。ヨーロッパに来た感じがする。

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こやつは強そうな顔して、ものすごい人懐っこいネコチャンでした。この後しばらくついてきたな。バックパックに隙間あるけど、どうする?

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チビネコチャン

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ハァ~~~、良い景色にネコチャンに囲まれてアタシ幸せです・・・

 

ギリシャまで来てもまだ電柱が木です。私の知っている電柱になるにはどこまで西に行けばいいのやら。

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どいつもこいつも無駄にでかいです。犬に用事はないんよ…

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寝る犬を横目に入った教会です。

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カランバカの教会はどこも閉まってたり、入りにくかったりしますね。どこか1つくらい入れてくれたっていいじゃないかよ~と教会の敷地を出ようとすると、

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出口の近くにわざわざ陣取りやがりました。そういうのやめれ…。

ネコチャンの写真と違って遠目からっていうあたりも私のビビり具合伝わるかと思います。

 

色々と散策を終えて宿に帰宅。部屋に戻ると先にくつろいでいた女性が明るく声をかけてくれました。イギリス人でずいぶん長いこと旅をしているみたい。シャーロットって名前もまさしくイギリス人!

シャーロット「ねえ、ギリシャワインあるからこれからみんなで飲まない?」

私「え、いいの?飲みたい!」

実は宿のスタッフだったシャーロット「グラスワイン1€、おつまみ2€になります!」

やるじゃないか。もちろん払いますけども。

長旅に疲れて宿代をタダにしてもらう代わりにここでお手伝いを色々をしてたみたいです。

そういえば北海道でも働いたことがあるみたいで、「日本語は?どうしたの?」と聞いたら「ハウスキーパーだったからどういたしましてとお辞儀でなんとかなった~!」とのことでした。ペコペコしたおしたみたいです。

 

その後宿のみんなでワインやらビールを飲み適当に盛り上がって就寝しました。