サントリーニ到着、開き直ってバカンス

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深夜2時頃、サントリーニ島へ到着しました。

写真じゃちょっとわかりにくいかもしれませんけど、町明かりがだいぶ上のほうにあるんですよね。港は断崖絶壁の下にあり、町に向かうにはどうやらこの岩山を登らなきゃいけないようです。早速想像と違うな…。

 

まあどちらにせよこんな時間に街に行ってもしかたないので開いてたカフェでバスを待つ、その前にサントリーニからアテネ行のフェリーチケットを購入しなければなりません。

港の前にブルースターフェリーの会社があり、この会社がアテネ行の深夜2時発の便があるのはネットで調査済みですのでさっそく買いに行くと、「明日はないよ。明後日の深夜2時」と言われてしまいました。

えー、宿代高いから宿泊せずに丸一日観光だけしてアテネ行こうと思ったのに…困るんですけど…

 

だからって泳いでアテネまで行けるわけもないのでチケット購入し、隣のカフェへ。24時間やってるみたいで助かりました。ただここのwifiになかなか繋げなくて、というかwifiには繋がってるはずなんだけどなぜかネットが開けなくて、私はなぜこんなみんなが幸せな気持ちでやってくる地球の楽園みたいな場所で一人追い込まれてるんだ…という状況でございます。

 

ネットにつながらないもんは仕方ないのでこやつと朝を待つ。

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ずーっと猫と遊んでいたら

店「ところで何時のフェリーに乗るの?」

私「違う、今来たの…朝を待ってる…」

店「あ、そう…」

とあきれられてしまいました。同じフェリーから来た人たちはとっくに送迎バスやらタクシーで全員消えてしまったのです。

 

とちゅう店員さんがwifiの電源を入れなおしてくれて無事ネットに繋がるようになり、宿をどうしようか頭から煙を出しながら悩んでいたら新たなフェリーの時間にあわせてやってきた客引きの親父に声をかけられ、「30€でどう?」とか言うもんだから「無理…」と悲壮感を漂わせて返しておきました。

 

結局街に向かうバスは10時半にくるとのことでしたがバスは現れず、乗り合いバン(5€)でフィラという街のターミナルまで。

どうやら私以外にもバスを待っていた人たちはいたようで、違うカフェとかターミナルに寝てたみたいです。トルコのパムッカレでたまたま同じ宿だった日本人の女の子がいたので声をかけて発覚したことです。

 

というわけで宿。

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えらく立派でしょう。ベッドが病院に見えますけど。1泊22€でした。

ドミもあったんですけど1泊15€以上するし、なんかもう開き直って満喫しようかなと思いまして。Tシャツやけやらサンダルやけがひどいので解消しようと水着になってプールサイドに寝転がってぼんやり過ごしました。2時間くらい寝っ転がって終えましたが焼きが足りなかったようで腕から肩にかけてなんかグラデーションカラーになって終わりました。まあ一番深刻なのは腕ではなくて首の日焼けなんですけど。首だけ黒いのどうしようかな…。

 

あとは洗濯です。日中は暖かいけど朝夜はもう寒くて、なかなか洗濯物が乾かない毎日です。ここは外に干す場所があったので思い切ってズボンも洗うことに。日差しが強いからまあなんとかなるはず。

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宿はペリッサというエリアにあり、フィラの街からバスで約30分。フィラはサントリーニ島の中心部でお土産物屋さんやレストランが立ち並んでいてなかなか騒がしいですが、ペリッサは離れているぶんかなり静かです。ちょっと不便かとは思うけどのんびり過ごすなら断然こちらのエリアのほうが良いと思います。朝どころか昼まで港で過ごしてた超短期滞在の私が言うアドバイスがあてになるかはわかりませんが。

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宿近くのパン屋。

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ピザとアップルケーキを買って、今日は気合をいれて引きこもるぞー!

実際のところはペリッサに(というか宿の近場に)レストランがなかった、物価が高い、というところです。サントリーニにぎゃふんと言わされてます。ぎゃふん。

 

明日は深夜のフェリー(日付的には明後日)までちゃんと観光します。