マンダレー観光と嫌いになれないミャンマー人

今日はマンダレー観光です!

マンダレー観光といっても見どころは市外に点在していたり、一人ではちょっとまわりにくかったりするので宿から歩けるマンダレーヒルに行ってきました。

 

宿とマンダレーヒルの間には城壁でぐるっと囲まれた王宮があるので、王宮沿いを散歩しながら向かいます。 

 

道も複雑じゃないし余裕だろ、と思っていたら王宮沿いはのどかで良かったですけど景色が変わらないので若干飽きました。あと4kmちょいかなとおもっていたら6km以上あったみたいです。

 

突如現る鳩の大群

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で、直でマンダレーヒルに行っちゃってもよかったのですが、その手前に動物園があったので寄ってみることにしました。入場料2000K(約150円)で、園内はそこそこ広いです。

ほとんどの動物にエサをあげることができるので、近づくと寄ってくる動物ばかりでした。

 

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日本の動物園より人間と動物との距離がかなり近いです。

あとはエサをもらうためにハーモニカを吹く象だったり、もう1頭の象のおしりの穴に鼻をつっこむ象などがいました。誰ですかそんな芸を教えた人は。

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私のお目当ての動物は亀だったのですが、園内の一番隅っこに追いやられ、これ誰も気づかないのでは?みたいな場所に配置されていた挙句、池で全員気持ちよさそうに大量の亀が日向ぼっこしていたのに、私が音もたてずに近づくとまるでドミノ倒しのようにほとんどの亀が池の中に落ちていきました。だからここ客こないんですよ、頑張りなさいあなた達。

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池の淵に残ったわずかな亀たち。本当はびっしりいました。

 

1時間ほどまわり、大満足です。マンダレーヒルに向かう前に園内の休憩所でジュースを飲もうと思い、スプライトを1本注文します。

1000Kだよ、と同じ歳か少し若いくらいの店員さんに言われます。冷蔵庫にはコーラ500、ファンタみたいな炭酸飲料500と数字が書いています。500じゃないの?と聞いたら「1000だよ」と。まあ確かにスプライトの値段はどこにも書いていないし、バガンで入ったちょっと洒落たレストランでもスプライトは1000Kしましたが、、コーラが500でスプライトが倍ってあります?でも園内価格だから1000Kでいいのか??なんて疑い始めてしまいなんとなく悲しい気持ちでスプライトを飲みます。

 

こういうの嫌だなあともやもやしながらマンダレーヒルへ。

相変わらず敷地内は土足厳禁で、裸足になり頂上を目指します。基本は屋根付き階段を登りますがたまに一般道に出たり、ちょっとした道路も歩きます。

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こんな階段を延々登ります。50分ほど登り上まで着きました。

 

マンダレー市内

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景色は悪かないけど、ちょっと空気が汚れていて澄んではいないです。

 

階段が一か所工事中で、外を歩かなければいけなかったのですが、ちいさな木の実みたいなのも落ちていて痛いし、なにより道が暑すぎてひいひい言いながら走っていたら現地のおばさんに笑われてしまいました。「ここでは履いていいのよ」と言わんばかりのどや顔でサンダルを履いて歩いてきます。先に言ってもらえますか…。

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ミャンマーに入り、だいたいは靴下も許されず素足で観光なのでだいぶ足の裏も鍛えられたと思っていたのですが、まだまだなようです。最後には結構足の裏痛かったです。念のためきったねー足の裏の写真もどうぞ。

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帰りはまたスプライトの件を思い出し、試しにそのへんの売店で水を注文し、動物園内にあった同じコーラの冷蔵庫で、冷蔵庫に書いてあった数字通りの金額を渡すとそれでOKでした。やっぱりあの数字は値段だよなあ~と思いまた悲しくなります。

6km歩いて帰るかと肩を落として歩いていると一人バイタクのおっちゃんが話しかけてきました。1500Kでどう?と。その値段が適正なのかそうでないのかはわかりませんが、100円ちょいだしまあいいか…と乗ります。

バイクで進み始めてすぐ、おっちゃんが急にバイクをとめ2分待ってて!とどこかへ行ってしまいました。ガソリンでも買っているのかと思って待っているとおっちゃんが冷えた水のペットボトルを持ってきて、「暑いからのみな!」と渡してくれました。ホステルもすぐだし、いらないよと突き返すも飲んでの一点張りです。降りた後にへんな請求されたらどうしよう、バイタクなんて乗らなければよかったかなとまた色々考えながら約10分。

結局ホステルに送り届けてもらい、何かしら請求されるかと思ってましたが特に何もありませんでした。翌日の営業をちょっとされたくらいで、それもしつこくなくて明日も楽しんでね!と言っておっちゃんは颯爽と帰っていきました。

 

ただの親切な人だった…。疑ってすいませんと心の中で謝り、ミャンマー人は優しいからこそぼったくりに遭うと悲しくなります。フィリピン人相手だと怒り狂っちゃうんですけど。

 

その後は同郷の方と夜ご飯です。

ミャンマーに入って同じルートでマンダレーまで北上してきましたが、ここからはまったく別のルートになるのでお別れ会をしてきました。

マンダレーヒル登ってるあたりからビールが頭を離れなかったのですが、国的にビールを売らない日だかなんだかでビールにありつけず、結局ミャンマーカレーを食べました。

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油たっぷりミャンマーカレー、想像よりすごく美味しかったです。

 

お互い経験値をあげて、またどこかで再会しましょう!