キリングフィールドとベトナム縦断作戦会議
昨日はキリングフィールドへ行って参りました。
一昨日行ったトゥールスレンは無実の人々が拷問された場所、今回訪れたのはトゥールスレンで拷問されやっていない罪を自白させられた人たちが連れてこれられた処刑場にあたります。
「キリングフィールド」というのはカンボジア国内に約300箇所ほどあるそうですが、行ったのはプノンペンから南に十数㎞に位置するチュンエク村にあるキリングフィールドです。
今回もオーディオガイドを借りてまわります。あまりにも惨い処刑の仕方…
興味のある方は是非調べてみてください。行った人のブログとかたくさん出てきます。
オーディオガイドの解説がなければ、草木があって池もあってのどかな広場にしか見えないですが…
慰霊碑
1つ不満があったのは、ツアーです。
キリングフィールドは街から離れているためツアーに申し込むか自分でトゥクトゥクを交渉して行くしかありません。(自転車で行ったという猛者を見つけてしまいましたが)
トゥクトゥク交渉めんどくさかったし、キリングフィールドだけなら10$というツアーがあったのでそれに申し込んでいったら、滞在時間が1時間20分位でした。ガイド曰くオーディオは1時間10分だそうで、残念ながら全部聞けませんでした。9割くらいは聞いたけど。
普通トゥールスレンとキリングフィールドでセットで15$のツアーみたいで、私は後半から参加した形になりますがツアーの簡単なタイムスケジュールを見たら、たぶんツアーに参加してたらトゥールスレンのほうもオーディオ全然聞けないと思います。
目で見るだけではなくてオーディオ聞いてなんぼな場所でもあると思うので、よほど時間がない人を除きツアー参加はおすすめしません。この手のバスたくさん見たので色んなホテルから出てると思います。
あっという間にホテルに戻り、ボートチケットを探す旅に出ました。
というのも明日からベトナムINするのですが、バスでサクッとホーチミンに向かおうと思っていたのですが、ボートで国境越えもできるそうなのです。メコンデルタも面白そうだしボートで国境を越えそのままカントーというメコンデルタ最大の都市まで行こうと計画したのですが、結論からいうと断念しました。てへぺろ。
プノンペンからベトナム側の国境の街チャウドックまでボートで行き、そこからバスでカントーまで…という方法を思い描いていたんですが、プノンペン→チャウドック便は1日1便だけしか出てないそうです。ホテル近くのツアー会社曰く12時半発、リバーサイド近くのツアー会社曰く12時発。この微妙な差はピックアップの時間でしょうかね。よくわかりませんけど、1社だけみたいです。
チャウドックまでは5~6時間だそうで、チャウドックからカントーに行くバスも19時だか20時だか忘れたけどあったので(ネット予約可)行こうと思えば行けたんですけど夜遅くに着くのは嫌だし。バス停は街から遠そうだし。チャウドックに1泊して翌朝カントーというプランもありましたが、だめです。
ベトナムは縦に長すぎるのです。ノービザで15日間しかいられないうえに、GWに兄がハノイにやってくるのでそれにあわせて急いで北上しなければいけないのです。今こんなにのんびりしてるくせに。
明日頑張ってカントーに着けたところで、北上するにあたってどっか見たいところを1つ削らなきゃいけなくなる…となったので今回ボートで越境&メコンデルタを旅しよう!というロマン溢れ出るプランを泣く泣く捨てました。
いいです、ベトナムは近いのでまた来ます。まだ行ってないけど。また行ったところでボートで越境する休日トラベラーがいるのかわかりませんが。
で、今日も1日たりとも無駄にできないベトナム旅の作戦を練り、それも飽きたので日中はおでかけしてきました。わーい!最後のメコン川!風景が変わればあなたもがらりと雰囲気変わるじゃない!!
と思ったらこれはメコン川じゃありませんでした。ふん。
メコン川はあのリゾートホテルと思わしき建物の向こう側から合流してくる川です。
そういえば、プノンペンの信号はたぶん日本と同じ信号でなんだか安心します。
東南アジアの国といったら歩行者信号が青になっていても安心して渡れないのですが(直進してくる車はいないけど、左折だとか右折してくる車がすごいスピードで来る)、この信号なら気持ち安心して渡れます。ただ危険度は別に変りません。
川沿いを歩いていたら…
え、カントーまでのボートあるの???
うわあ…どっちみちカントー行は諦めたので別にもういいんですけどこの情報は知りたかったような知りたくなかったような…
カントーからチャウドックとかカントーからプノンぺン行く人は多い、というかその情報はネットでよく見たけど、逆ルートはほとんど見なかったのですよね。バスとボートの乗り継ぎにしても。ちゃんとありますから。頑張ってください。
その後はワット・プノンに行き、急に元気がなくなりぜえぜえ言いながら見学しました。
直行便の存在を知ったせいか、暑さのせいか、お腹が空いてるわけでもないのに足が進まず水を飲んでも飲んでもぜえぜえし帰りはトゥクトゥクで宿まで帰りました。
天気予報みたら38度。あれ、もしかして熱中症だったかな。ベトナム15日間を終えたら暑い暑い東南アジアも終わりなのでもう少し頑張りたいと思います。